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【ドライバー編】「ZX5 MkII(マーク2)」と「G430」の違いを比較解説【スリクソンvsピン】

ゴルフクラブ・ギア

スリクソンは「スリクソン ZX Mk II シリーズ」のドライバーを2022年11月19日に発売しました

2020年に発売した「スリクソン ZXシリーズ」の後継となります。

フルチタン構造「シームレス」とエッジをさらに丸く、厚くした「エッジレス」なヘッドによるスムーズで大きなたわみが衝撃のインパクトを生み出し、驚異のボールスピードを実現しています。

「ZXシリーズ」ドライバーは、2021年の「マスターズ」を制覇した松山英樹選手が使用していることで有名です。

今作は2代目「Mk II(マークツー)」となりました。

ヘッドは「ZX5 Mk II」「ZX5 Mk II LS」「ZX7 Mk II」の3タイプです。

・ZX5 Mk II…大きな飛距離と寛容性
・ZX5 Mk II LS…低スピンの強弾道
・ZX7 Mk II…大きな飛距離と操作性

試打レビュー・感想はこちら

「ZX5 Mk II」「ZX5 Mk II LS」「ZX7 Mk II」ドライバーの試打レビュー・感想

一方、ピンの最新モデル「G430」ドライバーが2022年11月11日に発売となりました

マットブラックのソールにアクセントカラーのライムが映えるデザイン。『激飛。快音。』のキャッチコピーが示す通り、飛距離性能と打感・打球音の向上を追求しています。

前作の「G425」(2020年モデル)の後継で、前作同様「MAX」「SFT」「LST」の3タイプです。

・MAX…直進性と最大初速の”激飛MAX”
・SFT…ドロー設計、つかまるヘッド、弾道調整機能
・LST…強弾道&低スピン

「G430」ドライバーをやさしく簡単に解説【MAX、SFT、LSTの違いとは?】

今回は、標準的モデルの「ZX5 Mk II」ドライバーと「G430」MAXドライバーの2モデルを比較してみます。

クラブを購入される際に参考になれば幸いです。

「ZX5 Mk II」ドライバーの特徴をご紹介

「ZX5 Mk II」ドライバーの特徴を説明していきます

進化した「REBOUND FRAME Mk II」

剛性の低いエリアと高いエリアを交互に配置し、反発力を向上しています。

きなたわみを生み出す「FLEX ZONE(剛性の低いエリア)」とパワーを逃さず、しっかりと受け止める「RIGID ZONE(剛性の高いエリア)」を交互に配置することで、反発性能が大きく向上し、驚異のボールスピードを実現。

フルチタン構造による効果

接合部がない「シームレス」構造により、高反発エリアが110%拡大しました。

フルチタン構造により接合部がない「シームレス」を実現

高慣性モーメントと低重心化により寛容性を実現

強度を維持しながらクラウン全体を薄肉化し、
生み出した余剰重量を最適配分することで、
高慣性モーメントと低重心設計を可能にし、寛容性を実現。

進化した反発性能

軽比重・高強度・高弾性チタン「Super-TIX® 51AF」を採用し、
インパクト時に大きなたわみを生み出す薄肉フェース。
従来モデルから中央部をさらに薄くすることでたわみが進化。

(出典:ダンロップ公式HP)

G430「MAX」ドライバーの特徴をご紹介

超極薄の反発フェース

反発力を向上しています。前作比で、中心部6%、周辺部9%薄くなりました。

超極薄の反発フェースで最大初速
進化した3つのヘッドで”激飛”

新バルジ&ロール設計

ミスヒットに強い設計です。

ミスヒット時でも、最大のキャリー&飛距離を生む
上下の打点ブレ時の飛距離ロスを抑える効果。
フェース上下のロフトを各モデル毎に最適化

快音を生み出す新サウンドリブ搭載

快音テクノロジーです。

クラウンからソールまでの形状を改良。ヘッド内部の最も振動が発生する箇所にリブを配置し、打点がブレても快音を生み出すヘッドへと進化。

各ヘッド毎に異なる新クラウンデザイン

ヘッドデザインを改良しました。

視覚的にヘッドがシャープに見えるマットブラックデザイン。

8ポジションのロフト/ライ角 調整機能で、理想の弾道へ

ロフト/ライ角の調整機能(カチャカチャ)です。

ロフトは±1度、±1.5度、ライ角はスタンダード/フラットの調整が可能。打ち出し条件を最適にすることで、最大飛距離へと導く。

激飛を実現する新設計のPING純正(標準)シャフト

シャフトラインナップも豊富です。

さらに多くのゴルファーの最大飛距離を実現するため、新スペックで設計された3種類のシャフトラインナップ。

(出典:PING公式HP)

「ZX5 Mk II」ドライバーと「G430」MAXドライバーの比較

クラブのコンセプト

「ZX5 Mk II」ドライバー

フルチタン構造だからこそ実現できた「REBOUND FRAME Mk II」がスリクソン史上最大のボールスピードを実現。
大きな飛距離と寛容性を兼ね備えたZX5 Mk II ドライバー。

「G430」MAXドライバー

高MOI*で飛距離アップ。
最大初速でMAXブレない。

「ZX5 Mk II」ドライバーは「REBOUND FRAME Mk II」によるボールスピード、大きな飛距離と寛容性を特徴としています。

一方、「G430」MAXドライバーは高初速とブレないことを特徴としています。

デザイン比較

ソール側のデザイン比較

まず「ZX5 Mk II」ドライバーはこのようなデザインです。

全体的なイメージや形状は前作を承継しています。

カラーがシルバーのデザインになりました。Mk IIのロゴが見えます。

そして、「G430」MAXドライバーはこのようなデザインです。

蛍光色の黄色がポイントです。前作から比べて少しスッキリした印象です。

上から見たヘッドの形状

まずは「ZX5 Mk II」ドライバーから、

黒を基調としたシンプルなデザインです。

そして「G430」MAXドライバーです。

形は前作とよく言似ています。コンセプトカラーの黄色を入れています。

「ZX5 Mk II」ドライバーと「G430」MAXドライバーのスペックを比較

「ZX5 Mk II」ドライバーと「G430」MAXドライバーのスペックを比較してみましょう。

複数数値がある場合は、ロフト角「10.5」、シャフトの硬さは「SR」のもの同士で比較します。

項目  「ZX5 Mk II」ドライバー 「G430」MAXドライバー
ロフト角(°) 9.5,10.5 9.0,10.5,12.0
ライ角(°) 58.5 59.5
ヘッド体積(cc) 460 460
クラブ長さ(インチ) 45.25 45.75
クラブ重さ(g) 300(SR) 302(SR)
シャフト重さ(g) 47(SR) 53(SR)
シャフトトルク 5.9 5.2
シャフト調子 中調子 先中調子
バランス D2 D2

ロフト角

ロフト角は、「ZX5 Mk II」ドライバーは9.5度、10.5度、「G430」MAXドライバーは9.0度、10.5度、12.0度が用意されています。

両者とも調整機能があります。

ライ角

ライ角は少し違います。

「ZX5 Mk II」ドライバーは58.5度です。「G430」MAXドライバーは59.5度です。

ライ角の基本に従うと「ZX5 Mk II」ドライバーは相対的にスライス軌道になりやすい、「G430」MAXドライバーはフック軌道になりやすい設定です。

ライ角とは、クラブのソールが水平になるように置いた時に、シャフトの中心線と水平な地面とが成す角のことです。この角度が大きくシャフトが立っている状態のことを「アップライト」、角度が小さくシャフトが寝た状態のことを「フラット」といいます。ライ角がアップライト(角度が大きい)であると一般的にボールがフック軌道になりやすい。また、フラットライト(角度が小さい)であるとボールがスライス軌道になりやすいという特性があります。

クラブの重さ

クラブの重量は「ZX5 Mk II」ドライバーは300g、「G430」MAXドライバーは302gです。

クラブ重量は「ZX5 Mk II」ドライバーの方が2g軽いです。

シャフトの重量は「ZX5 Mk II」ドライバーが47g、「G430」MAXドライバーは53gで、「ZX5 Mk II」ドライバーの方か6g軽いです。

シャフトは以下のもので比較しています。

スリクソン「ZX5 Mk II」ドライバー:Diamana ZX-II50(SR)

PING「G430」MAXドライバー:ALTA J CB BLACK(SR)

ヘッドとシャフトの重さはバランスにも関係してきます。バランスの部分でご紹介しますが、「ZX5 Mk II」ドライバーがD2、「G430」MAXドライバーもD2となっています。

シャフトトルク

シャフトトルクは少し違います。

「ZX5 Mk II」ドライバーは5.9、「G430」MAXドライバーは5.2となっています。

相対的に「ZX5 Mk II」ドライバーの方が安定性が高く、「G430」MAXドライバーの方が操作性が高い、ということになります。

シャフトトルクとは、一言でいえば手の動きとの連動性の度合いです。このトルクが小さいほど、手の動きに対してヘッドが敏感に反応します。逆にトルクが大きいほど、手の動きに対してヘッドの動きが鈍感になります。よく、トルクとはクルマのハンドルの遊びのようなものと言われます。要するに、自分の手がちょっと動いたらヘッドも敏感に反応するのか、ちょっとぐらい動いてもヘッドが反応しないのかということです。

シャフト調子

シャフト調子は「ZX5 Mk II」ドライバーは中調子、「G430」MAXドライバーは先中調子となっています。

「ZX5 Mk II」ドライバーは、タメも作りやすく、ヘッドもある程度走る万人向けのセッティングといえます。

「G430」MAXドライバーは、中調子よりもヘッドが走りやすく、ボールがつかまりやすいセッティングです。

シャフトの調子は、キックポイントとも呼ばれます。大きく分けて3種類あり「先調子(ロー)」、「中調子(ミドル)」、「元調子(ハイ)」があります。

先調子は、シャフトの先端側にキックポイントが設定されているシャフトです。しなるポイントがヘッドに近いため、ヘッドが走りやすくボールがつかまりやすい。ボールをつかまえたい、打ち出し角を高くしたいというゴルファーには先調子がおすすめと言われます。
元調子は、キックポイントがシャフトの手元側に設定されているシャフトです。切り返しで手元側がしなることでタメが作りやすいが、その分ボールはつかまりにくいと言われます。ボールを叩くパワーのあるゴルファーには元調子がおすすめと言われます。
中調子は、キックポイントがシャフトのちょうど中央付近に設定されているシャフトです。先調子と元調子の中間的な性能です。タメも作りやすく、ヘッドもある程度走ります。中調子は安定感があり、万人向けと言われます。

先中調子は、先端側よりやや中央寄りにキックポイントを設定していて、先調子と中調子の中間的性能を持ったシャフトです。
中元調子は、手元側よりやや中央寄りにキックポイントを設定していて、中調子と元調子の中間的性能を持つシャフトです。

バランス

バランスは同じです。

「ZX5 Mk II」ドライバーはD2、「G430」MAXドライバーはD2で同じです。

バランスとは、スウィングウェートとも呼ばれます。スイングした時に感じるヘッドの重さを数値に表した指標です。クラブ全体の重さに対して、ヘッドの重さの比率を示すもので、A1が最もヘッドが軽く、E9が最もヘッドが重い。一般的なゴルフクラブでは、D0からD4までの設定になっています。感覚としてよく、D1は軽くD4は重いと表現されたりします。

まとめ ~「ZX5 Mk II」ドライバーと「G430」MAXドライバー~

「ZX5 Mk II」ドライバーと「G430」MAXドライバーの違いをまとめてみました。

私見ですが、カタログからわかるいくつか比較のポイントをまとめてみました。

・「ZX5 Mk II」ドライバーは、フルチタン構造「シームレス」とエッジをさらに丸く、厚くした「エッジレス」なヘッドによるスムーズで大きなたわみが衝撃のインパクトを生み出し、驚異のボールスピードを実現。

・「G430」MAXドライバーは、独自の「フォージドフェース」は前作比で中心部が約6%、周辺部は約9%薄くなったことで反発力が向上し、ボール初速を最大化することに成功。また新設計フェースは上下のミスヒットに強く、安定したスピン性能で飛距離ロスを防ぐ。

ライ角は「ZX5 Mk II」ドライバーは、58.5度でスライス軌道になりやすい、「G430」MAXドライバーは59.5度でフック軌道になりやすい。

・クラブの総重量は、「ZX5 Mk II」ドライバーの方が2g軽い。シャフト重量は「ZX5 Mk II」ドライバーの方が6g軽い。

・シャフトトルクは「ZX5 Mk II」ドライバーは5.9で相対的に安定性が高い傾向、「G430」MAXドライバーは5.2で相対的に操作性が高い傾向。

・バランスは「ZX5 Mk II」ドライバーはD2、「G430」MAXドライバーもD2で同じ。

以上のような特徴です。

以上、「ZX5 Mk II」ドライバーと「G430」MAXドライバーの違いをまとめてみました。

試打してきましたのでよかったらこちらの記事をどうぞ。

「ZX5 Mk II」「ZX5 Mk II LS」「ZX7 Mk II」ドライバーの試打レビュー・感想

ここまでお読みいただきありがとうございました。

【ドライバー比較】ZX5MkII、ZX5MkII LS、ZX7MkIIの違いとは?

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