今回は、ムジーク(muziik)のアイアン「ターフライダー ダイアモンドフォージド」を紹介します。
「ムジーク史上、最もクールな軟鉄鍛造」アイアンです。
「ターフライダー ダイアモンドフォージド」は、クールなアイアンのヘッドの中には、打ちやすさのため、飛距離アップのため、さまざまな仕掛けが施されています。
一方、ダンロップ「ゼクシオ12(トゥエルブ)」アイアンは2021年12月11日発売です。
「ゼクシオ12(トゥエルブ)」アイアンのキーワードは「たわみ」です。この「たわみ」は、ぶっ飛びアイアンの主要なテクノロジーとして紹介されています。
今回は、ムジーク「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアンと「ゼクシオ12(トゥエルブ)」アイアンの違いを比較してみたいと思います。
クラブを購入される際に参考になれば幸いです。
「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアンの特徴
「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアンの売りとなるテクノロジーを見ていきましょう。
トゥ側に重量配分したダイアモンド・カットデザイン。
トゥ側に厚みを持たせて慣性モーメントを大きくする、飛距離アップとミスに強い設計です。
アンダーカットキャビティ設計
スイートエリアを広げるテクノロジーです。
可変ウエイト構造
ウエイトをカスタマイズすることができます。
顔にも、飛びにもこだわる。
顔つきはアイアンの重要要素の一つです。
(出典:ムジーク公式HPより)
「ゼクシオ12」(トゥエルブ)アイアンの特徴
「ゼクシオ12(トゥエルブ)」アイアンの売りとなるテクノロジーを見ていきましょう。
一般的にぶっ飛びアイアンの特徴は、フェースのたわみの強化にあるようです。
どのようになっているのでしょうか。
「ゼクシオ12(トゥエルブ)」アイアンの特徴
「ゼクシオ12(トゥエルブ)」アイアンも、前作と同様ポケットキャビティ構造を採用した鋳造アイアンです。フェースにチタン素材を採用している点も過去モデルと同様です。
加えて今回は、ホーゼル(ヘッド部分とシャフトを接合するパーツ)を短く設計して、ソールのトウ側にタングステンニッケルウェイトを使用するなど、低重心化と慣性モーメント増大が図られた設計となっています。
アイアン版「REBOUND FRAME」を搭載しボール初速をアップ
飛びの反発構造「REBOUND FRAME」をアイアンにも搭載し、たわみを大きくすることでボールスピードをアップさせました。特に、フェース下部の「FLEX ZONE(フレックスゾーン)」を柔らかく、そしてボディ後方部の「RIGID ZONE(リジッドゾーン)」を硬くすることでの「軟・剛」構造が、フェース下部の反発性能を向上させ、安定した飛距離を実現。ミスヒット時の飛距離ロスも軽減します。
ゼクシオのチタンフェースアイアンがさらに進化。フェースとボディのダブルのたわみで驚異の初速を実現。
(出典:ダンロップ公式HPより)
「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアンと「ゼクシオ12(トゥエルブ)」アイアンの比較
クラブのコンセプト
「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアンと「ゼクシオ12(トゥエルブ)」アイアンは以下のようなコンセプトとなっています。
「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアン
ムジーク史上、最もクールな軟鉄鍛造アイアン、誕生。
「ゼクシオ12(トゥエルブ)」アイアン
ゼクシオのチタンフェースアイアンがさらに進化。
「フェースのたわみ」と「ボディのたわみ」で
驚異の初速を実現。
「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアンは、軟鉄鍛造でクールなデザインを売りにしています。
ゼクシオ12アイアンは「たわみ」を前面に打ち出しています。
デザイン比較
「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアン
「ターフライダー ダイアモンドフォージド」はこのようなデザインです。
バックフェイスのデザインがクールです。
「ゼクシオ12(トゥエルブ)」アイアン
次に「ゼクシオ12(トゥエルブ)」アイアンはこのようなデザインです。
基本デザインは前作を承継しているように見えます。
「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアンと「ゼクシオ12(トゥエルブ)」のスペックを比較
「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアンと「ゼクシオ12(トゥエルブ)」のスペックを比較してみます。
番手ラインナップとロフト角
まずはアイアンでもっとも気になるロフト角を見てみます。
「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアン
番手 | 5番 | 6番 | 7番 | 8番 | 9番 | PW | AW | SW |
ロフト角(度) | 24 | 27 | 30 | 34 | 38 | 42 | 46 | - |
「ゼクシオ12(トゥエルブ)」アイアン
番手 | 5番 | 6番 | 7番 | 8番 | 9番 | PW | AW | SW |
ロフト角(度) | 22 | 25 | 28 | 32 | 37 | 42 | 49 | 56 |
ロフト角は、「ゼクシオ12(トゥエルブ)」アイアンの方がストロングロフトです。
7番では2度違います。PWは42度で同じです。
では次に、より細かく7番アイアンでスペックを比較してみます。
7番アイアンのスペック比較
7番アイアン同士で比較してみたいと思います。
シャフトについては、両方ともカーボンシャフトで比較します。
・「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアンは、「TR-4 BK カーボンシャフト」
・「ゼクシオ12(トゥエルブ)」アイアンは、「ゼクシオ MP1200 カーボンシャフト」
項目 | 「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアン | 「ゼクシオ12(トゥエルブ)」アイアン |
---|---|---|
ロフト角(°) | 30 | 28 |
ライ角(°) | 60.5 | 62.5 |
クラブ長さ(インチ) | 37.5 | 37.25 |
クラブ重さ(g) | 365 | 362 |
バランス | D1 | C8 |
ロフト角
「ターフライダー ダイアモンドフォージド」は30度、「ゼクシオ12(トゥエルブ)」は28度でゼクシオ12の方がストロングロフトです。
ライ角
ライ角は「ターフライダー ダイアモンドフォージド」が60.5度、「ゼクシオ12(トゥエルブ)」は62.5度です。
ライ角の特性から、「ターフライダー ダイアモンドフォージド」の方がスライス軌道になりやすいセッティングです。
クラブの重さ
クラブの重量は「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアンは365g、「ゼクシオ12(トゥエルブ)」アイアンは362gです。
クラブ全体の重量は「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアンの方が3g重いです。
バランス
「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアンはD1、「ゼクシオ12(トゥエルブ)」アイアンはC8となっています。
つまり、「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアンの方が若干ヘッドを重く感じるということになります。
まとめ ~「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアンと「ゼクシオ12(トゥエルブ)」アイアン~
「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアンと「ゼクシオ12(トゥエルブ)」アイアンを比較してみました。
私見ですが、カタログからわかるいくつか比較のポイントをまとめてみました。
・「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアンは、トゥ側に重量配分したダイアモンド・カットデザイン、アンダーカットキャビティ設計で、ミスに強くかつ、スイートエリアを拡大。
・「ゼクシオ12(トゥエルブ)」アイアンは、アイアン版「REBOUND FRAME」を搭載しボール初速をアップ。
・ロフト角は、「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアンの方がストロングロフト。
・クラブ重量は「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアンの方がわずかに重い。
・バランスは、「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアンの方が若干ヘッドを重く感じる。
以上のような特徴です。
とてもクールなデザインの「ターフライダー ダイアモンドフォージド」。ぜひ試打してみたいですね。
以上、「ターフライダー ダイアモンドフォージド」アイアンをご紹介しました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ムジーク製品は楽天市場に専門店を持っていてすべての製品をカバーしています。