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【ドライバー編】コブラ「エアロジェット」とスリクソン「ZX5 Mk II(マーク2)」の違いを比較解説【COBRA Golf vsダンロップ】

ゴルフクラブ・ギア

プーマジャパンは2023年の最新モデルとなるコブラゴルフの新ドライバー「AEROJET」(エアロジェット)3モデルを2023年3月4日に発売すると発表しました。

「エアロジェット」は、ジェット機のスピードと空気抵抗の特性に由来しています。

ドライバーは、スイング中の空気抵抗を受けにくい「エアロダイナミクスデザイン」とフェース寄りの低い位置に吊り下げ式のウェイトによる低重心化により、速いボールスピードを実現しています。

ヘッドのラインナップは以下の3種類です

エアロジェット 高い直進性の標準モデル
エアロジェットMAX やさしさとつかまりのドロー設計モデル
エアロジェットLS 上級者向け低スピンモデル

一方、スリクソンは「スリクソン ZX Mk II シリーズ」のドライバーを2022年11月19日に発売しました

2020年に発売した「スリクソン ZXシリーズ」の後継となります。

フルチタン構造「シームレス」とエッジをさらに丸く、厚くした「エッジレス」なヘッドによるスムーズで大きなたわみが衝撃のインパクトを生み出し、驚異のボールスピードを実現しています。

「ZXシリーズ」ドライバーは、2021年の「マスターズ」を制覇した松山英樹選手が使用していることで有名です。

今作は2代目「Mk II(マークツー)」となりました。

ヘッドは「ZX5 Mk II」「ZX5 Mk II LS」「ZX7 Mk II」の3タイプです。

・ZX5 Mk II…大きな飛距離と寛容性
・ZX5 Mk II LS…低スピンの強弾道
・ZX7 Mk II…大きな飛距離と操作性

試打レビュー・感想はこちら

「ZX5 Mk II」「ZX5 Mk II LS」「ZX7 Mk II」ドライバーの試打レビュー・感想

今回は、スタンダードモデルの「エアロジェット」ドライバーと「ZX5 Mk II」ドライバーの2モデルを比較してみます。

クラブを購入される際に参考になれば幸いです。

「AEROJET」(エアロジェット)ドライバーの特徴をご紹介

「AEROJET」(エアロジェット)ドライバーの主な特徴をご紹介します。

各モデル共通の主な特徴は以下の3つです。

・エアロダイナミクスデザイン
・パワーシェル・H.O.T フェース

・パワーブリッジ・ウェイティング

エアロダイナミクスデザイン

最大の特徴、エアロダイナミクスデザインです。

スイング中の空気抵抗を受けにくい先進的なエアロダイナミクスデザインにより、ゴルファーのスイングスピードが速くなり、飛距離アップを実現。 *赤線は、なめらかなカーブのクラウン頂点をシャフトから遠い位置にして、空気をスムーズに後方へ流す。

パワーシェル・H.O.T フェース

反発エリアが拡大しています。

フェース全体を15ポイントに分割し、AI を駆使してそれぞれを最適な厚さで設計した鍛造製法 H.O.T フェースを L カップインサートする事で、反発エリアがより拡大。

パワーブリッジ・ウェイティング

今回の特色の一つ、ウエイトのテクノロジーです。

フェース寄りの低い位置に配置した、吊り下げ式のウェイティング。フェースとソールから浮いた状態で配置することで、ボディフレックスに干渉することなく低重心化。より速いボールスピードを実現。

出典:コブラゴルフ公式HP

「ZX5 Mk II」ドライバーの特徴をご紹介

「ZX5 Mk II」ドライバーの特徴を説明していきます

進化した「REBOUND FRAME Mk II」

剛性の低いエリアと高いエリアを交互に配置し、反発力を向上しています。

きなたわみを生み出す「FLEX ZONE(剛性の低いエリア)」とパワーを逃さず、しっかりと受け止める「RIGID ZONE(剛性の高いエリア)」を交互に配置することで、反発性能が大きく向上し、驚異のボールスピードを実現。

フルチタン構造による効果

接合部がない「シームレス」構造により、高反発エリアが110%拡大しました。

フルチタン構造により接合部がない「シームレス」を実現

高慣性モーメントと低重心化により寛容性を実現

強度を維持しながらクラウン全体を薄肉化し、
生み出した余剰重量を最適配分することで、
高慣性モーメントと低重心設計を可能にし、寛容性を実現。

進化した反発性能

軽比重・高強度・高弾性チタン「Super-TIX® 51AF」を採用し、
インパクト時に大きなたわみを生み出す薄肉フェース。
従来モデルから中央部をさらに薄くすることでたわみが進化。

(出典:ダンロップ公式HP)

「エアロジェット」ドライバーと「ZX5 Mk II 」ドライバーの比較

クラブのコンセプト

「エアロジェット」ドライバー

先進的なエアロシャイピングと低スピンと安定性を融合したモデル。高い直進性と大きな飛距離性能に、エアロシェイプがもたらすスピードが加わりました。

「ZX5 Mk II」ドライバー

フルチタン構造だからこそ実現できた「REBOUND FRAME Mk II」がスリクソン史上最大のボールスピードを実現。
大きな飛距離と寛容性を兼ね備えたZX5 Mk II ドライバー。

「エアロジェット」ドライバーは、エアロダイナミクスデザインによるスイングスピードの向上が大きな特徴です。

一方、「ZX5 Mk II」ドライバーは「REBOUND FRAME Mk II」によるボールスピード、大きな飛距離と寛容性を特徴としています。

デザイン比較

ソール側のデザイン比較

まず「エアロジェット」ドライバーはこのようなデザインです。

エアロジェットの青のイメージのカラーになりシンプルなデザインです。

そして、「ZX5 Mk II」ドライバーはこのようなデザインです。

全体的なイメージや形状は前作を承継しています。

カラーがシルバーのデザインになりました。Mk IIのロゴが見えます。

上から見たヘッドの形状

まずは「エアロジェット」ドライバーです。

コブラゴルフの「C」マークに、少し青が使われているのがポイントです。

次に「ZX5 Mk II」ドライバーです。

黒を基調としたシンプルなデザインです。

「エアロジェット」ドライバーと「ZX5 Mk II 」ドライバーのスペックを比較

「エアロジェット」ドライバーと「ZX5 Mk II」ドライバーのスペックを比較してみましょう。

複数数値がある場合は、ロフト角「10.5」、シャフトの硬さは「SR」のもの同士で比較します。

項目  「エアロジェット」ドライバー 「ZX5 Mk II」ドライバー
ロフト角(°) 9.0,10.5,12.0 9.5,10.5
ライ角(°) 57.2 58.5
ヘッド体積(cc) 460 460
クラブ長さ(インチ) 45.75 45.25
クラブ重さ(g) 不明 300(SR)
シャフト重さ(g) 52.8(SR) 47(SR)
シャフトトルク 5.7 5.9
シャフト調子 先中調子 中調子
バランス D1.5 D2

ロフト角

ロフト角は、「エアロジェット」ドライバーは9.0度、10.5度、12.0度、「ZX5 Mk II」ドライバーは9.5度、10.5度が用意されています。

両方とも調整機能があります。

ライ角

ライ角は少し違います。

「エアロジェット」ドライバーは57.2度、「ZX5 Mk II」ドライバーは58.5度です。

「エアロジェット」の方がフラットライトで相対的にスライス軌道になりやすいと言えます。

ライ角とは、クラブのソールが水平になるように置いた時に、シャフトの中心線と水平な地面とが成す角のことです。この角度が大きくシャフトが立っている状態のことを「アップライト」、角度が小さくシャフトが寝た状態のことを「フラット」といいます。ライ角がアップライト(角度が大きい)であると一般的にボールがフック軌道になりやすい。また、フラットライト(角度が小さい)であるとボールがスライス軌道になりやすいという特性があります。

クラブの重さ

クラブの重量は「エアロジェット」ドライバーは不明、「ZX5 Mk II」ドライバーは300gです。

クラブ重量は、「エアロジェット」ドライバーは掲載なく不明です。

シャフトの重量は「エアロジェット」ドライバーが52.8g、「ZX5 Mk II」ドライバーは47gで「エアロジェット」ドライバーの方が5.8g重いです。

シャフトは以下のもので比較しています。

コブラ「エアロジェット」ドライバー:SPEEDER NX for COBRA(SR)

スリクソン「ZX5 Mk II」ドライバー:Diamana ZX-II50(SR)

シャフトトルク

シャフトトルクは少し違いがあります。

「エアロジェット」ドライバーは5.7、「ZX5 Mk II」ドライバーは5.9となっています。

僅かな差ですが、相対的に「エアロジェット」ドライバーの方が操作性が高い、「ZX5 Mk II」ドライバーの方が安定性が高い、ということになります。

シャフトトルクとは、一言でいえば手の動きとの連動性の度合いです。このトルクが小さいほど、手の動きに対してヘッドが敏感に反応します。逆にトルクが大きいほど、手の動きに対してヘッドの動きが鈍感になります。よく、トルクとはクルマのハンドルの遊びのようなものと言われます。要するに、自分の手がちょっと動いたらヘッドも敏感に反応するのか、ちょっとぐらい動いてもヘッドが反応しないのかということです。

シャフト調子

シャフト調子は「エアロジェット」ドライバーは先中調子、「ZX5 Mk II」ドライバー中調子となっています。

先中調子は、ややヘッドが走りやすいセッティングです。

中調子は、タメも作りやすくヘッドもある程度走る万人向けのセッティングといえます。

シャフトの調子は、キックポイントとも呼ばれます。大きく分けて3種類あり「先調子(ロー)」、「中調子(ミドル)」、「元調子(ハイ)」があります。

先調子は、シャフトの先端側にキックポイントが設定されているシャフトです。しなるポイントがヘッドに近いため、ヘッドが走りやすくボールがつかまりやすい。ボールをつかまえたい、打ち出し角を高くしたいというゴルファーには先調子がおすすめと言われます。
元調子は、キックポイントがシャフトの手元側に設定されているシャフトです。切り返しで手元側がしなることでタメが作りやすいが、その分ボールはつかまりにくいと言われます。ボールを叩くパワーのあるゴルファーには元調子がおすすめと言われます。
中調子は、キックポイントがシャフトのちょうど中央付近に設定されているシャフトです。先調子と元調子の中間的な性能です。タメも作りやすく、ヘッドもある程度走ります。中調子は安定感があり、万人向けと言われます。

先中調子は、先端側よりやや中央寄りにキックポイントを設定していて、先調子と中調子の中間的性能を持ったシャフトです。
中元調子は、手元側よりやや中央寄りにキックポイントを設定していて、中調子と元調子の中間的性能を持つシャフトです。

バランス

バランスは少し違います。

「エアロジェット」ドライバーはD1.5、「ZX5 Mk II」ドライバーはD2です。

ヘッドを重く感じるのは、「ZX5 Mk II」ドライバーの方と言えそうです。

バランスとは、スウィングウェートとも呼ばれます。スイングした時に感じるヘッドの重さを数値に表した指標です。クラブ全体の重さに対して、ヘッドの重さの比率を示すもので、A1が最もヘッドが軽く、E9が最もヘッドが重い。一般的なゴルフクラブでは、D0からD4までの設定になっています。感覚としてよく、D1は軽くD4は重いと表現されたりします。

まとめ ~「エアロジェット」ドライバーと「ZX5 Mk II」ドライバー~

「エアロジェット」ドライバーと「ZX5 Mk II」ドライバーの違いをまとめてみました。

私見ですが、カタログからわかるいくつか比較のポイントをまとめてみました。

・「エアロジェット」ドライバーは、スイング中の空気抵抗を受けにくい「エアロダイナミクスデザイン」とフェース寄りの低い位置に吊り下げ式のウェイトによる低重心化により、速いボールスピードを実現。

・「ZX5 Mk II」ドライバーは、フルチタン構造「シームレス」とエッジをさらに丸く、厚くした「エッジレス」なヘッドによるスムーズで大きなたわみが衝撃のインパクトを生み出し、驚異のボールスピードを実現。

ライ角は「エアロジェット」ドライバーは57.2度、「ZX5 Mk II」ドライバーは58.5度で、「エアロジェット」ドライバーの方が相対的にスライス軌道になりやすい。

・クラブの総重量は不明。シャフト重量は「エアロジェット」ドライバーの方が5.8g重い。

・シャフトトルクは「エアロジェット」ドライバーは5.7で相対的に操作性が高い、「ZX5 Mk II」ドライバーは5.9で相対的に安定性が高い。わずかな差。

・バランスは「エアロジェット」ドライバーはD1.5、「ZX5 Mk II」ドライバーはD2で、「エアロジェット」ドライバーの方がヘッドを軽く感じる。

以上のような特徴です。

以上、「エアロジェット」ドライバーと「ZX5 Mk II」ドライバーの違いをまとめてみました。

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ここまでお読みいただきありがとうございました。

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