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【ウエッジ編】キャロウェイ「JAWS FORGED」ウェッジ(2023年モデル)2種類を比較解説【C・Zの選び方】

ウェッジ

キャロウェイは2023年3月24日、軟鉄鍛造の「JAWS FORGED(フォージド)ウェッジ」の2023年モデルを発売しました。

初代2020年モデルから2代目となります。

今作の特徴は、「ノーメッキフェース」による従来以上のスピン性能と「軟鉄鍛造」心地良い打感です。

「JAWS FORGEDウェッジ」は、ソールグラインドの形状が違う2タイプ(Z・C)があります。

両者とも操作性が高いグラインドタイプです。

・Cグラインド…フェースの開閉がやりやすく、操作性の高いソール。
・Zグラインド…Cグラインドの要素も残しつつ、芝に刺さりにくく、芝を滑って抜けやすい。

今回は「JAWS FORGED」ウェッジの「C」「Z」の違いを比較をします。

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「JAWS FORGED」ウェッジ(2023年モデル)のコンセプト

「JAWS FORGED」ウェッジは以下のようなコンセプトとなっています。

生溝と軟鉄鍛造の融合が、
極上の打感とパフォーマンスをもたらす

初代「JAWS FORGED ウェッジ」は、2020年登場。ボールへの食いつきを発揮しながら、打感の良さにもこだわった本格派ウェッジとして人気を博したモデルでした。

2代目の今作は「JAWS FORGED」シリーズでも採用された「ノーメッキフェース」と、「軟鉄鍛造」の心地良さの新たな融合が特徴です。

「JAWS FORGED」ウェッジの特徴

「JAWS FORGED」ウェッジの売りとなるテクノロジーを見ていきましょう。

ツアーからのフィードバックから生まれたフォルム

前作との大きな違いです。やや丸みを帯びたデザインになりました。

新しい「JAWS FORGEDウェッジ」の前作とのもっとも大きな違いは、形状にあります。リーディングエッジはストレートなものから、よりボールを拾いやすい、やや丸みを帯びたものにチェンジ。さらに、ヒール側もより懐を感じさせる高めのものとなり、シャフト、ホーゼルからフェース面にかけて一体感のある処理となっています。全体のフォルムは、ツアーでも人気を博した2007年のX FORGEDウェッジを思い起こさせるものです。また、ヘッド重量を軽くしたことでクラブバランスも軽くなり、操作性が向上している点も注目です。

溝と溝の間に、マイクロフィーチャーも初搭載

強烈なスピンを生み出すテクノロジーです。

「JAWS FORGEDウェッジ」では、軟鉄鍛造ウェッジで初めてマイクロフィーチャーも搭載されました。溝と溝の間に小さな凸部を構成しているもので、かつ、溝に対して斜めに配されています。とくにフェースを開くアプローチにおいて、角が鋭い37Vグルーブ、溝を際立たせるノーメッキフェース仕上げとともに強烈なスピンを生み出します。なお、マイクロフィーチャーと37Vグルーブが採用されているのはロフト54~60度モデルとなり、46~52度のモデルでは20Vグルーブとなっています。

タングステン・テクノロジーでロブショットを思いどおりに

ウェイトの配置を改善し、ブレを軽減しています。

ロフト54~60度のモデルでは、JAWS RAWウェッジで初採用となったタングステン・テクノロジーが導入されました。ロフト54、56度のモデルではバックフェースのトウ側1つ目のウェイトポートに、ロフト58、60度のモデルではトウ側2つのウェイトポートに、それぞれタングステンを配置しています。これにより、重心位置はトウ・ヒール方向のフェース中央に位置することとなり、とくにフェースを開いて打つショットの際のヘッドのブレを軽減。イメージどおりのロブショットを可能にしています。

(出典:キャロウェイ公式HPより)

「JAWS FORGED」ウェッジのデザイン

「JAWS FORGED」ウェッジはこのようなデザインです。

ヘッド仕上げは、クロムメッキとチャコールブラックの2種類です。

出典:キャロウェイ公式HP

キャロウェイウェッジの特徴、タングステンウェイトの色違いがかっこいいです。

「JAWS FORGED」ウェッジのタイプ別のスペックを比較

「JAWS FORGED」ウェッジの2タイプを比較してみます。

グラインドタイプは2タイプ

「JAWS FORGED」ウェッジはC・Zの2タイプのグラインドがあります。

タイプ 特徴
C ソール後方のトウ・ヒールを削り落とすことでフェースの開閉にも柔軟に対応できるソール。
Z Cグラインドのさまざまなライへの対応力を受け継ぎながら、芝に刺さりにくく、かつ芝を滑って抜けやすい、やさしさまでも持ち合わせたソール。

Cグラインドは従前から存在するグラインドタイプ。

Zグラインドは、「JAWS RAW」ウェッジから追加されたグラインドタイプです。

バウンスとは、ヘッドの下のソール部分の膨らみことです。
バウンス角は、シャフトを水平にした時にリーディングエッジからソールの膨らみ部分がどのくらい出ているかを表しています(下図参照)。

一般的に、バウンス角12度以上をハイバウンス、8度以下をローバウンスと言ったりします。
ハイバウンスは、出っ張っているので、ヘッドが少し手前から入ってもソールが滑ってくれます。また、クラブがボールの下を潜ってボールが飛ばなくなるというミスが起こりにくいです。
ローバウンスは、ソールが滑り度合いは弱くなりますが、ボールが沈んでる場合など、ボールに直接を打つ必要がある時に適しています。

次から詳しくスペックを比較していきます。

スペック詳細

スペック詳細を紹介します。

シャフトについては、以下3種類あります。

・Dynamic Goldバーガンディ(S200)
・N.S.PRO MODUS³ TOUR115(S)
・N.S.PRO 950GH neo(S)

Dynamic Goldが最も重くハードスペックで、N.S.PRO 950GH neoが最も軽いです。

今回は真ん中の「N.S.PRO MODUS³ TOUR115 (S)」を紹介します。

ロフト角(°) 46C 48C 50C 52C 54Z 56Z 58Z 60Z
バンス(°) 10 10 10 10 12 12 9 9
クラブ長さ(インチ) 35.75 35.5 35.25 35.0
ライ角(°) 64.0
バランス D1 D2
クラブ重さ 約450g 約453g 約459g 約462g

ロフト角とバウンス角

まずはウェッジにおいて注目されるロフト角とバウンス角のラインナップをまとめてみます。

ラインナップのサマリー

ロフトは7種類、仕上げは2種類での展開

グラインド C Z
ロフト角(°) 46~52 54~60
バウンス角(°) 10 9,12

「JAWS FORGED」ウェッジのロフトラインアップは、46度から60度まで、2度刻み8種類。

グラインドは、46~52度がC、54~60度がZです。

ロフト角、バウンス角のラインナップ詳細

グラインドタイプ別のロフト角、バウンス角のラインナップは以下のとおりです。

各グラインドの数値はバウンス角です。

ロフト角(°) C Z
46 10
48 10
50 10
52 10
54 12
56 12
58 9
60 9

「C」グラインドのバウンス角は10度で一定です。

「Z」グラインドのバウンス角は、54度と56度が12度、58度と60度が9度となっています。

「JAWS FORGED」ウェッジでそろえるなら、「C」グラインドの中から1本、よりロフト角が大きい「Z」グラインドから1本というように選ぶこともできそうです。

ライ角

ライ角は64度で共通です。

ライ角とは、クラブのソールが水平になるように置いた時に、シャフトの中心線と水平な地面とが成す角のことです。この角度が大きくシャフトが立っている状態のことを「アップライト」、角度が小さくシャフトが寝た状態のことを「フラット」といいます。ライ角がアップライト(角度が大きい)であると一般的にボールがフック軌道になりやすい。また、フラットライト(角度が小さい)であるとボールがスライス軌道になりやすいという特性があります。

クラブの重さ

クラブの重量は以下の通りです。

ロフト角が大きくなると重くなります。

46度、48度は約450g

50度、52度は約453g

54度、56度は約459g

58度、60度は約462g

以下のシャフトです。

・「N.S.PRO MODUS³ TOUR 115 (S)」

シャフト重量は約118.5gです。

シャフト調子

シャフト調子は元調子です。

元調子は、切り返しで手元側がしなることでタメが作りやすいが、その分ボールはつかまりにくいと言われます。

ボールを叩くパワーのあるゴルファーには元調子がおすすめと言われます。

シャフトの調子は、キックポイントとも呼ばれます。大きく分けて3種類あり「先調子(ロー)」、「中調子(ミドル)」、「元調子(ハイ)」があります。

先調子は、シャフトの先端側にキックポイントが設定されているシャフトです。しなるポイントがヘッドに近いため、ヘッドが走りやすくボールがつかまりやすい。ボールをつかまえたい、打ち出し角を高くしたいというゴルファーには先調子がおすすめと言われます。

元調子は、キックポイントがシャフトの手元側に設定されているシャフトです。切り返しで手元側がしなることでタメが作りやすいが、その分ボールはつかまりにくいと言われます。ボールを叩くパワーのあるゴルファーには元調子がおすすめと言われます。

中調子は、キックポイントがシャフトのちょうど中央付近に設定されているシャフトです。先調子と元調子の中間的な性能です。タメも作りやすく、ヘッドもある程度走ります。中調子は安定感があり、万人向けと言われます。

バランス

バランスは以下の通りです。

「C」グラインドはD1

「Z」グラインドはD2

「C」グラインドより「Z」グラインドの方がヘッドを重く感じる設定です。

バランスとは、スウィングウェートとも呼ばれます。スイングした時に感じるヘッドの重さを数値に表した指標です。クラブ全体の重さに対して、ヘッドの重さの比率を示すもので、A1が最もヘッドが軽く、E9が最もヘッドが重い。一般的なゴルフクラブでは、D0からD4までの設定になっています。感覚としてよく、D1は軽くD4は重いと表現されたりします

まとめ ~キャロウェイ「JAWS FORGED」ウェッジ~

今回は、キャロウェイ「JAWS FORGED」ウェッジのスペックを紹介しました。

私見ですが、カタログからわかるいくつか比較のポイントをまとめてみました。

・キャロウェイ「JAWS FORGED」ウェッジはC・Zの2タイプのグラインドを用意。「C」「Z」ともにフェースを開いてボールを操作するタイプのウェッジ。

・ライ角は64度で共通

・ロフトラインアップは、46度から60度まで、2度刻み8種類。

・バウンス角は、「C」グラインドは10度で一定。「Z」グラインドは、54度と56度が12度、58度と60度が9度。

・バランスは「C」はD1、「Z」はD2で「Z」の方がヘッドを重く感じる。

以上のような特徴ですが、実際に打ってみて自分に合っているかどうか、クラブを気に入るかどうかということが最も大切ですね。

「37Vグルーブ」とノーメッキフェースの効果、ぜひ体験してみたいですね。

以上、キャロウェイ「JAWS FORGED」ウェッジについてまとめてみました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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