失敗しないスライスを防止するドライバーの選び方
今回は、スライスが出にくいスライスを防止するドライバーの選び方を解説します。
多くのゴルファーの悩みでもあるスライス。
改善方法の一つに「ドライバーを変える」という選択肢があります。
ただ、いざドライバーを選ぼうと思っても以下のような疑問もあると思います。
カタログスペックを見てもどれを選んでよいかわからない。
ドライバーを変えてもスライスが出るのは技術の問題では?
実際にお店に行って試打はした方がよいか?
今回は、そのような疑問を解決しつつスライスを防止するドライバーの選び方についてご紹介します。
ドライバーのカタログスペックで見るべきポイント3つ
カタログスペックにはさまざまな情報が記載されています。
スライスを防止したいという観点から見るべきポイントは以下の3つです。
フックフェース(クローズドフェース)であること
フックフェースのドライバーとは、右打ちで構えた時にドライバーのフェースが左を向いているドライバーのことを言います。
最初からフェースが左を向いている状態なので、つかまりやすそうです。
反対にオープンフェースは、フェースが正面もしくは右を向いています。
スライスが出にくいドライバーの特徴としては、まずはこのフックフェースかどうかを確認しましょう。
ライ角は大きいものを選ぶ
ライ角とは、ライ角とは、クラブのソールを地面に対して水平に置いたとき、シャフトの中心線と地面とが作る角度のことです。
以下の部分の角度のことです。
ライ角が大きいものを選びましょう。
ライ角が大きいことをアップライトといいます。逆にライ角が小さいことをフラットライトと言います。
ライ角がアップライト(角度が大きい)であると、一般的にボールがフック軌道になりやすい。また、フラットライト(角度が小さい)であるとボールがスライス軌道になりやすいという特性があります。
カタログスペックでは59度近辺のドライバーを選ぶとよいと思います。
シャフトは先調子から中調子で
シャフト調子は先調子、先中調子、もしくは中調子のドライバーを選びます。
先調子はヘッドが走りやすいセッティングであり、ヘッドが走るとボールがつかまり易いという特徴があります。
ドライバーを変えてもスライスが出るのは技術の問題では?
ドライバーを変えても、スライスが出てしまうのはスイング技術の問題ではないかという疑問があります。
ドライバーなんて一緒でしょ?と。
しかし、スライスが出にくいドライバーに変えると改善される可能性が高いです。
各メーカーはスライス傾向のゴルファーの特性を研究しています。それに対しての対策技術を盛り込んでいますから、時には驚くほどの改善がみられることもあります。
実際、私もドライバーを変えたらスライスがほとんど出なくなりました。それどころかつかまりすぎて左に打ち出してしまうこともあります。
そのくらいドライバーを変えると劇的に変化することもあります。
時にはギアに頼ってみるのもいいのではないでしょうか。
実際にお店に行って試打はした方がよいか?
試打はすべきだと思います。理由は2つあります。
1つ目の理由は、実際に打ってみて感覚を確かめることが重要だからです。
やはりカタログスペックだけでなく、実際のフィーリングが大切です。
実物を触ってみる、使ってみて使いやすいかどうかという点が大切です。
デザインが気に入るかも重要な要素ですね。
2つ目の理由は、数値データを確認することが重要だからです。
トラックマンなどの計測器は詳細なデータを提供してくれます。
打ってみて、球筋や飛距離、スピン量などの数値を確認してみることは大切です。
データは事実です。
スライスを防止できているかどうか、自分の思ったような球が打てているかどうかを確認しましょう。
スライスが出にくいドライバーの候補は?
2021年のモデルでスライスが出にくいドライバーの候補を2つほどご紹介します。
「EPIC」MAX ドライバー
一つ目は、キャロウェイの「EPIC」MAX ドライバー です。
キャロウェイのEPIC(2021年モデル)は、SPEED、MAX、MAX LSの3種類のドライバーを発売しています。
【ドライバー比較】キャロウェイ EIPC(エピック)ドライバーを簡単にやさしく解説【SPEED、MAX、MAX LSの違いとは?】
このうちMAX はスライスが出にくいスペックとなっています。
また、キャロウェイ特有の「どこに当たっても飛ぶ」技術を搭載しています。
やさしさ重視の設計でミスに強くスペックとしては申し分ないです。
ゼクシオ12ドライバー
ダンロップのゼクシオ12はとにかく日本人ゴルファー向けの最高峰のドライバーです。
日本人のアベレージゴルファーを研究し尽くしています。
スペックもスライスが出にくい設計になっています。
この2つから試打してみてはいかかでしょう。
以上、失敗しないスライスが出にくいドライバーの選び方をご紹介しました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。