ズノは、2022年3月11日に新しいSTシリーズ「ST-X 220ドライバー」と「ST-Z 220ドライバー」をそれぞれ発売します。(TOUR AD GM D カーボンシャフトモデル)
今回も前作と同じく、ST-Xドライバーはつかまり、ST-Zドライバーは直進性が特徴のモデルとなっています。
【ドライバー比較】ミズノ「ST-X 220」と「ST-Z 220」ドライバーの違いをやさしく簡単に解説
高初速×低スピンのSTシリーズ、さらに安定性が向上したとの情報ですが、どのようなテクノロジーが使われているのでしょうか。
一方で、タイトリストは「TSi1・TSi2・TSi3・TSi4」ドライバーをラインナップしています。
このTSiシリーズはフェースに、ゴルフ業界初の航空宇宙評価基準素材「ATI 425」を採用しています。高強度と高弾性を備えるチタン素材を用いることで、飛距離性能と打感をアップさせています。
TSi2・TSi3は2020年11月13日発売、TSi1・TSi4は2021年3月19日発売です。
最も寛容性が高い「TSi1」から「TSi2」「TSi3」、カスタム専用モデル「TSi4」まで4つのモデルがあります。
TSiシリーズの4種類のドライバー比較はこちら
タイトリストTSi1・TSi2・TSi3・TSi4ドライバーをやさしく簡単に解説
「TSi2」ドライバーの試打レビューはこちら
今回は、「ST-X 220」ドライバーと「TSi2」ドライバーの2モデルの比較で検討してみます。
クラブを購入される際に参考になれば幸いです。
「ST-X 220」ドライバーの特徴をご紹介

「ST-X 220」ドライバーの主な特徴をご紹介します。
今回の特徴は以下の5つです。
・反発性能をより高めた コアテックフェース
・つかまりの良さを追求した スクエアストライクデザイン
・ウエーブテクノロジーソール
・ハーモニックインパクトテクノロジー
高初速素材 フォージドβチタンを採用。
フェース素材は特殊なチタン合金です。

反発性能をより高めた コアテックフェース
反発性能アップのテクノロジーです。

つかまりの良さを追求した スクエアストライクデザイン
「スイートエリアの拡大」と「ヘッドの返しやすさ」の両立です。

ウエーブテクノロジーソール&ハーモニックインパクトテクノロジー
「ウエーブテクノロジーソール」はたわみ量を増大させて初速をアップさせます。「ハーモニックインパクトテクノロジー」でウッドにも心地よい打球音・打感を追求しています。

(出典:ミズノ公式HPより)
「TSi2」ドライバーの特徴をご紹介
「TSi2」ドライバーの主な特徴を簡単にご紹介します。
今回の特徴は以下の4つです。
・空力性能が大幅に向上
・マルチMOI設計
・パフォーマンスを引き出す調整機能
新しいフェース「ATI 425チタン」

フェース素材は初採用「ATI 425チタン」です。
新しいフェースが生み出す、新しいスピード
航空宇宙の分野で採用されてきた類稀なる強靭性を誇る「ATI 425チタン」。ゴルフ業界ではフェースに初採用となるこの特殊な金属が「TSi」のスピードパフォーマンスを支えるキーテクノロジーになっています。フェースの広範囲で驚きのボールスピードを発揮し、平均飛距離を大きく伸ばします。
空力性能が大幅に向上

空力性能を大幅に向上させ、クラブスピードを最大化を図っています。
空力を極め、インパクトスピードを最大化
クラブヘッドの空力性能を大幅に向上させ、クラブスピードを最大化。『TSi』をいつものようにスイングするだけで、誰もが大きなボールスピードの向上を実感することが可能になっています。スクエアに構えやすいルックス、心地よい打感はツアープレーヤーをさらに満足させるクオリティに進化。ロングショットに大きな自信を与えます。
マルチMOI設計

マルチMOI設計によりスピン量の適正化、ブレない弾道、飛距離アップを実現しています。
マルチMOI設計がもたらす、さらなるスピード
通常、慣性モーメント(MOI)はヘッドのトゥ・ヒール方向に対するモーメントの大小を表しますが、タイトリストは一方向だけでなく上下・左右・前後とあらゆる方向におけるモーメントを解析し、安定性の向上を総合的に図っています。その多角的なMOI設計がボールスピードのアップ、バックスピン量の適正化、そしてブレない弾道を生み出し、大きな飛距離アップへと導きます。
パフォーマンスを引き出す調整機能

調性機能も付いています。
パフォーマンスを引き出す調整機能
TSiではすべてのプレーヤーのあらゆるスイングに対して、その効果を最大限に高めるために精密な調整機能を備えています。あなたのスイングに合わせて、ベストなパフォーマンスを発揮できるよう調整することが可能です。
出典:タイトリスト公式HP
「ST-X 220」ドライバーと「TSi2」ドライバーの比較
クラブのコンセプト
「ST-X 220」ドライバーと「TSi2」ドライバーは以下のようなコンセプトとなっています。
「ST-X 220」ドライバー
高初速×低スピンのSTシリーズ、
さらに安定性が向上しました。
「TSi2」ドライバー
PURE DISTANCE.
高い許容性が生み出すストレート弾道。
「ST-X 220」ドライバーは、高初速と低スピンのコンセプトを受け継いでいます。
「TSi2」ドライバーは広い打点エリアでの許容性と適正スピンによるストレート弾道を実現します。
デザイン比較
ソール側のデザイン比較
「ST-X 220」ドライバーはこのようなデザインです。

出典:ミズノ公式HP
黒をベースに青のライン。ミズノらしいドライバーのデザインです。
そして、「TSi2」ドライバーはこのようなデザインです。

出典:タイトリスト公式HP
黒を基調としたまとまりのあるデザインです。かっこいいですね。
次に上から見たヘッドの形状を見てみましょう。
上から見たヘッドの形状
まず、「ST-X 220」ドライバーです。

出典:ミズノ公式HP
黒を基調とした、スッキリしたデザインです。ミズノのマークがポイントです。
そして「TSi2」ドライバーです。

出典:タイトリスト公式HP
こちらも黒を基調としてスッキリしたデザインです。無駄のない感じがしますね。
「ST-X 220」ドライバーと「TSi2」ドライバーのスペックを比較
さて、「ST-X 220」ドライバーと「TSi2」ドライバーのスペックを比較してみましょう。
より分かりやすく単純化するために、シャフトの硬さは「SR」のもの同士で比較します。
| 項目 | 「ST-X 220」ドライバー | 「TSi2」ドライバー |
|---|---|---|
| ロフト角(°) | 10.5±2 | 9.0,10.0,11.0 |
| ライ角(°) | 59 | 58.5 |
| ヘッド体積(cc) | 460 | 460 |
| クラブ長さ(インチ) | 45.5 | 45.25 |
| クラブ重さ(g) | 298 | 299 |
| シャフト重さ(g) | 53 | 44 |
| シャフトトルク | 5.4 | 6.1 |
| シャフト調子 | 中調子 | 中調子 |
| バランス | D3 | D2 |
ロフト角
ロフト角は、「ST-X 220」ドライバーは10.5±2度で調整可能です。専用レンチも付いています。
「TSi2」ドライバーは9度、10.0度、11.0度が用意されています。調整機能もついています。
「TSi2」ドライバーは3種類と幅広い設定です。タイトリストは1度刻みで10.5度の設定はなく10度となっています。
ライ角
ライ角はほぼ同じです。
相対的に「ST-X 220」ドライバーは59度でアップライト、「TSi2」ドライバーは58.5度でフラットライトです。両者調整機能がついています。
他社ドライバーでも、59度設定が多い傾向です。
相対的に「ST-X 220」ドライバーは僅かにアップライトのセッティングで、ライ角の基本に従えばわずかにフック軌道になりやすいと言えます。
クラブの重さ
クラブの重量は「ST-X 220」ドライバー298g、「TSi2」ドライバー299gです。
同じような重量です。「ST-X 220」ドライバーの方が1g軽いです。
シャフトの重量を見てみますと「ST-X 220」ドライバーは53g、「TSi2」ドライバーは44gとなっており、シャフト重量は「ST-X 220」ドライバーが9g重いです。
総重量に対して、シャフト重量が軽いのが「TSi2」の特徴です。
シャフトは以下のもので比較しています。
「ST-X 220」ドライバー:TOUR AD GM D
「TSi2」ドライバー:TSP110 50
ヘッドとシャフトの重さはバランスにも関係してきます。バランスの部分でご紹介しますが、「ST-X 220」ドライバーはD3、「TSi2」ドライバーがD2となっています。
シャフトトルク
シャフトトルクも両者近しい設定です。
「ST-X 220」ドライバーは5.4、「TSi2」ドライバーは6.1となっています。
「ST-X 220」ドライバーの方が、少し手を動かすとヘッドが敏感に反応するため操作性が高い、「TSi2」ドライバーの方が、手を動かしてもヘッドはブレにくいため安定性が高くミスに強い、ということになります。
シャフト調子
シャフト調子は「ST-X 220」ドライバー、「TSi2」ドライバーともに中調子となっています。
タメも作りやすく、ヘッドもある程度走る万人向けのセッティングといえます。
バランス
バランスは「ST-X 220」ドライバーはD3、「TSi2」ドライバーはD2となっています。
「ST-X 220」ドライバーの方が若干ヘッドを重く感じるということになります。
まとめ ~「ST-X 220」ドライバーと「TSi2」ドライバー~
「ST-X 220」ドライバーと「TSi2」ドライバーの違いをまとめてみました。
私見ですが、カタログからわかるいくつか比較のポイントをまとめてみました。
・「ST-X 220」ドライバーは「フォージドβチタン」、「コアテックフェース」、「スクエアストライクデザイン」などのテクノロジーを採用し、初速アップと安定性を向上。
・「TSi2」ドライバーは「ATI 425チタン」フェースとヘッドの空力性能の向上により飛距離性能と許容性を実現。トッププレーヤーが望むヘッド形状、打感、打音など、フィーリング面を改良。
・ライ角はほぼ同じで、「ST-X 220」ドライバーは59度で相対的にフック軌道になりやすく、「TSi2」ドライバーは58.5度で相対的にスライス軌道になりやすいが僅かな差。
・クラブの重量はほぼ同じで「ST-X 220」ドライバーの方が1g軽い。シャフト重量は「ST-X 220」ドライバーが9g重い。
・シャフトトルクは「ST-X 220」ドライバーは操作性が高く、「TSi2」ドライバーは安定性が高い傾向。
以上のような特徴です。
試打データ・感想もご紹介していますのでよかったらどうぞ。
【ドライバー試打】タイトリスト「TSi2」の試打レビュー・感想
以上、「ST-X 220」ドライバーと「TSi2」ドライバーの違いをまとめてみました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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