本サイトのコンテンツには広告及び商品プロモーションが含まれています。

【ドライバー編」TW757「Type-D」と「RMX VD59」の違いを比較解説【本間ゴルフvsヤマハ】

ゴルフクラブ・ギア

本間ゴルフは、ツアーワールドTWシリーズの最新作「TW757」を3月25日に発売します。同シリーズとしては2018年に発表された「TW747」以来の登場となります。

今作のドライバーの特徴は、新テクノロジー「カーボンスロット」です。スリット(溝)をカーボン材で覆いインパクト時のたわみ戻りによる反発力の最大化。これにより高い初速性能を備えることに成功したとのことです。

「TW757」は2種類のドライバーをラインナップしています。つかまり度合いを高めたTW757「Type-D」ドライバーと直進性を高めた「Type-S」ドライバーです。

試打レビューはこちらで紹介しています。

TW757「Type-D」「Type-S」ドライバーの試打レビュー・感想

一方で、ヤマハは、2021年10月29日にヤマハのアスリート向けブランドRMXシリーズのニューモデルを発売しました。

アスリート向けブランドRMXシリーズがモデルチェンジをして「RMX VD」(リミックス ブイディー)シリーズとして生まれ変わりました。

「VD」のVは向きやベクトルを表す「Vector(ベクター)」、Dは方向を表す「Direction(ディレクション)」のそれぞれ頭文字だそうです。この「RMX VD」シリーズでヤマハは、特に直進安定性に重要な慣性モーメントを追求しています。

今回は、TW757「Type-D」ドライバーと「VD59」ドライバーの2モデルを比較してみます。

クラブを購入される際に参考になれば幸いです。

本間ゴルフTW757「Type-D」ドライバーの特徴をご紹介

TW757「Type-D」ドライバーの特徴をご紹介します。

主な特徴は以下の2つです。

・世界初のカーボンスロット搭載
・アジャスタブルウエイト

他にも以下のような多くの特徴を備えています。
・Newバーチカルスリットフェース
・カーボンクラウン
・クラウンリブ
・キールデザイン
・P-SAT 精密スパイン管理
・NON-ROTATING SYSTEM

世界初のカーボンスロット搭載

今回の最大の特徴「カーボンスロット」です。

たわみ戻りによる反発力をアップさせるため、ソールスリット部の肉厚を可能な限り薄く設計。このスリットをカーボンで覆うことで強度を確保し、最大の反発を生む。さらに、スリットの長さを短くすることでたわみ戻りがさらに加速。これによりかつてない高初速を実現。

アジャスタブルウエイト

ウエイトの調整機能です。TW757「Type-D」ドライバーと「Type-S」ドライバーで異なります。

TW757「Type-D」ドライバー

フェース寄りとバック寄りに配置されたウエイトは入れ替え可能。スイングタイプや求める弾道に合わせて最適化することで、ゴルファーに秘められた力を引き出し、パフォーマンスの最大化を実現。
フェース3g&バック9g(標準装着):高い直進性と高弾道を実現し、オートマチックに打てる
バック9g&フェース3g:初速アップと強弾道を実現し、スピンコントロールを可能に

Newバーチカルスリットフェース

高い反発力を広範囲で実現します。

特に打点の上下のブレに効果を発揮する、最も効率的な縦溝状偏肉フェース。高い反発力をフェースの広範囲で実現するため、たとえ打点がブレても初速が落ちません。

カーボンクラウン

クラウン部のたわみによりヘッドの反発性能をアップさせるため、クロスカーボンを採用したカーボンコンポジット構造。これにより余剰重量が生まれ、最低な重心設計を実現。

クラウンリブ

たわみ過ぎを抑えるテクノロジーです。

フェース周りの剛性を確保し、カーボンのたわみのエネルギーを効率よく初速に結び付けるためのリブを配置。太く長い2本のリブがクラウンのたわみ過ぎを広範囲で抑える。

キールデザイン

バック側のウエイトをソール面の外側に配置することで、深重心ながら低重心化を実現。

P-SAT 精密スパイン管理

「スパイン調整・管理」とは、カーボンシャフトの場合、カーボンが他の部分よりも多重になり肉厚となる背骨部分(スパイン)が必ず発生してしまうが、そのスパインを均一な方向でセットアップし、クラブセット全体での均一性、全ての番手の完成度をより高めることです。

すべてのクラブにおいて、スパインを6時方向に設定。
シャフトの挙動を安定させ、クラブ単体のみならずセット全体での完成度を高めている。

NON-ROTATING SYSTEM

ライ角やロフト角、フェースアングルの調整機能です。

付属のトルクレンチにより、シャフトを脱着・回転することなく、ライ角やロフト角、フェースアングルの無段階調整が可能。 HONMA独自の画期的な調角機能。

(出典:本間ゴルフ公式HPより)

「RMX VD59」ドライバーの特徴をご紹介

「RMX VD59」の主な特徴を簡単にご紹介します。今回はたくさんの見どころがあります。

RMX VDウェイトシステム

ヤマハ「RMX VD59」ドライバーの圧倒的な直進安定性を生み出す新機能として「RMX VDウェイトシステム」を搭載しています。

RMX VDウェイトシステムの特長1

どのようにウエイトを調整しても一定の慣性モーメントを実現しています。

変わらない大慣性モーメント「圧倒的な直進安定性」

ヤマハ独自の新システムは、ウェイト位置を調整しても慣性モーメント(VDドライバーは5,003g・㎠、VD59ドライバーは5,820g・㎠)が変化しないから、どのポジションでも高い「直進安定性」を確保。

RMX VDウェイトシステムの特長2

重心角を調整できる幅が非常に広いです。つかまり易いセッティング、つかまりすぎないセッティングなど自由自在です。

変えられる幅広い重心角「スクエアインパクト」

VDドライバーが26.5°~31°、VD59ドライバーは30.5°~36.5°。2モデルで10゜の重心角調整ができ、あらゆるドライバーの重心角ほぼ全域をカバーする。ボールのつかまり過ぎを抑えたい人も、しっかりつかまえたい人も自分のスイングに最適な重心角(つかまり)でスクエアインパクトが実現できる。

クラウン形状とフェースデザイン

クラウン形状とフェースデザインにも改良を加えています。

感性を科学し「飛ぶところで打てる」を実現

ゴルファーは無意識下でヘッド高さの中央だと認識した部分で打とうとする傾向がある。ヤマハはそこに着目し、無意識下で認識する部分と、「最も飛ぶところ(最適打点)=フェース中心やや上部」が一致するように、クラウン形状とフェースデザインを設計した。

(出典:ヤマハ公式HPより)

TW757「Type-D」ドライバーと「VD59」ドライバーの比較

クラブのコンセプト

TW757「Type-D」ドライバーと「VD59」ドライバーは以下のようなコンセプトとなっています。

TW757「Type-D」ドライバー

世界初のカーボンスロット搭載。トゥとヒールのウエイトを入れ替え、ゴルファーに合わせた最適化が可能。つかまり重視タイプ。

「VD59」ドライバー

圧倒的直進性をすべてのゴルファーに

TW757「Type-D」ドライバーは、世界初のカーボンスロットを搭載。つかまりのよい設計です。

一方、ヤマハ「RMX VD59」ドライバーは、今回の目玉である高い慣性モーメントによる直進性を強調しています。

デザイン比較

ソール側のデザイン比較

まずTW757「Type-D」ドライバーはこのようなデザインです。

出典:本間ゴルフ公式HP

黒を基調としたスタイリッシュなデザインです。フェース寄りとバック寄りに配置されたウエイト、カーボンスロットが見えます。

そして、次に「RMX VD59」ドライバーはこのようなデザインです。

出典:ヤマハ公式HP

赤を基調としたデザインです。ヤマハはバイクなども作っていますし、さすがかっこいいデザインです。

次に上から見たヘッドの形状を見てみましょう。

上から見たヘッドの形状

まずはTW757「Type-D」ドライバーから、

出典:本間ゴルフ公式HP

黒一色。シンプルかつ無駄のないデザインです。

そして「RMX VD59」ドライバーです。

出典:ヤマハ公式HP

赤いラインが入ったデザインです。レッドがスポーティな感じがします。

TW757「Type-D」ドライバーと「VD59」ドライバーのスペックを比較

TW757「Type-D」ドライバーと「VD59」ドライバーのスペックを比較してみましょう。

複数数値がある場合は、ロフト角「10.5」、シャフトの硬さは「S」のもの同士で比較します。TW757「Type-D」ドライバーは「SR」の設定はありません。

項目  TW757「Type-D」ドライバー 「VD59」ドライバー
ロフト角(°) 9.0,10.5 9.5(±1)/10.5(±1)
ライ角(°) 56.5 59(59.75、60.5)
ヘッド体積(cc) 460 460
クラブ長さ(インチ) 45.5 45.5
クラブ重さ(g) 306 299
シャフト重さ(g) 54.5 55
シャフトトルク 4.85 5.0
シャフト調子 中調子 中調子
バランス D2 D2

ロフト角

ロフト角は、TW757「Type-D」ドライバーは9度、10.5度、(調整機能有)が用意されています。

「VD59」ドライバーは9.5度、10.5度(調整機能有)が用意されています。

ライ角

ライ角は違いがあります。

TW757「Type-D」ドライバーは56.5度で、「VD59」ドライバーは59度です。

ライ角の基本に従うと、TW757「Type-D」ドライバーは相対的にフラットライトでスライス軌道になりやすい、一方「VD59」ドライバーは相対的にアップライトでフック軌道になりやすい設定と言えます。

ライ角とは、クラブのソールが水平になるように置いた時に、シャフトの中心線と水平な地面とが成す角のことです。この角度が大きくシャフトが立っている状態のことを「アップライト」、角度が小さくシャフトが寝た状態のことを「フラット」といいます。ライ角がアップライト(角度が大きい)であると一般的にボールがフック軌道になりやすい。また、フラットライト(角度が小さい)であるとボールがスライス軌道になりやすいという特性があります。

クラブの重さ

クラブの重量はTW757「Type-D」ドライバー306g、「VD59」ドライバー299gです。

TW757「Type-D」ドライバーの方が7g重いです。

シャフトの重量を見てみますと、TW757「Type-D」ドライバーが54.5g、「VD59」ドライバーは55gとなっており、シャフトはTW757「Type-D」ドライバーが0.5g軽いです。

シャフトは以下のもので比較しています。

TW757「Type-D」ドライバー:VIZARD SHAFT for TW757(S)

「VD59」ドライバー:Diamana YR(S)

ヘッドとシャフトの重さはバランスにも関係してきます。バランスの部分でご紹介しますが、TW757「Type-D」ドライバーがD2、「VD59」ドライバーもD2となっています。

シャフトトルク

シャフトトルクは近しい設定です。。

TW757「Type-D」ドライバーは4.85、「VD59」ドライバーは5.0となっています。

TW757「Type-D」ドライバーの方が小さな値です。

つまり、相対的にTW757「Type-D」ドライバーの方が、少し手を動かすとヘッドが敏感に反応するため操作性が高い、「VD59」ドライバーの方が、手を動かしてもヘッドはブレにくいため安定性が高くミスに強い、ということになりますが、両者ともやや操作性が高い傾向です。

シャフトトルクとは、一言でいえば手の動きとの連動性の度合いです。このトルクが小さいほど、手の動きに対してヘッドが敏感に反応します。逆にトルクが大きいほど、手の動きに対してヘッドの動きが鈍感になります。よく、トルクとはクルマのハンドルの遊びのようなものと言われます。要するに、自分の手がちょっと動いたらヘッドも敏感に反応するのか、ちょっとぐらい動いてもヘッドが反応しないのかということです。

シャフト調子

シャフト調子はTW757「Type-D」ドライバー、「VD59」ドライバーともに中調子となっています。タメも作りやすく、ヘッドもある程度走る万人向けのセッティングといえます。

シャフトの調子は、キックポイントとも呼ばれます。大きく分けて3種類あり「先調子(ロー)」、「中調子(ミドル)」、「元調子(ハイ)」があります。

先調子は、シャフトの先端側にキックポイントが設定されているシャフトです。しなるポイントがヘッドに近いため、ヘッドが走りやすくボールがつかまりやすい。ボールをつかまえたい、打ち出し角を高くしたいというゴルファーには先調子がおすすめと言われます。
元調子は、キックポイントがシャフトの手元側に設定されているシャフトです。切り返しで手元側がしなることでタメが作りやすいが、その分ボールはつかまりにくいと言われます。ボールを叩くパワーのあるゴルファーには元調子がおすすめと言われます。
中調子は、キックポイントがシャフトのちょうど中央付近に設定されているシャフトです。先調子と元調子の中間的な性能です。タメも作りやすく、ヘッドもある程度走ります。中調子は安定感があり、万人向けと言われます。

先中調子は、先端側よりやや中央寄りにキックポイントを設定していて、先調子と中調子の中間的性能を持ったシャフトです。
中元調子は、手元側よりやや中央寄りにキックポイントを設定していて、中調子と元調子の中間的性能を持つシャフトです。

バランス

バランスは同じです。

TW757「Type-D」ドライバーはD2、「VD59」ドライバーもD2となっています。

バランスとは、スウィングウェートとも呼ばれます。スイングした時に感じるヘッドの重さを数値に表した指標です。クラブ全体の重さに対して、ヘッドの重さの比率を示すもので、A1が最もヘッドが軽く、E9が最もヘッドが重い。一般的なゴルフクラブでは、D0からD4までの設定になっています。感覚としてよく、D1は軽くD4は重いと表現されたりします。

まとめ ~TW757「Type-D」ドライバーと「VD59」ドライバー~

TW757「Type-D」ドライバーと「VD59」ドライバーの違いをまとめてみました。

私見ですが、カタログからわかるいくつか比較のポイントをまとめてみました。

・TW757「Type-D」ドライバーは新テクノロジー「カーボンスロット」を搭載。スリット(溝)をカーボン材で覆いインパクト時のたわみ戻りによる反発力の最大化。これにより高い初速性能を備える。

・ヤマハ「RMX VD59」ドライバーは「RMX VDウェイトシステム」によりどのようなセッティングでも安定した直進性を実現。

ライ角はTW757「Type-D」ドライバーは56.5度でスライス軌道になりやすい、「VD59」ドライバーは59度でフック軌道になりやすいセッティング。

・クラブの総重量は、TW757「Type-D」ドライバーの方が7g重い。シャフト重量はTW757「Type-D」ドライバーの方が0.5g軽い。

シャフトトルクはTW757「Type-D」ドライバーは4.85で相対的に操作性が高い傾向、「VD59」ドライバーは5.0で相対的に安定性が高い傾向。

・バランスは、TW757「Type-D」ドライバーはD2、「VD59」ドライバーもD2で同じ。

以上のような特徴です。

TW757「Type-D」ドライバーと「VD59」は数値だけ見ると似通ったセッティングです。実際に試打して違いを確かめてみたいですね。

試打レビューはこちらで紹介しています。

TW757「Type-D」「Type-S」ドライバーの試打レビュー・感想

以上、TW757「Type-D」ドライバーと「VD59」ドライバーの違いをまとめてみました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

【ドライバー比較】本間ゴルフ T//WORLD TW757「Type-D」と「Type-S」ドライバーの違いをやさしく簡単に解説【世界初カーボンスロット搭載】

【ドライバー編】コブラ「KING LTDx」と「VD59」の違いを比較解説【COBRA Golf vsヤマハ】

【レッスンプロおすすめ】ヘッドスピードを上げる練習器具【ワンスピード】

コメント