皆さん『一人予約』はされたことがありますか?
仲間内や会社でのゴルフがメインだった私にとって一人予約は長らく無縁だったのですが、環境の変化に伴いゴルフをする仲間が減り、プレーをする機会も減ってしまいました
「ゴルフをしたいけど、プレーする仲間が周りにいない」
そんな状態が続いた結果、「一人予約をしてみよう」と思い立ち、これまで何度か経験してきました
そこで今回は、『ゴルフの一人予約をやってみて分かったこと』『事前に覚えておくべき知識』について紹介したいと思います
一人予約とは
一般的にゴルフ予約というと一組2名~4名の”組単位”での予約になりますが、一人予約の場合は一組に対し1人ずつ予約を入れる”個人単位”での予約となります
つまり当日は知らない人と一緒にプレーをすることになります
一人予約の探し方・手順
ゴルフ予約サイトで『一人予約』という項目から行います
「楽天GORA」からの検索方法をご紹介します。
1.楽天GORAのサイトへ行きます。
2.「一人予約」をクリックし検索します。
一人予約をやってみて分かったこと~予約編~
実際にプラン検索をして予約を入れた後、他の人が同組に予約を入れてくるわけですが、当日までの間に結構な頻度で「キャンセル⇒別の人が予約⇒キャンセル⇒」があることが多いです
皆さんとりあえず仮押さえで一人予約をしておいて、状況が変わったらキャンセルするといったことをしているようです(あまり望ましい行為ではないですが…)
余談で、初めて一人予約をした時の話ですが、
『お、別の人の予約が入ってきたぞ。どれどれ、プロフィールをチェックしてみよう…ふむふむなるほど。当日どんな人かなぁ…。』
『あれ、キャンセル?そしてまた別の人が入ってきたぞ、、、』
こんな感じで気持ちが落ち着かずにやきもきしました^^;
予約が確定するまではメンバーが入れ代わり立ち代わりがある、ということは覚えておいた方が当日まで無駄なストレスを抱えることなく過ごせると思います
当日の流れ
- 基本的に1時間前くらいには現地に着くようにした方がよいです
まれに予定時間よりも早くスタートできることがあるのですが、もし自分のせいで他の同伴者を待たせてしまうと第一印象がかなり悪いです
「到着時間ちょうどだから問題ない」なんていうのは周りへの思慮が無い傲慢な考えだと捉えるべきでしょう
- 第一印象は大切なので、同伴者と合流したらまず『挨拶』しましょう
「〇〇(本名)と言います。今日一日よろしくお願いします」
この程度で構いませんが、印象良く映るよう心掛けましょう
もし自分が初心者だと思うのであれば、
「まだ初心者でご迷惑をお掛けするかもしれませんが、よろしくお願いします」
といったことを伝えておいた方が、相手も配慮してくれるので楽です
また、挨拶の他に雑談などが出来たらお互いの人となりも知れて良いのですが、コミュニケーションが苦手であれば無理する必要もありません
あまり気を張らずに、まずは自分がゴルフを楽しむことを第一に考えましょう
- カートのリモコン操作は慣れている人にお願いする
一人予約では、「リモコン操作・カート運転」を誰がやるかといった問題(?)があります
仮に自分がリモコン操作をする雰囲気を感じたら「初めてで不慣れですので、すみませんがどなたかお願いできますか?」と尋ねれば、誰かしらやってくれるでしょう
- プレーファストを心掛けましょう
プレーが遅いとイライラする人は多いですし、プレーファストは最低限のマナーでもあります
空いてる時間に準備、順番がきたらスッとプレー、やるべきことを先回りして把握しておく、ミスショットやボール探しで時間を取ってしまったら挽回するよう走る、などなどを心掛けてプレーしましょう
プレーファストに自信が無い場合は、「不慣れで迷惑かけるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします」といった一言を伝えておくと良いと思います
- ラウンド終了後
最終ホールが終わってクラブハウスに戻ったら、同伴者に感謝とお別れを述べて解散となります
一人予約をやってみて分かったこと~当日編~
- 一通りのルール・マナーは身に付けてからが無難
ルールを完璧に理解しておく必要はありませんが、ある程度独り立ち出来ていないと周りに迷惑となります
判断が難しい状況に直面した場合は臨機応変に立ち回り、不安を感じたなら同伴者さんに対処方法を聞いた方が良いです
- 同伴者に対して厳しくなりすぎないように
1パットOKの距離や多少ボールを動かすだとかスコアの過少申告など、同伴者に対してあまり厳しく指摘するのはやめておいた方が無難です
あくまで個々人でのゴルフの楽しみ方があるので、スコアを競ったりなどはせず、自分のプレー・スコアに集中することを心掛けた方がよいです
- カートの座席は指定席?
誰がカートのどこの席に座るか、自然の流れで決まることがあります
特に一人予約に慣れていて面倒くさがりの人は、スタートから後方座席を死守する人もいます(絶対に運転しない、場所をずれたりもしない、遠回りでも固定位置に座る)
そうなると必然的に誰が運転するかも決まりがちです
席を固定して決めた方が面倒が無いという考えも一理あります
- ボールを拭く雑巾
私は一人予約するまでボール拭き(ボールクリーナー)を使う習慣が無かったのですが、多くの人は使います
グリーンに向かう時に、カートに備え付けのボール拭きがあれば持っていき、自分のボールを拭いたら同伴者に回していきましょう
もし同伴者からボール拭きが回ってきたら、自分のボールを拭いて他の人に回すか、自分が最後であれば保管しておき、カートに戻ってから前方のダッシュボードや後方の傘の間に挟む、など定位置に戻しておきます
もしこれらの作業が面倒だと感じたら、”myボール拭き”を持参することで、『自分は関わりません』のスタイルをおすすめします
- 目土はすべきか
私は普段目土袋を持参してプレーしますが、経験上多くの人は目土袋は持たずにプレーします
初めて一人予約した時に私が一番年下だったので、『自分だけ目土をしていて他の同伴者が引け目を感じたりしないか?』といった不安がありましたが、これまで指摘されたことや目土袋について変に触れられたことは一度もありません
もし同じことを考えている人がいれば、いつもと同じように目土をしてプレーをして大丈夫です
まとめ
これまでの内容をまとめます
- 一人予約は、予約サイトの『一人予約ページ』から予約する
- 第一印象は大事、挨拶はしっかり
- 最低限のルール・マナーは身に付けておく
- プレーファストを心掛ける
- 初心者もしくはプレーに不安であれば、最初にその旨を伝えておく
- 同伴者のプレーに対して口出しはしない
- 楽しむ
初めての一人予約は敷居が高いかもしれませんが、競技ゴルフや月例会への参加など、今後を見据えてゴルフをやろうと考えている人にとってはとても良い経験になります
普段と違う人とプレーすることで、色んなタイプのゴルファーが見れますし、プレーの参考になることも大いにありますし、新たな出会いの可能性もあります
寡黙にプレーする人やワイワイプレーする人、自分の性格と合う合わないはもちろんありますが、共通して言えることは『皆ゴルフが好き』ということ
『たとえ一人でもゴルフをプレーしたい』という気持ちは皆同じです
そんな同じ気持ちを持った人とプレーする、一人予約の醍醐味とも言えるでしょう