ゴルフの片手打ち、やったことある人なら分かると思いますが、とても難しいですよね
「片手打ちの練習はとても重要だよ!」
当時誰に言われたかは覚えてないのですが、それを聞いてから今まで積極的に練習を続けています
最初は球に当てることすら出来なくてとても苦労しましたが、続けていくうちに少しづつ打てるようになってきました
今回は、アマチュア視点で考える『片手打ちのコツ』について述べてみたいと思います
左片手打ちのコツ
ゴルフ左片手打ち
大きいアークと遠心力を使ってクラブを引く!
腕も固めずにぶらぶら使う!
体は開かないように右足の前を見てインパクト! pic.twitter.com/inWNIE5t3o— いぬP@ゴルフひよこ倶楽部 (@golfer_inup) June 28, 2022
- クラブはPWか9番アイアンが長すぎず重すぎずでおすすめです
- クラブを引いて打つ
- 引くことで自然とタメが生まれ、クラブヘッドが走る
- 体(上半身)は閉じたままインパクトを迎える
- 体の右側で全ての仕事を終えるイメージで、インパクト以降のフォローは惰性で、フィニッシュまで自然に
- 腕とクラブは一体化してぶらぶらとヘッドが走る感覚
- ボールに当てにいかず、体とボールとの距離を広く保って懐の深いスイングを心掛ける
右片手打ちのコツ
ゴルフ右片手打ち
腕は使わずに体と一体化して打つ!
体は開いてインパクト!
体を右へ側屈させて腕を使わなくても届くように! pic.twitter.com/MEhLdqjupM— いぬP@ゴルフひよこ倶楽部 (@golfer_inup) June 28, 2022
- クラブを押して打つ
- 腕とクラブは走らせずに、体と一体化させて打つ
- 体(上半身)は開いてインパクトを迎える
- 右側屈を入れることで前傾をキープしたままインパクト
- 体が先行してスイングし、右腕を使うイメージは無し
- インパクト以降は右腕を少し押し込んでフォローを作り、フィニッシュまで自分で持っていく
片手打ち練習で得られるモノ
ここからは、片手打ちをやってきて得られたモノについてピックアップしてみます
クラブは重いという事実
片手打ちにおける最初の分厚い壁は、テークバックでクラブが重くて上がらない(=制御できない)ことです
しかしこれを体感して理解することは、両手のスイングにおいても「クラブは重いものだ」という意識を持つことに繋がります
そしてそれは体を使ったスイングにも繋がりますし、テークバックをゆっくり正確に上げる必要性も分かってきます
更には、クラブの重心を管理する考え方にも繋がってきます
体を使ったスイング
重いクラブを振り上げてキチンと制御するためには、やはり体(特に下半身)を使ってスイングしなければいけないことが分かります
テークバックを片手の力だけで上げようとするととても重いと感じることもそうですが、飛ばそうと思うとダウンスイングでも体を使わないと飛びません
体とクラブの同調
片手打ちの精度を上げようと思うと、やはり体とクラブが同調していないとダメであることが体感で分かります
腕だけで打とうとするとほとんど当たりません
左手の役割、右手の役割
クラブと左手・右手の位置関係を見てみると、『左手はクラブより前方に』『右手はクラブより後方に』あります
これはつまり前方にクラブを動かそうとした場合、左手はクラブを引くことしか出来ず、右手はクラブを押すことしか出来ないという事実です
つまり、『左手はクラブを引いて打つ』『右手はクラブを押して打つ』ということが物理的に明らかです
片手打ちが出来れば両手打ちは楽勝?
「片手打ちが普通に打てれば両手で打つのは簡単になるよね?」
という考えが、当初自分の中にあったので片手打ちの練習を続けてきたのですが、これは「間違いではないけど正解でもない」という結論に至りました
先程述べた通り、左手では引いて打つことに対し右手では押して打つため、大げさに言えばお互いの動きがそれぞれの妨げになってしまうからです
例えば左片手でスムーズに振れた後、右手も加えた上で左手主導で振ろうとすると、右手が枷となります。逆もしかりです
大事なのは「両方の手にはそれぞれ役割があり、それらをバランスよくミックスさせてスイングする」という考え方を持つことだと学びました
(レベルアップ編)片手打ちで飛ばす
ここからは片手打ちでの飛ばし方のコツです
片手打ちでも両手の7割くらいの飛距離を出すことは可能です
7番アイアンでテニス🎾 pic.twitter.com/Fq0iHj8dLY
— いぬP@ゴルフひよこ倶楽部 (@golfer_inup) April 12, 2022
- 基本的には先述したコツを大げさにやります
- 体を大きく力強く使います
- テークバックでは体の反動を使って上げるとやりやすいです
- 左片手打ちでは腕を積極的に使って振っていきます
- 下半身で先行して踏み込んでから、一度左足で地面を蹴り返して重心を右に戻すようにすることで、上半身を閉じたまま腕だけ鋭く振るのが容易になります
- 右片手打ちでも少し腕の反動を付けて、しっかり押し込んで打ちます
- テニスのフォアハンドの打ち方に近いです
※尚、肘や手首などの関節を痛める恐れがあるので、いきなり思い切りやるのはやめた方がいいですし、少しずつレベルを上げていくことをお勧めします
まとめ
- 片手打ちは慣れないうちは難しいが、継続することで出来るようになる
- 左片手打ちは引いて打つ、体は閉じる
- 右片手打ちは押して打つ、体は開く
- 体も使わないと打てない
- 精度アップのポイントは体と腕の同調
- 片手打ちが出来るようになると、クラブに対する知識も深まる
以上、アマチュア視点で考える『片手打ちのコツ』でした
少しでも参考になれたら幸いです