「冬のゴルフって寒いだけじゃないの?」
と思ってるアナタは大きな勘違いをしている!!
今回は、今までに冬ゴルフを体験したことがある方も含めて、
- 「冬ゴルフで気を付けるべきポイント」
- 「冬ゴルフの攻略法」
についてを解説し、冬ゴルフを楽しむそして冬ベスト更新のためのハウツーを提供したいと思います
「冬ゴルフは厳しい!」
始めに、冬ゴルフというのは色んな面から「厳しい」ということを自覚することが肝要です
簡単に冬ゴルフがプレーに及ぼす悪影響をまとめると、
- いつも通りのスイングが出来ない
- いつも通りの飛距離が出ない
- いつもよりスコアが悪くなりやすい
- 狙った所に打てても、自然環境の影響で結果が伴わない
…なかなか厳しい内容です
ではなぜそのようなことが起こるかというと、
- シンプルに寒い
- 体が回らなかったり打ち急いでしまったりと、思った通りのショットが打てない
- 体の故障の危険性が高まる(しっかり準備運動を!)
- 凍った箇所で跳ねたり、湿った箇所で止まったりする
- 雪が残っているとランが急激に止まる
- バンカーは固すぎてバンカーではない
- パッティングの距離感が読みづらい
- etc…
これだけ見ると、冬ゴルフは「やらない方がいい」ということになりますが、そう決めつけるのは早計です!
冬ゴルフのメリット
そんな厳しい冬ゴルフですが、だからこそ得られるメリットというものがあります
いわゆるシーズンオフで、シーズン中に比べてプレーヤーも少なくなるので、
- 安い
- 混まない
- 待たされたり急かされたりといったことが少ない(=ショットに集中できる)
- 後続組に見られる機会も減るので、実は初心者にもおすすめ
- シーズン中ではなかなか予約ができない人気コースでのプレーができる
また、コース攻略が難しくなるため、
- 状況把握やマネジメントといった能力が養える
- 通いなれたコースでも違った攻め方ができる(求められる)
- 攻略できた時の達成感!
また、厳しさを乗り越えた達成感や予想外の跳ね方をするのを見たりとシーズン中にはなかなか得られない体験が出来るので、
- 思い出に残りやすい
ということもあるのではないでしょうか
シーズン中ではなかなか得られないメリットというものがあるわけですね
冬ゴルフ攻略「虎の巻」
ここからは、冬ゴルフの攻略法についてを見ていきましょう
- とにかく体を温める努力を惜しまない
- 気温が低いことで物理的に飛ばなくなるのと、シーズン中よりも体が回らないので、番手を上げて80%のスイングをする
- 凍ったグリーンは止まらないので、花道などを使って手前から転がす
- 凍ったグリーンだと、キャリーでカーンッ!と跳ねてグリーン奥まで行ってしまうことがあるので、グリーン面の事前確認と、キャリーオンは避ける
- グリーン回りからのアプローチは、パターやUTなどで転がす(ラフからでも積極的に使う)
- チッパーも効果的に使える
- 昼時になると凍っていた箇所も溶けてくるが、日陰のエリアは凍ったままの可能性もあるので、ショット前に狙い所を確認
- スイングアークが小さくなりがちなので、大きくゆったり振るのを心掛ける
- ラフは枯れてシーズン中よりも影響が少ないので、フェアウェイキープにこだわらず広く使う(雪や湿地などは避ける)
- 前後組とは余裕がある機会も多いので、寒いからといって焦らずにショットに集中する
たくさんありますが、キーポイントとなるのは、
- 防寒対策
- 焦らずショットに集中する
- 手前から攻める
- 転がす
- 番手を上げて余裕を持ったスイング
となります
防寒対策
「虎の巻」にも挙げたとおり、体を温めるということは何よりも重要です
体が冷えていると、、、
- 体が回らない
- 寒くてプレーに集中できない
- スイングテンポが速くなりがち
- 楽しめない
兎にも角にも悪いことだらけなので、まずはここを出来る限りクリアにすることです
手を冷やさない
手が冷たいと、普段のグリップができないのと、インパクトの衝撃で痛みを伴いやすいので、スイングが緩みがちになってしまいます
ポケットにはホッカイロを忍ばせておき、空いた時間は手を入れて温めるようにしましょう
冬用ポケットを用意するのもオススメです
足元を見落としがち
「寒さは足元からくる」といわれるように、足元の寒さ対策も重要です
よく、上半身は完全防備だけど、下半身がおろそかという人を見掛けます
ゴルフスイングは下半身が重要なので、下半身が動かないと思い通りの球が打てません
意外と着けている人は少ないですが、レッグウォーマーは効果的です
私も使ってみましたが、着けていると断然に暖かさが違うのでオススメします
ネックウォーマーも暖かい
最近はヒーター付きのベストなどもあるので、寒がりな方には最適でしょう
冬ゴルフに対するモチベーション
ここまで冬ゴルフについて見てきましたが、
「それでも冬ゴルフはやりたくない!」
と思う方もいるでしょうし、それは仕方がないことだと思います
ただそんな方でも、上司や人付き合いでどうしても冬ゴルフをやらなければいけない場面があるかと思います
そんな時のモチベーションの上げ方として
「物事を逆に考える」
ことをおすすめします
例えば冬ゴルフとは真逆の条件、
「平坦で、ハザードもなくて、距離も短いコースを、最適な気候で、プレーする」
というケースを思い浮かべて下さい
当然スコアは上がるでしょうが、たまになら良いですが、毎回となるとどうでしょう?
なんだか物足りないとは思いませんか?
ゴルフには、
ハザードがあり
ドッグレッグがあり
打ち上げ打ち下ろしがあり
傾斜があり
自然との戦いがある
からこそ、面白いし、スポーツであり、一般大衆にも普及しているのだと私は思います
その1つとして「冬」という厳しさに敢然と立ち向かう姿勢というのは、必ず何か自分に得られるものがあるのだと思います
悲観的になりすぎず前向きに捉えることは、人生においても有益でしょう
冬の厳しさを経たからこそ得られる、春の訪れの歓喜というのは、ひとしおです
冬ゴルフの本質とは何か
これまで見てきたことを鑑みると、冬ゴルフの本質というのは、
「物事をどのように捉え、それをどのように自分に落とし込むか」
ということに尽きるのではないでしょうか
「冬ゴルフだったけど、終わってみて楽しかったな!」
と思えるかどうかは、プレーヤーの判断力・人間力に大きく依存するのだと思います
厳しい中でも同伴者とのチームワークで楽しく過ごせたなら、それは良き思い出に残ることでしょう
冬ゴルフを経験し、プレーも人間性も一回り大きくなって、暖かい春を迎えることができたら最高ですね

