パー3攻略シリーズ③『2つグリーンの間に木があるパー3』
今回は、パー3攻略シリーズ③『2つグリーンの間に木があるパー3』です。
このシリーズは、パー3の特徴を以下のようにとらえ、パー3に特化して攻略を考えます。
・ダボ以上打つとリズムを崩しやすい
・何かと1打目のプレッシャーが大きい
メイングリーンとサブグリーンの間に大きな木があるパー3ってよくあります。
左右がOBだったりすると、安全策をとって2つのグリーンの間を狙おうと思いますが、木にあたるのもいやだし。
意識すればするほどなぜか木に当たる。不思議なレイアウトのホールです。
さて、このようなパー3を「飛距離の出ないアベレージゴルファー目線」で攻略を考えていきます。
※あくまで個人的な見解であることをご了承ください。
スコア90~100のアベレージゴルファー。
最大飛距離は控えめ。ドライバー飛距離約200ヤード、7I約120ヤード。
月に1度、競技ゴルフにも参加。HS50m/s越えのゴルファーの傍らで、常にセカンドを先に打っても、ガチのゴルフ女子に飛距離で負けてもめげずに参加しています。
飛距離が出なくても、多少アプローチが下手でも、頭を使えばスコアメイクでカバーできるはず。
前提として、まずは距離をしっかり測っておくことが大切です。
GPSナビやレーザー距離計を用意しておくとよいでしょう。
2つグリーンの間に木があるパー3をどう攻略するか
例えば以下のようなホールを想定します。
メイングリーンとサブグリーンのツーグリーンのホールで、真ん中に大きな木があります。
よくあるコースレイアウトだと思います。
あんまりピンを狙いすぎると逆に外側に外しそうで、真ん中よりに打ちたいけど…
意外と当たってしまう真ん中の樹木。
みなさんはこのようなホールをどのように攻略しますか?
左狙いで、左過ぎ
大きく左に打ち出してしまいOB
左グリーンに乗せるつもりで左へ打つとなんだか左に行き過ぎ。
こういう時に限って、あたりが良すぎ。
このようなミスが多発してます。
特に左側がOBだともう大事故です。
こうなってはいけない失敗例
かといって真ん中に打つと木が絡む
左が崖だったり、OBだったりすると安全策をとって真ん中に打ちたくなるのが人情です。
でも、なぜだか木が邪魔してきます。
幹にあたったり、葉っぱにかすったりしてワンオンを阻んできます。
下手すると、こちら側にボールが戻ってきたりします。
でも特段、木は動いたりしてません。
みずから、木に絡みに行っています。
コース設計者の思うつぼにはまったみたいでくやしいですね。
狙えない位置につけてしまうと厄介
木が絡むトラブルで、最悪なのが、2打目にグリーンが狙えない位置につけてしまうことです。
木の後ろ側につけてしまって、どうやってもグリーンが狙えない。そこまでいかなくても、枝の下を通さなくてはならない場面など。
あとは、スライスやフックを駆使しないと乗らないケース。
そんなスーパーショットが打てるなら最初から木に当てていない。
ティーの位置にひと工夫
左に行き過ぎてしまったり、木に当たったり、それはアベレージゴルファーの愛嬌。
しょうがないです。
でもなるべくそのようなトラブルは避けたいところ。
ティーショットで少し工夫をすることが考えられます。
例えば、左グリーンならば、ティイングエリアの、できるだけ左側から打ちます。
右グリーンならその反対。
なるべくコースと平行に。
ティーイングエリアの左いっぱいから打つのと右いっぱいから打つのでは、大分方向性のミスに関するリスクが違います。
青のラインより赤のラインのほうが方向性のブレに対してリスクが低いです。
悪あがきかもしれませんが、このようにしてちょっとでもトラブルの可能性を減らします。
2つグリーンの間に木があるパー3攻略まとめ
今回の攻略についてまとめます。
①真ん中の木を避けすぎてOBしない。
②木を意識すると木が絡む。2打目を狙えない位置につけないこと。
③方向性のブレのミスを軽減するにはティショットを打つ位置を調整。コースと平行に。
このようなことを気を付けています。
ゴルファーの数だけ攻略法があると思います。スコアメイクの参考になれば幸いです。
2つグリーンの間に木があるパー3って、木が絡みさえしなければやさしいホールであることも多いです。
ぜひ良いスコアでホールアウトしてスコアを稼ぎたいですね。
ではまた次回、よいゴルフライフを。