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フッカーの悩み【右プッシュアウト/左チーピン】

スライスを直す ゴルフテクニック

ゴルフ歴約2年のおにぎりさんがドライバー不調に陥り、それを修正するまでの話をインタビューしてきました。

右に曲がるスライスボールに悩む人が多いですが、左に曲がるフックボールに悩む人も少なからず存在します。

では、さっそくフックボール持ちのおにぎりさんが陥った不調について聞いてみましょう。

不調の症状

こんにちは、おにぎりさん。

まずは不調になる前の状況を教えてください。

ヘッドスピードは39~40で、持ち球はドローです。

ドライバーの飛距離は220~230ヤードくらいだと思います。

アマチュアの平均的な数値だと思います。

ドライバー不調になったとのことでしたが、

具体的にどのようになったのですか?

ドライバーが右へのプッシュアウトと、

左へのチーピンばかりになる状況に陥りました。

その症状はドライバーだけだったのでしょうか?

シャフトの長いウッド系クラブやロングアイアンでも、出玉が左右に散っていたように思います。

ただ、ドライバーがやはり1番ミスショットが顕著でした。

なるほど、ドライバーは飛距離が出る分、OBなどの事故に繋がってしまうので大変ですね。

 

右プッシュアウトの原因

不調になる原因は何だったのでしょうか?

おそらく、左サイドへの体重移動の意識が右プッシュアウトの引き金になったと思っています。その原因は2つあります。

・過度なインサイドアウト軌道のスイング

・インパクト時のオープンフェース

です。

右プッシュアウトと左チーピン、出玉の方向は真逆ですが、

原因は同じだったという事でしょうか?

はい。体重移動によってスイング軸が左サイドにスライドしていたため、フェースがスクエアに戻る前に、開いた状態でインパクトを迎えてしまっていました。

これが元々のインサイドアウト軌道のスイングと相まって、右方向へのスクエアショットとなってしまっていました。

なるほど。体が左に突っ込んだ形になって右に飛んでいたのですね。

それがどうして左チーピンにも繋がるのでしょうか?

右プッシュアウトを嫌って無理にフェースターンをさせようとしたり、最初からフェースを閉じた状態でアドレスしてしまうと、逆に左チーピンが出る、といった具合です。

左に飛ぶ場合は、フェースがかぶりすぎて低い球ばかりでした。

右プッシュアウトを修正する

そのような状況から、どのようにスイングを修正したのでしょうか?

治し方は至ってシンプルです。

・アドレス時のグリップをスクエアにする事

・肩の位置を飛球線と平行にする事

バックスイングを内側に引き過ぎない事

まずはこの3つを見直しました。

では、1つ目のグリップのチェックについて教えてください。

グリップについては、アドレス時からフェースがかぶり気味になる癖がついていたので、それを修正しました。

自分から見えるフェース面と、自分の反対側から見えるフェース面をチェックして、クラブをスクエアに構えられる位置を確認しました。

自分以外の人に見てもらうのも良いと思います。

2つ目、肩の位置のチェックについて教えてください。

肩の位置については、アドレス時点から開いた形になったり、閉じた形になったりしよう、気を付けるようにしました。

後方からの動画を自分で撮れば、簡単にチェックできます。

3つ目、バックスイングについて教えてください。

バックスイングについては、クラブを内側に引きすぎないように、飛球線後方に引くような意識を持つようにしました。私の場合は、少しアウトサイドに上げるイメージを持つくらいでちょうど良かったです。

また、アドレスの腕の形をそのままキープしつつ、体を捻転させる事も重要です。

なるほど。アドレス~バックスイングの段階で、オープンになったりクローズになったりする要因を排除した、という事ですね。

他にスイングで改善した点はありますか?

ダウンスイング時には体重させすぎないように、少し抑えるようにしました。具体的には、左足の外側にまで体が流れないように、左足の親指で踏ん張るイメージです。

また、アッパーブローを意識しすぎるとスイングフォームが崩れてしまいがちなので、体の正面でインパクトする事と、フォローを低く長く出すイメージで振り抜くようにしました。自然な角度でインパクト出来るようになったと思います。

なるほど。いかに自然体のスクエアな状態でインパクトを迎えられるかが鍵になりそうですね。本日はありがとうございました。

 

右プッシュアウト対処法まとめ

それでは最後に、ヒアリングした右プッシュアウトの対処方法をまとめておきます。

【アドレス時】

・スクエアフェースとなるようにグリップする。

・肩の位置は飛球線と平行にする。

【バックスイング時】

・飛球線後方に真っすぐ引くイメージを持つ。

・アドレス時の腕の形をキープさせつつ、体を捻転させる。

【ダウンスイング時】

・左に体重が流れすぎないように踏ん張る。

・体の正面でインパクトを迎える。

・フォローを低く長く出すイメージで振り抜く。

 

以上、おにぎりさんに聞く、右プッシュアウト対処法でした。

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