「100ヤード以上のアイアンショットではシャンクしないけど、30ヤード以内のグリーン回りでシャンクが出るんだよなぁ…」
今回はそんな方に向けた内容です
実をいうと、私もかつて「アプローチシャンク」に悩まされた1人で、どうやって克服したかを体験談を元にまとめてみましたので、皆様の参考になれば幸いです
シャンクとは、ボールがアイアンのシャフトの根っ子(ネック)の部分に当たってしまい、ド右に低く真っ直ぐ飛んでいってしまう現象です
「ペチン!」と特有の音がして手が痺れます…
アプローチでシャンクが出る理由
ミドルアイアンやロングアイアンで飛ばそうと力んでしまうことによってミートポイントがずれてシャンクするのなら理解できるのですが、30ヤード以内の短い距離で、しかも
「ちゃんと当てようと狙って打っているのに、シャンクする」
というのは、私自身なかなか理解に苦しみました
しかし実はこの、
「ちゃんと当てようと狙っている」
という所に原因があったのです。。
ちゃんと当てようとするからシャンクする?
私は以前テニスをやっていたのですが、テニスに限らず、道具を使って球を打つスポーツをやっていた方ほど、このアプローチシャンクに陥りやすいのです
例えば野球やバドミントンや卓球などです
基本的に野球のバットやテニスのラケットなどでは、どれだけ「芯(=ミートポイント)」で球をとらえるかが重要で、そのための練習を日々重ねるかと思います
そしてその芯というのはグリップの延長戦上にあるのが当たり前です
しかしゴルフでは、グリップの延長線上に芯は無く、あるのはネックなのです
そうこれが、
「ちゃんと当てようとするほどシャンクする原因」
なのです
ボールに意識が向けば向くほど、そこに向かってクラブを落としてしまい、シャフトのネックに当たってしまうということです
ゴルフクラブって特殊ですよね(^_^;)
アプローチシャンクの対策
原因が分かったならば対策も簡単です
要は、
「ボールの内側(体側)をシャフトが通過するように振ればよい」
ということだけです
野球でいえば、ボールの内側を空振りする必要があるわけです
私がシャンクに悩んでいた頃、どうやったら治せるかとネットで調べると、
「体をボールから離してアドレス!」
「前傾をキープ!」
「フェースを閉じる!」
などといったことがよく書かれてありましたが、どれもイマイチしっくり来ませんでした
というのも私自身、原因がちゃんと理解できてなかったんですね
「シャンクは連続で出やすい(=シャンク病)」
なんてよく言われますが、シャンクの理屈が分かっているならば、絶対に2度続けて起こるなんてことはあり得ないはずです
シャンクが出たら、
「あぁ、ボール側に振り過ぎたなぁ、もう少し手前を振らないといけないな」
と思うだけで治ります
このことが「当たり前」だと思えるならば、もう皆さんはシャンクとはおさらばしているはずです
簡潔ではありますが、今回は「アプローチシャンクが出る理由」とその「単純な解決策」についてのご紹介でした