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【ゴルフルール】ボールを探していて踏んだ・蹴ったら何打罰?元に戻す場所も解説【もちにゃ】

ゴルフテクニック

林や深いラフでゴルフボールを探しているとき、足に何かが当たったと思ったら自分のボールだった、という経験はありませんか?

ボールを踏んだり蹴ったりすると、罰がつきそうで不安になります。

結論:ボールを探している最中に偶然踏んだ・蹴った場合は無罰です。

ただし、そのまま動いた場所から打つのではなく、ボールがあった元の場所へリプレースしなければなりません。

今回の記事では、ゴルフボールを探していて動かしてしまった場合のルールを、自分・同伴者・カート別に分かりやすく解説します。

本記事はこんな方におすすめです
・ボールを探していて踏んでしまった
・蹴ったボールをどこに戻せばよいか分からない
・同伴者が自分のボールを動かした
・カートでボールを踏んだ場合の処置を知りたい

ゴルフボールを探していて踏んだ・蹴ったら何打罰?

ボールを探している最中に偶然動かした場合は、基本的に罰はありません。

ゴルフ規則7.4では、ボールを探したり確認したりしているときに、プレーヤーや同伴者などが偶然ボールを動かしても無罰と定められています。

ボールを動かした人・物 処置
自分の足・クラブ 無罰 元の場所にリプレース
同伴者 無罰 元の場所にリプレース
自分または同伴者のカート 捜索中の偶然なら無罰 元の場所にリプレース
捜索を始める前に自分が動かした 1罰打 元の場所にリプレース

自分でボールを踏んだ・蹴った場合

林や深いラフを歩きながらボールを探し、偶然ボールを踏んだり蹴ったりした場合は無罰です。

例えば、次のようなケースが該当します。

・深いラフを足で探していたらボールを蹴った
・落ち葉をかき分けていたらボールが動いた
・クラブで草を分けていたらボールに触れた
・木の上にあると思って木を揺らしたらボールが落ちた

いずれも、ボールを見つけるための合理的な捜索中に偶然動かしたのであれば罰はありません。

ただし、動いた先からそのまま打つことはできません。ボールが元々あった場所へ戻してからプレーします。

ボールを探し始める前に踏んだ場合は1罰打

注意したいのが、まだ捜索を始めていない段階です。

例えば、ボールがあると思われる場所へ向かって歩いている途中に、自分のボールを踏んで動かした場合は、捜索中と認められない可能性があります。

積極的にボールを探し始めた後なら無罰です。

ボールがありそうな場所へ移動しているだけの段階で自分が動かした場合は、原則として1罰打で元の場所へ戻します。

同伴者がボールを踏んだ・蹴った場合

同伴者が一緒にボールを探していて、偶然あなたのボールを踏んだり蹴ったりした場合も罰はありません。

ボールの持ち主にも、捜索を手伝っていた同伴者にも罰はなく、元の場所へリプレースします。

一般的なストロークプレーでは、捜索中以外に別のプレーヤーがあなたのボールを偶然動かした場合も、あなたに罰はありません。別のプレーヤーは「外的影響」として扱われ、ボールを元の場所へ戻します。

ただし、マッチプレーでは相手が捜索中以外にボールを動かした場合など、扱いが異なるケースがあります。

カートでボールを踏んだ場合

ボールを探している最中にカートを移動させ、偶然タイヤでボールを踏んだ場合も、合理的な捜索中であれば基本的に無罰です。

ボールはタイヤに押されて地面へ埋まったり、別の場所まで転がったりすることがありますが、動いた先からプレーするのではなく、元の場所へ戻します。

自分のカートで捜索前に動かした場合

自分が運転するカートや、自分の用具によってボールを動かした場合、捜索中の偶然でなければ原則として1罰打です。

一方、同伴者が運転するカートに動かされた場合は、一般的なストロークプレーではボールの持ち主に罰はなく、元の場所へ戻します。

ボールを見つけるために、カートでラフの中を何度も走る行為は避けましょう。
合理的な捜索を超える行為と判断される可能性があるほか、コースを傷めたり、事故につながったりする危険があります。

元の場所が分からない場合はどうする?

ボールを蹴ってしまい、元の場所が正確に分からない場合は、確認できる情報をもとに元の場所を推定します。

同伴者の目撃情報や、ボールが動いた方向、草の倒れ方などを確認して、元々あったと考えられる場所へボールを置きます。

元の場所が分からなくても、蹴られたボールが止まった場所から打つわけではありません。
元の場所を合理的に推定し、ボールをリプレースします。

深いラフに埋まっていた場合

ボールが草の下や根元にあった場合は、できる限り元の状態に近い位置へ戻します。

木や固定物に接していた場合も、その物に接していた元の位置へリプレースします。

砂に埋まっていた場合

ボールが砂に覆われていた場合は、元のライを再現してからボールを戻します。

ただし、ボールが完全に砂に埋まっていた場合でも、ボールの一部を見える状態にしておくことは認められています。

落ち葉の下にあった場合

ボールは元の場所へ戻しますが、捜索中に動かした落ち葉を一枚ずつ元の状態へ戻す必要はありません。

動いた場所からそのまま打ったらどうなる?

捜索中に動いたボールは、罰がなくても元の場所へリプレースする必要があります。

ボールを戻さず、蹴られて止まった場所からプレーすると「誤所からのプレー」になります。

プレー形式
ストロークプレー 2罰打
マッチプレー そのホールの負け

「踏んだこと自体は無罰」でも、「元に戻さず打ったこと」に対して罰がつくため注意しましょう。

わざとボールを蹴った場合は無罰にならない

無罰になるのは、あくまでもボールを探している最中に偶然動かした場合です。

すでにボールを発見した後に、打ちやすい場所へ移動させる目的で蹴ったり、手で動かしたりした場合は無罰にはなりません。

自分の止まっているボールを故意に動かした場合は、原則として1罰打を受け、ボールを元の場所へ戻します。

よくある質問

Q. ボールを蹴ったけれど、数センチしか動いていません

動いた距離に関係なく、元の場所へリプレースします。捜索中の偶然であれば罰はありません。

Q. 踏んだことでボールが地面に埋まりました

踏まれる前にあった元の場所とライを推定し、できる限り元の状態を再現してリプレースします。

Q. 同伴者がボールを拾い上げました

ボールを確認するための合理的な行為であれば無罰ですが、元の場所へ戻します。確認のために拾い上げる場合は、先にボールの場所をマークするのが基本です。

Q. 蹴ったボールがOB区域まで転がりました

蹴られて止まった場所は関係ありません。ボールが元々インバウンズにあったのであれば、その元の場所へリプレースします。

まとめ

ボールを探していて偶然踏んだ・蹴った場合は無罰です。

自分、同伴者、カートのいずれによって動いた場合でも、合理的な捜索中の偶然であれば、基本的に罰はありません。

ただし、次の3点には注意しましょう。

・動いたボールは元の場所へリプレースする
・元の場所が分からなければ合理的に推定する
・捜索前や発見後に自分が動かすと1罰打になる場合がある

ボールを踏んだことに慌てて、そのまま動いた場所から打つと誤所からのプレーになる可能性があります。

「捜索中の偶然なら無罰。ただし元の場所へ戻す」と覚えておきましょう。

※本記事はゴルフ規則7.4、9.4、9.6、14.2をもとに作成しています。競技では、判断に迷った場合は競技委員へ確認してください。

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