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【ゴルフルール】カート道の救済で木の後ろになったらどうする?救済を断る・やり直すことはできる?【もちにゃ】

ゴルフテクニック

カート道にボールが止まり、罰なしの救済を受けようとしたら「ニヤレストポイントが木の後ろだった」という経験はありませんか?

せっかく無罰で救済できるのに、ドロップすると元より打ちにくくなることがあります。

結論:カート道の救済で木の後ろになることはあります。

救済を受ける前なら、罰なしの救済を使わずカート道からそのまま打つこともできます。

ただし、正しくドロップして球が救済エリア内に止まり、救済が完了した後は、「木の後ろだから」という理由だけでやり直すことはできません。

今回の記事では、カート道の救済で木の後ろになった場合の処置と、「救済を断れるのか」「ドロップをやり直せるのか」を分かりやすく解説します。

本記事はこんな方におすすめです
・カート道からの救済方法が分からない
・ニヤレストポイントが木の後ろになった
・救済を受けない選択ができるのか知りたい
・ドロップ後にやり直せるのか知りたい

カート道の救済で木の後ろになったらどうする?

木の後ろが正しい救済エリアなら、残念ながら「打ちにくいから別の場所へ」という選択はできません。

舗装されたカート道は基本的に「動かせない障害物」にあたり、ボール、スタンス、意図するスイング区域に障害がある場合は、規則16.1により罰なしの救済を受けられます。

ジェネラルエリアで救済する場合は、まず完全な救済のニヤレストポイントを基準にします。

カート道からの救済エリア
・基点=完全な救済のニヤレストポイント
・基点から1クラブレングス以内
・ホールに近づかない
・ジェネラルエリア内
・カート道による障害が完全になくなる場所

重要なのは、ニヤレストポイントは「一番打ちやすい場所」ではなく「条件を満たす最も近い場所」ということです。

救済でライが悪くなってもルール上は問題ない

カート道から救済した結果、次のような場所になることがあります。

・木の後ろ
・深いラフ
・斜面
・木の根の近く
・打ちにくい方向
・元の場所より悪いライ

これらは、それだけでは救済場所を変更する理由になりません。

反対に、救済した結果フェアウェイにドロップできることもあります。

カート道の救済では、「元より良くなる・悪くなる」は基本的に関係ありません。

「救済=打ちやすい場所へ移動できる」ではありません。
あくまでカート道による障害をなくすための救済です。

木が邪魔だから反対側へドロップしてもいい?

原則としてできません。

「右側は木の後ろだから左側にしよう」と、自分に都合の良い側を選んでニヤレストポイントを決めることはできません。

右打ち・左打ち、ボールの位置、想定するクラブやスタンスなどから、正しいニヤレストポイントを判断します。

考え方 OK?
正しいニヤレストポイントを使う
木のない側を選ぶ ×
フェアウェイ側を選ぶ ×
一番打ちやすい場所を選ぶ ×

 

カート道からの救済は断ることができる?

はい。通常のカート道からの罰なしの救済は、受ける義務はありません。

例えば、カート道にボールがあるものの、救済すると木の後ろになりそうな場合は、救済を受けずにボールをあるがままの状態でプレーすることができます。

救済前なら主に2つの選択肢があります。
①カート道からそのまま打つ
②規則16.1による罰なしの救済を受ける

カート道から直接打っても、カート道にクラブを当てたという理由だけで罰がつくわけではありません。

ただし、クラブを傷めたり跳ね返ったりする危険があるため、無理をする必要はありません。

救済するかどうかはボールを拾う前に確認する

実戦では、ボールをすぐ拾い上げず、まずニヤレストポイントと救済エリアを確認するのがおすすめです。

おすすめの順番
①カート道が本当に障害になっているか確認
②使う予定のクラブとスタンスを確認
③ニヤレストポイントを確認
④1クラブレングスの救済エリアを確認
⑤木やラフなど周囲の状況を見る
⑥救済するか、そのまま打つか決める
⑦救済するならボールを拾ってドロップ

この順番なら「拾ってから木の後ろだと気づいた」という失敗を防ぎやすくなります。

ボールを拾った後でも救済をやめられる?

カート道による障害があり、罰なしの救済を受けられる状況でも、まだ正しい救済エリアへドロップして救済を完了していない段階と、救済が完了した後では扱いが変わります。

ボールを拾っただけで、まだドロップして新しいボールをインプレーにしていない段階であれば、元の場所へ戻してプレーする余地があります。

ただし、元の位置が分からなくなると処置が複雑になるため、救済するか迷っている段階では先にボールを拾わない方が安全です。

迷ったら先にニヤレストポイントを確認。
「どこへドロップすることになるのか」を見てから、救済を受けるか判断すると失敗しにくくなります。

ドロップしたら木の後ろに止まった!やり直せる?

正しい方法でドロップし、ボールが救済エリア内に止まった場合は、基本的にやり直せません。

その時点で救済は完了しています。

例えば、次の理由では再ドロップできません。

・木が邪魔になった
・深いラフに止まった
・ライが悪かった
・グリーンが狙えなくなった
・最初の場所の方が打ちやすかった

「結果が気に入らないからもう一度ドロップ」はできません。

再ドロップできるのはどんな場合?

ドロップした球が救済エリアの外に止まった場合など、規則が再ドロップを要求するケースではやり直します。

ドロップ後 処置
救済エリア内に止まった 救済完了・そのままプレー
救済エリア外に止まった 再ドロップ
2回目も救済エリア外 規則に従って球をプレース
手順や場所を間違えた 打つ前なら訂正できる場合あり

正しい救済エリアに止まったにもかかわらず、木が邪魔というだけで再ドロップすると、誤った処置につながるので注意しましょう。

木の後ろでどうしても打てない場合は?

救済を完了した球が木の後ろに止まり、どうしても打てない場合は、アンプレヤブルを宣言して救済を受ける方法があります。

アンプレヤブルの救済は通常1罰打です。

つまり…
カート道からの救済 → 無罰

木の後ろに止まる

そのまま打てない

アンプレヤブル救済 → 1罰打

「カート道から無罰でもう一度救済する」のではない点に注意してください。

木が最初から邪魔だった場合は救済できないこともある

もう一つ注意したいのが、カート道がなくても元々ボールを打つことが明らかに不可能だった場合です。

例えば、ボールが大きな木や茂みの奥にあり、カート道がなくてもストロークすることが明らかに不合理な状態なら、カート道を理由とした罰なしの救済が認められない場合があります。

カート道がなくても打てない状態なのに、「足が道路にかかるから救済」として脱出することはできません。

罰なしの救済を受けるためだけに、不自然なスタンスやクラブ、スイング方向を選ぶことも認められません。

カート道の救済でよくある勘違い

Q. カート道の左右どちらでも選べますか?

原則として自由には選べません。正しい完全な救済のニヤレストポイントを基準にします。

Q. フェアウェイ側へドロップしてもいい?

フェアウェイ側が正しい救済エリアに含まれていれば可能ですが、「フェアウェイだから」という理由で選ぶことはできません。

Q. 木の後ろなら再ドロップできますか?

正しくドロップした球が救済エリア内に止まったなら、木の後ろというだけでは再ドロップできません。

Q. カート道から直接打ってもいい?

通常は可能です。カート道の罰なしの救済を利用せず、そのままプレーすることを選べます。

Q. 救済後にまたカート道へスタンスがかかります

意図する合理的なスタンスやスイングでカート道の障害が残っている場合は、完全な救済になっていない可能性があります。救済エリアを確認しましょう。

まとめ

カート道の救済で木の後ろになることはあります。

ニヤレストポイントは「最も打ちやすい場所」ではなく、「カート道の障害が完全になくなる最も近い場所」を基準に決めるためです。

・カート道からの罰なしの救済は基本的に任意
・救済せずカート道からそのまま打つこともできる
・木の後ろだから反対側を選ぶことはできない
・正しくドロップして救済エリア内に止まれば救済完了
・ライが悪いだけでは再ドロップできない
・どうしても打てなければアンプレヤブルも選択肢

カート道にボールが止まったら、すぐに拾い上げるのではなく、「救済したらどこへドロップすることになるか」を先に確認するのがポイントです。

救済後の方が悪条件になりそうなら、そのままカート道から打つ選択肢も検討しましょう。

※本記事はゴルフ規則16.1、14.3、14.5、19をもとに作成しています。競技ではローカルルールや競技委員の裁定を優先してください。

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