今回はタイトル通り、「クラブ本数を5本でプレーしてみよう」という提案です
はじめに結論を述べますが、初級・中級者ゴルファーであれば「ゴルフのレベルが2つ3つ上がるくらい」勉強になるかと思います
みなさんに是非おすすめしたいです
クラブ5本ラウンドのメリット
意図的に距離を落とす打ち方を養える
当たり前ですが、番手間の距離を打てるように飛距離を落とす技術が必要となります
普段のラウンドでも「番手を上げてハーフショットにする」といった選択は大切で、プロでもよく使いますよね
マネジメントの勉強になる
普段なら「何となく飛距離を稼いで、残った距離に合わせてクラブを選ぶ」という攻め方もまかり通りますが、5本ラウンドになるとそうも言ってられません
「次に打ちたい番手に合わせて距離を調整する」ということを常に頭で考えながらプレーしなければ、結果が付いてきません
例えば、
「ウェッジで80ヤード打つのが得意だから、残り200ヤードを6番アイアンで120ヤードに抑えて打つ」
といったマネジメント、いわゆる「レイアップ」と呼ばれます
しかしこれは、普段のラウンドから実践すべきことなのです
ミスショットが減る
同じクラブで連続で打つ機会が増えますし、「このクラブ、今日初めて使うから不安だな…」ということも減りますから、結果としてミスショットが減ります
特に初心者の方はスコアが上がる可能性もあります
アプローチの引き出しを増やせる
クラブ5本ラウンドで一番難しいのがショートゲーム、つまりアプローチです
ウェッジ1本でふわりと上げたり転がしたりといった技術が求められます
ウェッジだと寄せるのが難しい状況では、ショートアイアンやパターを使うことも肝要となります
人によってはウェッジを2本入れる選択肢もあるかと思います
1本のウェッジで色々なアプローチが出来るよう、あらかじめ練習して本番に臨みましょう
バッグが軽い
練習場に行くときから軽くて済むので、これはメリットですね
クラブのありがたみが分かる
5本ラウンドを終えてからいつもの本数に戻すと、そのありがたみが分かります
注意点
いきなりラウンドで実践するのではなく、そのクラブ本数できちんと練習をした上で臨んで下さい
なぜなら、意図的に調整して飛距離を落とす必要があるので、その練習をしていないと、ただスコアが悪くなるだけのゴルフになってしまうからです
その他の注意点としては、ラウンド中にクラブを置き忘れないように、といったところでしょうか…
おすすめクラブセット
・ロングアイアンまたはユーティリティ
・ショートアイアン
・ウェッジ
・パター
ドライバーを抜いてフェアウェイウッドを入れるという選択肢もあると思いますが、ドライバーは入れることをおすすめします
なぜなら、一番飛ばせるクラブだからです
極端に言うと、飛距離は加減して落とすことはできますが、伸ばすことは出来ません
ですから、なるべく飛ぶクラブを使いながら、残り距離に応じて加減してショットすることが上策ですし、マネジメントの幅が広がるので勉強にもなります
直ドラの機会も出てきたりして楽しいです
ただ、「あえて、普段ティーショットで多用するドライバーを抜く」という選択肢も面白いと思います
まとめ
クラブ5本ラウンドをおすすめする点についてまとめます
- 1つのクラブで飛距離の打ち分けをする技術が養えます
- クラブと残り距離を合わせて調整することにより、マネジメントの勉強になります
- クラブ選択の幅が広がります
- アプローチ技術のレベルアップになります
「何を選抜しようかな?」と考えるのも5本ラウンドの楽しみの一つです
ラウンド仲間と一緒に5本ラウンドすれば、苦しみと喜びも共感できて楽しいのでおすすめですよ



