ラウンド開始数十分でベストスコア更新の危機に見舞われるのはゴルフではよくあること。
今日こそはベスト更新だ!
と意気込んでラウンドをスタート。
しかしゴルフはそんなに甘いものではありません。
開始1ホール目でOBを打ってしまった。序盤のホールでトリプルボキーを連発など。
スタート前の意気込みが強いほど、そうなってしまったときの落胆も大きいものです。
今回は、そんな時のモチベーションの維持方法について書いてみたいと思います。
そもそもモチベーションとは
モチベーションについての一般論を少し触れます。
そもそもモチベーションとは何でしょうか。
モチベーションてやる気でしょ?という答えが返ってきそうですが、
それは半分正解です。
モチベーションとは、人が目標に向かって行動を起こし、それを続ける心の力を言います。
モチベーションから行動を起こす場合は、以下の2パターンがあります。
②外側からの刺激によって行動を起こすパターン
ゴルフが楽しくてやる気が湧いてきて、自ら行動を起こすというのが前者①です。
後者②は例えば、一緒にラウンドしているライバルにスコアで負けたくないとか、ゴルフが下手だと思われたくないという動機です。
今回は、主に前者のパターンでどうやったらモチベーションを維持できるか、やる気を失わずにラウンドを継続できるかを考えます。
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ゴルフのスコアが悪いときのモチベーション維持の方法
モチベーション維持の方法を3つ紹介します。
・他人のスコアと比べない
・目標を切り替えていく
スコアはあまり意識しない
ゴルフはスコアを記録していくスポーツですが、スコアに重点を置きすぎることは、モチベーションを失う引き金になり得ます。
冒頭では、ベスト更新だと意気込んで序盤で失敗するパターンを紹介しましたが、
スコアを目標にしてしまうと、それが達成不可能であると思ってしまった段階からモチベーションが失われていきやすいです。
ゴルフは18ホール順番にスコアを積み重ねていくスポーツです。
そのため、どうしてもプレー済みのホールのスコアを意識してしまいがちですが、考えてみますと、今プレーしているホールと前のホールって何の関係もありません。
最初の出だしが悪くとも、後半盛り返してよいスコアが出るかもしれませんし。
そもそも「自分の納得いくプレーができなかったがベストは更新した」というのはうれしいものなのでしょうか?
ベストを更新したから、今回のプレーは自分の最高だったと感じるのでしょうか。
よいスコアが出るのは、各ホールよいプレーを積み重ねた結果なのです。
スコアを過度に意識しすぎるのは、原因と結果を逆に考えてしまっているかもしれません。
プレーの結果としてスコアが出ます。
プレー済みのホールの結果について、どう思うかを次のホールに影響させないようにした方がよいスコアが出ると思います。
結果としてベストの更新のチャンスも生まれやすいです。
スコアを目標とするのではなく、どれだけよいプレーができたかを目標することがおすすめです。
他人のスコアと比べない
たしかに一緒にラウンドしている他のゴルファーよりもスコアがよいと、スコアが悪いよりかは嬉しい気持ちにもなります。
ただ、他のゴルファーのスコアとの比較をし過ぎてしまうことも、モチベーションの低下の原因となり得ます。
最初にモチベーションとは何かというところで触れましたが、他のゴルファーのスコアとの比較をモチベーションにすることは、外側からの刺激によって行動を起こすパターンです。
他のゴルファーに負けたくないというモチベーションは、上司に怒られたくないから仕事をする、親に褒められたいから勉強するということと同じで、多くの場合、長続きしません。
他のゴルファーのよいプレー、悪いプレーは刺激になりますが、モチベーション維持の主軸にはなり得ません。
また、他人からの評価に左右されることにもつながりますので、ストレスを感じやすくなったりします。
目標を切り替えていく
1ホール、1ホール、よいプレーをしていくことがよいスコアを出す秘訣ではありますが、1ホールごとに集中といってもなかなか内側からやる気が湧いてこないこともあります。
先ほど18ホール集計のベストスコアを目標とすることはあまりよくないようなことも書きましたが、目標それ自体に固執しすぎることがよくないのであって、目標を設定すること自体は悪いことではありません。
一つの考え方として、目標を切り替えていく方法がおすすめです。
ラウンドの最初は、もちろんベストスコアを目標としてもよいでしょう。
しかし、前半のハーフがあまりいいスコア出なかったら、次はハーフベストを目標にします。
そして、後半も半分あたりであまりいいスコアでなかったら、残りの4ホールをボギー以上で上がるという風に目標を変えます。
その時々、新たな目標を設定し切り替えていきましょう。
このように目標を切り替えていくことで、18ホール終わるまでモチベーションを維持できます。
モチベーションの維持に大切なことまとめ
以上、ラウンド中のモチベーションの維持について考えてみました。
モチベーションの維持で大切なポイントは、
外部からの刺激ではなく、
自分の考え方を柔軟に変化させて、
いかに内側からモチベーションを作り出していくか
ということです。
ゴルフはメンタルが重要な影響を及ぼすスポーツと言われます。
モチベーションを高く維持することで、ゴルフのプレーそのものを楽しむことができ、その結果としてよいスコアが付いてくるものだと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。