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【ラウンドレポート】高崎KGカントリークラブ(2019年12月31日閉場)

ゴルフ場・施設

群馬県にある高崎KGカントリークラブ。

KGをよく知るゴルファーはいいます。

「KGは難しいよ。」

「KGで100切れればどこでも100切れるよ。」

「並のゴルフ場と比べて10スコアが落ちる。」

群馬県でも屈指のチャレンジングなゴルフ場。

惜しくも2019年12月31日に閉場することが決まりました。

去る2019年8月某日、高崎KGカントリークラブに敬意を表しつつ謹んでラウンドして参りました。

今日は、長い間お世話になった高崎KGカントリークラブの魅力を、余すところなくお伝えしていきたいと思います。

 

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クラブハウス

おしゃれなデザインのクラブハウスです。

公式HPには「南仏ロワールの風を感じさせるクラブハウス」とあります。

これまで何度訪れても、群馬県高崎市の風が100%吹いておりました。

クラブハウスの中はこんな感じです。

写っていませんが、右側が受付、左側はレストランに続く階段があります。数年前に床などをリニューアルしましたが、もったいないですね。

奥がカート乗り場へ続く出入口です。

ここからカートに乗っていきます。

では、さっそくOUT1ホール目から紹介していきます。

OUTコース

KGのアウトとインどっちが好きかと言われると正直迷います。

アウトにもインにも、KGには名物ホールが数多く存在します。

その中でもOUTには、2番ホールというKGの鬼門と呼ばれる難関ホールがあります。

ここを無事に突破することがKGのカギであると言っても過言ではありません。

1番ホール

1番ホール PAR4 Regular:360ヤード

1番ホールは緩やかな打ち下ろしです。

コースの真ん中辺が細くなっています。左はOBゾーン。

そのため、右の斜面に打ち込むゴルファーが続出しています。最近、斜面はOBになりました。

1番ホールからプレ4で出鼻をくじかれることも多いです。

2番ホール

2番ホール PAR5 Regular:515ヤード(AG、BGがありますが以下全てAGのヤード)

2番ホールで早くもKG1番の名物ホールのお出ましです。

御覧の通り、右ドックです。その間に川があります。

2打目でこの川を越えられるかどうかでスコアの良し悪しが決まります。

ティショットはやや右狙いです。

ここで飛ばす人はドライバーではなくウッドを使います。

ティショットでいい位置につけないと、2打目で川越えを狙えません。

2打目の位置はここから打てればベスト。

この谷が何人のゴルファーのモチベーションを奪っていったことか。

注意点としては、こちら側とあちら側の地面が平行ではありませんので、気持ち右をねらって打ちます。

見た目のまま打つと左の谷底へ落ちるケースもあります。

この谷さえ超えてしまえば、あとは大丈夫です。

3番ホール

3番ホール PAR4 Regular:340ヤード

3番ホールは距離はないですが狭いです。

左はワンぺゾーン、右はOBです。

左のワンぺゾーンに打ち込んでいる人が多いです。

ただ距離はないのでドライバーが決まれば、パーオンチャンスです。

グリーン周りにはガードバンカーがありますので注意です。

4番ホール

4番ホール PAR4 Regular:375ヤード

ここも狭いです。

油断すれば左側OB、すぐさまプレ4です。

かといって右は隣のコースへの崖ですので、ドライバーの飛びすぎは要注意です。

この日はドライバーがよく打てたので、パーオンチャンス。

ちなみにパーオンしませんでした。

5番ホール

5番ホール PAR3 Regular:150ヤード

KG初めのショートは谷越え打ち下ろしです。

距離もそこそこありますが、次に来る壮大な谷越えPAR3への練習台というところです。

プレッシャーに負けて川へインすることは多いです。

二つのグリーンの間にはアゴの高いバンカーがあり、ここへ吸い寄せられます。

左は崖でOB。大きく左にそれたらまず助からないでしょう。

6番ホール

6番ホール PAR4 Regular:360ヤード

このホールはドライバーで丘の上まで飛ばせれば後が楽です。

左の斜面はOBではありませんのでそこへ打ってしまうとあとが大変です。

PAR4ですが、意外と大叩きしやすいホールです。

7番ホール

7番ホール PAR5 Regular:480ヤード

7番ホールはロングです。

左方向を狙ってドライバーを打ちます。

本当に飛ぶ人であれば、2オン、イーグルチャンスもあるホールです。

力みすぎて正面の林に入れてしまって事故を起こすことはよくあります。

グリーンは砲台グリーンです。

8番ホール

8番ホール PAR3 Regular:210ヤード

名物ホールです。林の間、向こうの方に見えているのがグリーンです。

PAR3で210ヤードって届くのか?

と思いがちですが、すさまじい谷越え打ち下ろしです。

170ヤード飛べばOKです。グリーンもすごく大きいです。

しかし、あまりオンできないんですけどね。

グリーンから見た景色。

森の間に見える芝のところがティイングエリアです。

オンさせたいです。

9番ホール

9番ホール PAR4 Regular:335ヤード

OUTの最後は打ち上げのPAR4です。

谷越えですが、あまり谷を意識しなくても大丈夫です。

初めてラウンドした時、あの木にぶつけたことを鮮明に覚えています。

INコース

インコースは、PAR5から始まり、PAR5で終わります。

一見単純そうで、実は奥が深いのがインコースのイメージです。

KGは総じてアップダウンが多いタフなコースです。

そのアップダウンにやられ18番ホールPAR5のティイングエリアに立った時、「やっと終わるか」と疲弊していることもたくさんありましたが、今ではいい思い出です。

10番ホール

10番ホール PAR5 Regular:490ヤード

一見広そうに見えますが、ティーショットで左へ右へOBを打ち、プレ4の特設ティへ向かうゴルファーは多いです。

しかし、ドライバーが決まりさえすれば、距離も見た目ほど長くはなく、ティショット後は広いため、バーディを取れる可能性のあるホールです。

次の11番ホールのティイングエリアから、この10番ホールの後続のプレーを高みの見物したり、逆に前の組に見られたりするのも醍醐味です。

11番ホール

11番ホール PAR4 Regular:410ヤード

このホール、そう見えないのですが、右から左へ下っています。

ですので、第1打をフェアウエイに落とすと、ほとんどのボールが左に転がりフェアウエイの左に寄るという珍しいホールです。

実際に近くに行ってみるとかなり左側に傾いています。

知らないとわからないですよね。

12番ホール

12番ホール PAR3 Regular:140ヤード

12番ホールはショートです。

ハンディキャップは18。KGで最も易しいコースなのです。

ですが、競技ゴルフの場合、途端に牙をむきます。

左側は崖になっており18番ホールがあります。境界はなんとワンぺゾーンなのです。

ここへは結構、落ちやすい構造となっています。

競技の場合、ワンぺはなく続行ですから左に落としてしまうと、隣の18番ホールから打ち上げることになるという、ショートであっても2桁叩いてしまう危険なホールなのです。

13番ホール

13番ホール PAR4 Regular:355ヤード

うまく写真がとれませんでしたが、奥が13番ホールです。

緩い打ち上げです。

インのなかでは特徴がないホールですが、隣の14番ホールからたくさんボールが飛んでくるというあまり嬉しくないホールです。

グリーンの後ろからの画像。

周りも含めてかなり広いです。KGとしては珍しいゆったり感です。

14番ホール

14番ホール PAR4 Regular:415ヤード

14番ホールは長いPAR4です。

正面に見える林の向こうが13番ホールです。

この発射台から13番ホールへボールを打ち込んできます。

415ヤードと距離が長いですが、緩やかな下りとなっており、

ドライバーがよく打てれば、かなりランが出ます。

それを知ってか知らずか、13番へ打ち込んでくるゴルファーが多数です。

個人的にはそれが嫌で左のOBへ打ち込むことが多いです。

15番ホール

15番ホール PAR3 Regular:165ヤード

KG最後のショートPAR3も名物ホールです。

打ち下ろしPAR3です。

かなりの落差ですが、オンさせたときの爽快さはなかなかのものです。

右のグリーンの方が難易度は高いです。

16番ホール

16番ホール PAR4 Regular:385ヤード

このホール、ブラインドの右ドックです。

ドライバーを使うと突き抜ける恐れありです。

写真ではわかりにくいですが、真ん中に「あれを狙え」と言わんばかりの白いポールが立っています。

KG初心者が狙うとまず失敗する罠です。

確かにうまく打てればショートカット可能ですが、普通に正面170ヤードくらい飛ばせれば十分にパーが取れます。

見た目よりも優しいホールだと思います。

17番ホール

17番ホール PAR4 Regular:325ヤード

ドック2連続です。今度は左ドッグです。

見た目よりも距離はありません。

なぜかドライバーを左の林に打ち込むゴルファーが多いです。

先ほどの右ドックの16番ホールとは反対に、一見優しそうですが、なぜだかいいスコアがとれないホールという印象です。

18番ホール

18番ホール PAR5 Regular:480ヤード

さあ来ました。

アウトから回っていれば、最終ホール18番です。

ここで力を振り絞りドライバーを打ちます。

本当に飛ぶ人でなければ、丘の上を登りきることはできません。

正面の林に打ち込んでOBというケースも多く見てきました。

第1打さえクリアしてしまえばそれほど難しいホールではありません。

18番ホールのグリーン

この時は調子がよく、最終ホールをパーで上がりました。

ボールの横にあるのがボールマークです。

9番アイアンで高く上げすぎ、えぐれてしまいました(あとで直しました)。

KGは素晴らしいゴルフ場

以上、群馬県にある素晴らしいゴルフ場、高崎KGカントリークラブの全18ホールを紹介しました。

このチャレンジングなホールに挑戦できるのもあと数か月。

腕に覚えのあるゴルファーの皆様、ぜひ一度プレーしてみてはいかがでしょうか。

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