もしクラブが5本しか使用できないとしたら何を選ぶ?
もしゴルフクラブを5本選んでラウンドするとしたら、何を選びますか?
パターは必須ですよね。これで一本。
あとは、ドライバーはどうでしょう?人によっては、スプーンを使うでしょうか?
ドライバーを加えて残り3本。
あとは、7番アイアンと、アプローチ。5番ウッド。
そんな風なセッティングで挑みますでしょうか。
今回は、ゴルフコラムとして、クラブを5本しか使用できないオープンコンペに参加した思い出を書きます。
高崎KGカントリークラブでの5本競技
今は亡き高崎KGカントリークラブ(2019/12/31閉場)では、毎年12月31日にクラブ5本しか使用しないオープンコンペがありました。
ブリヂストンプレゼンツの「さよならBS杯」です。
私は2回ほど参加しました。
クラブのセッティングは、2回ともドライバー、4番ユーティリティ、7番アイアン、52度、パターでした。このコンペは18ホールのスコアで競います。
キャディーバックを預ける時点で、既に5本にしておきます。
カートに積まれた参加者のキャディーバックはいつになくスッキリしていました。
とても珍しい光景でした。
高崎KGカントリークラブとは?
高崎KGカントリークラブとは、群馬県の榛名山麓にあるゴルフ場です。
2019年12月31日まで営業してました。
リーズナブルでよかったのですが、残念ながら閉場してしまいました。
難易度は群馬県にあるゴルフ場では屈指の難しさだと思います。
【ラウンドレポート】高崎KGカントリークラブ(2019年12月31日閉場)
KGといえば、難しくていいスコアがでないので敬遠するゴルファーもいたくらいです。
そのようなチャレンジングなゴルフ場での5本競技。
腕に自信があるゴルファーであれば挑戦意欲が湧いてきます。
年末恒例のさよならBS杯
毎年12月31日は、オープンコンペが開催されていました。
それが「さよならBS杯」です。
この競技には条件が付いていて、クラブが5本までしか使用できないというものです。
年末最終日にゴルフコンペなんて人が集まるのか?という疑問もあるかもしれませんが、毎年盛況でした。
でも、12月31日にゴルフなんて、よっぽどゴルフ好きなんだろうと思いますね。
しかもハーフコンペでなく、18ホールのスコアで競い、かつ最後に表彰式があります。
何となく年末に名残惜しさを感じつつも、みんなで楽しく年末を過ごす、そのような古き良き伝統だったのでしょうか。
今となっては懐かしい思い出です。
5本でのラウンドは難しい?
最初はクラブが5本しか使えなくて大丈夫かと思いましたが、5本しかなければラウンドはできないかというと全然そうでもないのです。
例えば、短い距離で、7番では大きすぎてアプローチでは届かない。このようなケースでは、ちょっと7番で緩く打ってみたり、転がしたりと。何とかなるものです。
今あるクラブでそれなりに工夫してやっていくのです。
そもそも、いつも想定通り打てているわけでもないですし。
そして結果として、スコアも普段とあまり変わらないという。
ゴルフの不思議な現象を体験しました。
結論:クラブの本数はスコアにあまり影響しない
結論として、クラブが5本しかなくてもスコアはそれほど変わらない。
その競技に参加してよかったなと思ったことは、クラブは14本あっても、5本でもあまりスコアに影響しないということを知ったことでした。
また、制約があることがゴルフを面白くすることもあります。
5本しか使えないことが逆に面白いのです。
みんな同じ条件ですし、それぞれの戦略を立てて5本選びます。
もうKGが閉場して以来、5本競技のコンペへ参加する機会はないですが、エキサイティングで面白かったなと思います。
大変残念なことです。
でも、普段のラウンドで本数を制限するのは自由ですし、仲間内でそういう制約をしてみるのも面白いかも知れませんね。
普通のラウンドにマンネリを感じていたりしたら、意外と盛り上がるかも。
さて、今回は、クラブ5本でラウンドの思い出をご紹介しました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。