ゴルフを始めたばかりの頃は、ゴルフのスコアってどのように数えるのか慣れるまで難しいですね。
今回は、ゴルフのスコアの数え方をご紹介します。
また後半では、予備知識としてボギー、バーディ、イーグルなどの意味を解説します。
ご参考になれば幸いです。
ゴルフのスコアの数え方(まとめ一覧表)
スコアの数え方をまとめますと以下のようになります。
スコア | スコアの呼び方 | 別名 |
-4 | トリプル・イーグル | コンドル |
-3 | ダブル・イーグル | アルバトロス |
-2 | イーグル | – |
-1 | バーディー | – |
0 | パー | – |
+1 | ボギー | – |
+2 | ダブル・ボギー | バザード |
+3 | トリプル・ボギー | グラウス |
+4 | クワドラプル・ボギー | ターキー |
+5 | クインテュープル・ボギー | – |
例えば、パー4(ミドル)ホールを規定打数の4打で上がれば、パー(プラスマイナス0)です。
多く打つと、〇〇ボギー
例えば、パー4を+1打の5打、+2打の6打と多く打つ場合の呼び方です。
1打多く打つとただの「ボギー」
2打多く打つと「ダブル・ボギー」
3打多く打つと「トリプル・ボギー」
となります。
プレーヤーの間では、ダブルボギーを「ダボ」、トリプルボギーを「トリ」とか言ったりします。
あまり使いませんが、+4打多く打つと「クワドラプル・ボギー」となります。
「クワドラプル」は4という意味です。スキー場のクワッドリフトも4人乗りを意味しています。また、ガンダムの「クワトロ・バジーナ」も4番目の名前ということに由来しています。
少なく打つとバーディ、イーグル
例えば、パー4を-1打の3打と少なくホールアウトする場合です。
1打少なく打つと「バーディ」
2打少なく打つと「イーグル」
3打少なく打つと「ダブル・イーグル」
となります。
-3打の場合は「アルバトロス」じゃないの?という疑問もあると思いますが、どうも英語圏では「ダブル・イーグル」の方が一般的なようです。
日本では「アルバトロス」の方が一般に知られていますね。
さて次に、それぞれのボギー、バーディ、イーグルなどの意味をご紹介します。
スコアの呼び方の意味は?
ボギー(+1)
1打多く打つとボギーです。
バーディやイーグルの意味は知っていても、意外と知られていない「ボギー」の意味。
ボギーは「お化け、妖精、妖怪、悪霊」というような意味であると言われます。
ボギーは「いいスコア」と解されていて「なかなか捕まえられない、いいスコアである」ということが由来として言われてます。
他には稀ですが、
ダブル・ボギーをバザード(アメリカ・ハゲタカ)
トリプル・ボギーをグラウス(雷鳥)
クワドラプル・ボギーをターキー(七面鳥)
というような呼び方もあります。
バーディ(-1)
1打少なくホールアウトするとバーディです。
バーディは「小鳥」です。
「バード」(bird)には、アメリカの俗語(スラング)で「優れた」「素晴らしい」という意味があります。
それが「バーディ」birdie(小鳥)に変化していったとされています。
バーディ取れるとうれしいですね。
イーグル(-2)
2打少なくホールアウトするとイーグルです。
イーグル(eagle)は鷲(ワシ)です。
ワシは、アメリカの国章にもなっています。
イーグル取れるともうその日はウキウキですね。
アルバトロス(ー3)
3打少なくホールアウトするとダブル・イーグルです。
アルバトロスという方が通じるかもしれません。
場面としては、パー5で2オン狙ってそのままカップインということがありえます。
アルバトロス(Albatross)はアホウドリです。
アホウドリは、飛行できる現存の鳥類の中では最大級です。なのでイーグルより上のランクに位置しています。
「アホウドリ」という和名は、人間が接近しても地表での動きが緩怠で、捕殺が容易だったことに由来するそうです。
まとめ
スコアの数え方一つとってもいろいろな予備知識がありますね。
初心者の方は、最初は「自分は+2打からダボだ」と即座に出ないかもしれません。例えばパー4の場合、そのような時は「6点」と言うのも一つの手です。
慣れてくれば、自然と出てくるようになります。
今回は、スコアの数え方についてご紹介しました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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