シャフトの硬さ、フレックス(flex)の意味は?
ゴルフクラブのシャフトの硬さは、例えば「S」や「R」という言い方をします。
シャフトのフレックスは、 L→A→R→SR→S→Xの順で硬くなります。
SやSRっていうけどどういう意味?
何の略なのでしょうか?
初心者の場合、フレックスはどのように選べばいい?
今回は、シャフトの硬さであるフレックスの意味について解説します。
フレックス解説一覧表
フレックス(硬さ) | 意味 | 解説 |
---|---|---|
X |
extra(エキストラ)の略です。 |
一般的には最も硬いシャフトになりますが、さらに硬い シャフトフレックスの表記として XX(ダブルエックス)、XXX(トリプルエックス)があります。 |
S |
stiff(スティッフ)の略です。 |
一般的にヘッドスピードが速い、上級者向け、体力に自信がある方向けになります。 |
SR |
stiff(スティッフ)regular(レギュラー)の略です。 |
SシャフトとRシャフトの中間の硬さとなります。 |
R |
regular(レギュラー)レギュラーの略です。 |
平均的なヘッドスピードの人向きです。 |
A |
average(アベレージ)の略です。 |
基本的にレディースモデルのシャフトです。少し力のある女性向けです。 |
L |
ladies’ (レディース)の略です。 |
レディースモデルのシャフトです。Aよりも柔らかく一般的な女性向けのフレックスです。 |
フレックスの選び方(初心者向け)
選び方の目安
フレックスの目安の一例をご紹介します。
(出典:アトミックゴルフ https://www.atomicgolf.jp/dictionary/flex.html)
例えば上記の例では、Sシャフトは力のある男性向きでが適合します。ヘッドスピードの範囲は、約42~50m/sとなります。
パワーのある方のおすすめフレックス
体力に自信のある方は硬いフレックスがおすすめです。
スポーツ経験などがあり、パワーのある方はS(硬め)を選ぶとよいと思います。
ヘッドスピードの速い方が柔らかいシャフトを使用するとシャフトがしなり過ぎてしまいます。
その結果、タイミングがあわず、ボールにうまく力が伝わらないため、飛距離ロスや方向性がブレるということが起こり得ます。
パワーにあまり自信のない方へのおすすめフレックス
パワーにあまり自信のない方は柔らかいシャフトがおすすめです。
ヘッドスピードが遅い方が硬いシャフトを使用すると、シャフトがしならないことでやわらかいシャフトよりも曲りは少なくなる分、飛距離がでないことがあります。
そのような理由から、ヘッドスピードが遅い方はやわらかいシャフトを選ぶのがよいと思います。
まずはRから試してみる
柔らかいシャフトだと飛ばないかもという心配もあるかもしれませんが、そうでもなく、タイミングが合えばものすごい飛距離が出ます。
また、初心者の方は、自分自身のヘッドスピードもわからないという場合が多いと思います。
そのようなケースでは、まずは一般的な硬さであるR(レギュラー)を候補にしてみてはいかがでしょうか。
試打をしてみるのが確実
試打が最も確実です。
例えば、同じ「R」シャフトでもメーカーごとに硬さも異なりますので、店頭で試打してみるのがおすすめです。
試打をしてみるとデータができます。
そこからフィッターの方が自分にあったシャフトを選んでくれます。
【上達の近道】ゴルフショップで試打を続けてわかったメリット4つ【下手でも大丈夫】
以上シャフトの硬さ、フレックス(flex)の意味は?についてご紹介しました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。