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【ドライバー編】「ベレスNX」とTW757「Type-D」の違いを比較解説【ホンマBERES vs T//WORLD】

ゴルフクラブ・ギア

本間ゴルフは「BERES(ベレス)NXシリーズ」のドライバーを2022年11月25日に発売しました

ゴルファーの中で最も多い、ヘッドスピード40m/s前後の方を対象としています。

この「ベレスNX」ドライバーには。高弾道・低スピンで飛距離アップのテクノロジー「ソリッドカーボンクラウン」を採用しています

カーボンをオリジナルの格子状の凹凸構造にすることで、軽量化を図りながら剛性アップ。これにより、クラウン部の素早いたわみ戻りが、インパクト時のエネルギーロスを抑え、飛距離に大きく貢献しています。

ゴルフ女子の試打レビュー・感想はこちら

【ゴルフ女子】「BERES NX 」(ベレス)試打レビュー・比較

一方、本間ゴルフは、ツアーワールドTWシリーズの最新作「TW757」を3月25日に発売しました。同シリーズとしては2018年に発表された「TW747」以来の登場となります。

今作のドライバーの特徴は、新テクノロジー「カーボンスロット」です。スリット(溝)をカーボン材で覆いインパクト時のたわみ戻りによる反発力の最大化。これにより高い初速性能を備えることに成功したとのことです。

「TW757」は2種類のドライバーをラインナップしています。つかまり度合いを高めたTW757「Type-D」ドライバーと直進性を高めた「Type-S」ドライバーです。

試打レビューはこちらで紹介しています。

TW757「Type-D」「Type-S」ドライバーの試打レビュー・感想

今回は、「ベレスNX」ドライバーとTW757「Type-D」ドライバーの2モデルを比較してみます。

クラブを購入される際に参考になれば幸いです。

「ベレスNX」ドライバーの特徴をご紹介

「ベレスNX」ドライバーの特徴を説明していきます。

・ソリッドカーボンクラウン
・L-CUPフェース
・キールデザインウエイト
・ブースタースロット
・進化版ラジアルフェース
・Xリブ
・P-SAT 精密スパイン管理

ソリッドカーボンクラウン

今回の大きな特徴です。エネルギーロスを押さえて飛距離アップ。

カーボンをオリジナルの格子状凹凸構造にすることで、軽量化を図りながら、剛性がアップ。
これにより、クラウン部の素早いたわみ戻りがインパクト時のエネルギーロスを抑え、飛距離に大きく貢献。
自社工場の飛距離テストでも、凹凸の有無で比較したところ、凹凸のある方が初速が速く、大きな飛距離に繋がった。(自社調べ)

L-CUPフェース

こちらも飛距離アップのテクノロジーです。

最も高い反発が得られる領域を、ロ―スピンになりやすい打点上部に拡大。高い反発とスピンを抑えた弾道が、飛距離をアップさせる。

キールデザインウエイト

つかまり性能アップです。

12gのウエイトをヘッド後方ヒール寄りに配置することで、つかまり性能がアップ。
また、ヘッド側面にタテに配したウエイト位置は、打点から飛球線の延長と重なり、インパクトでヘッド後方から押し返すパワーが得られ、強弾道を実現。

ブースタースロット

ミスヒットに強い構造です。

インパクト時の瞬時のたわみとたわみ戻りが、強い反発力を生み、高初速化に繋がる。さらに、スロット幅をワイドにすることで、ヘッドスピードが低くても効果を発揮。トゥ側にまで伸びたワイドスロットが、ミスヒットに対しても初速を落とさず、強い反発を生む。

進化版ラジアルフェース

反発エリアを拡大しています。

フェース偏肉を放射状にすることで、フェース面の上下左右に反発エリアを拡大。

Xリブ

反発力向上のテクノロジーです。

クラウン・ソールにつながる“Xリブ”は、フェースのリップ周りの剛性を高める。インパクト時のエネルギーロスを抑え、反発力を向上させる。

P-SAT 精密スパイン管理

ホンマのクラブおなじみのセッティングです。

すべてのクラブにおいて、スパインを6時方向に設定。
シャフトの挙動を安定させ、クラブ単体のみならずセット全体での完成度を高めている。

(出典:本間ゴルフ公式HP)

本間ゴルフTW757「Type-D」ドライバーの特徴をご紹介

TW757「Type-D」ドライバーの特徴をご紹介します。

主な特徴は以下の2つです。

・世界初のカーボンスロット搭載
・アジャスタブルウエイト

他にも以下のような多くの特徴を備えています。
・Newバーチカルスリットフェース
・カーボンクラウン
・クラウンリブ
・キールデザイン
・P-SAT 精密スパイン管理
・NON-ROTATING SYSTEM

世界初のカーボンスロット搭載

今回の最大の特徴「カーボンスロット」です。

たわみ戻りによる反発力をアップさせるため、ソールスリット部の肉厚を可能な限り薄く設計。このスリットをカーボンで覆うことで強度を確保し、最大の反発を生む。さらに、スリットの長さを短くすることでたわみ戻りがさらに加速。これによりかつてない高初速を実現。

アジャスタブルウエイト

ウエイトの調整機能です。TW757「Type-D」ドライバーと「Type-S」ドライバーで異なります。

TW757「Type-D」ドライバー

フェース寄りとバック寄りに配置されたウエイトは入れ替え可能。スイングタイプや求める弾道に合わせて最適化することで、ゴルファーに秘められた力を引き出し、パフォーマンスの最大化を実現。
フェース3g&バック9g(標準装着):高い直進性と高弾道を実現し、オートマチックに打てる
バック9g&フェース3g:初速アップと強弾道を実現し、スピンコントロールを可能に

Newバーチカルスリットフェース

高い反発力を広範囲で実現します。

特に打点の上下のブレに効果を発揮する、最も効率的な縦溝状偏肉フェース。高い反発力をフェースの広範囲で実現するため、たとえ打点がブレても初速が落ちません。

カーボンクラウン

クラウン部のたわみによりヘッドの反発性能をアップさせるため、クロスカーボンを採用したカーボンコンポジット構造。これにより余剰重量が生まれ、最低な重心設計を実現。

クラウンリブ

たわみ過ぎを抑えるテクノロジーです。

フェース周りの剛性を確保し、カーボンのたわみのエネルギーを効率よく初速に結び付けるためのリブを配置。太く長い2本のリブがクラウンのたわみ過ぎを広範囲で抑える。

キールデザイン

バック側のウエイトをソール面の外側に配置することで、深重心ながら低重心化を実現。

P-SAT 精密スパイン管理

「スパイン調整・管理」とは、カーボンシャフトの場合、カーボンが他の部分よりも多重になり肉厚となる背骨部分(スパイン)が必ず発生してしまうが、そのスパインを均一な方向でセットアップし、クラブセット全体での均一性、全ての番手の完成度をより高めることです。

すべてのクラブにおいて、スパインを6時方向に設定。
シャフトの挙動を安定させ、クラブ単体のみならずセット全体での完成度を高めている。

NON-ROTATING SYSTEM

ライ角やロフト角、フェースアングルの調整機能です。

付属のトルクレンチにより、シャフトを脱着・回転することなく、ライ角やロフト角、フェースアングルの無段階調整が可能。 HONMA独自の画期的な調角機能。

(出典:本間ゴルフ公式HPより)

「ベレスNX」ドライバーとTW757「Type-D」ドライバーの比較

クラブのコンセプト比較

「ベレスNX」ドライバー

6つの特徴的な”NX DRIVE TECHNOLOGY”が、飛距離と安定性をもたらす。

TW757「Type-D」ドライバー

世界初のカーボンスロット搭載。トゥとヒールのウエイトを入れ替え、ゴルファーに合わせた最適化が可能。つかまり重視タイプ。

「ベレスNX」ドライバーは、飛距離性能と安定性を特徴としています。

一方、TW757「Type-D」ドライバーは、世界初のカーボンスロットを搭載。つかまりのよい設計です。

デザイン比較

ソール側のデザイン比較

まず「ベレスNX」ドライバーはこのようなデザインです。

NXシリーズを示すロゴが中央に配置されています。

シャープでかっこいいデザインです。

そして、TW757「Type-D」ドライバーはこのようなデザインです。

黒を基調としたスタイリッシュなデザインです。フェース寄りとバック寄りに配置されたウエイト、カーボンスロットが見えます。

上から見たヘッドの形状

まずは「ベレスNX」ドライバーから、

ソリッドカーボンクラウンが今回の大きな特徴です。

そしてTW757「Type-D」ドライバーです。

黒一色。シンプルかつ無駄のないデザインです。

「ベレスNX」ドライバーとTW757「Type-D」ドライバーのスペックを比較

「ベレスNX」ドライバーとTW757「Type-D」ドライバーのスペックを比較してみましょう。

複数数値がある場合は、ロフト角「10.5」、シャフトの硬さは「R」のもの同士で比較します。

項目  「ベレスNX」ドライバー TW757「Type-D」ドライバー
ロフト角(°) 9.0,10.5 9.0,10.5
ライ角(°) 58.5 56.5
ヘッド体積(cc) 450 460
クラブ長さ(インチ) 45.5 45.5
クラブ重さ(g) 286(R) 303(R)
シャフト重さ(g) 45.5(R) 51.5(R)
シャフトトルク 5.9 4.95
シャフト調子 先中調子 中調子
バランス D1 D2

ロフト角

ロフト角は、「ベレスNX」ドライバーは9度、10.5度、TW757「Type-D」ドライバーも9度、10.5度が用意されています。

両者とも調整機能があります。

ヘッド体積

ヘッド体積は、「ベレスNX」ドライバーは450cc、TW757「Type-D」ドライバーは460ccです。

ベレスNXの方が少し小さいです。最近のドライバーからすると少しめずらしいです。

ライ角

ライ角は違います。

「ベレスNX」ドライバーは58.5度、TW757「Type-D」ドライバーは56.5度です。

ライ角の基本に従うと、「ベレスNX」ドライバーはフック軌道になりやすい、TW757「Type-D」ドライバーは相対的にスライス軌道になりやすい設定です。

ライ角とは、クラブのソールが水平になるように置いた時に、シャフトの中心線と水平な地面とが成す角のことです。この角度が大きくシャフトが立っている状態のことを「アップライト」、角度が小さくシャフトが寝た状態のことを「フラット」といいます。ライ角がアップライト(角度が大きい)であると一般的にボールがフック軌道になりやすい。また、フラットライト(角度が小さい)であるとボールがスライス軌道になりやすいという特性があります。

クラブの重さ

クラブの重量は「ベレスNX」ドライバーは286g、TW757「Type-D」ドライバーは303gです。

クラブ重量は「ベレスNX」ドライバーの方が17g軽いです。

シャフトの重量は「ベレスNX」ドライバーが45.5g、TW757「Type-D」ドライバーは51.5gで、「ベレスNX」ドライバーの方が6g軽いです。

シャフトは以下のもので比較しています。

ホンマ「ベレスNX」ドライバー:VIZARD FOR NX 45(R)

本間ゴルフTW757「Type-D」ドライバー:VIZARD SHAFT for TW757(R)

なお、バランスは「ベレスNX」ドライバーがD1、TW757「Type-D」ドライバーはD2となっています。

シャフトトルク

シャフトトルクは違います。

「ベレスNX」ドライバーは5.9、TW757「Type-D」ドライバーは4.95です。

相対的に「ベレスNX」ドライバーの方が安定性が高い、TW757「Type-D」ドライバーの方が操作性が高い、ということになります。

シャフトトルクとは、一言でいえば手の動きとの連動性の度合いです。このトルクが小さいほど、手の動きに対してヘッドが敏感に反応します。逆にトルクが大きいほど、手の動きに対してヘッドの動きが鈍感になります。よく、トルクとはクルマのハンドルの遊びのようなものと言われます。要するに、自分の手がちょっと動いたらヘッドも敏感に反応するのか、ちょっとぐらい動いてもヘッドが反応しないのかということです。

シャフト調子

シャフト調子は「ベレスNX」ドライバーは先中調子、TW757「Type-D」ドライバーは中調子となっています。

「ベレスNX」ドライバーは、ややヘッドが走りやすいセッティングといえます。

TW757「Type-D」ドライバーは、タメも作りやすくヘッドもある程度走る万人向けのセッティングといえます。

シャフトの調子は、キックポイントとも呼ばれます。大きく分けて3種類あり「先調子(ロー)」、「中調子(ミドル)」、「元調子(ハイ)」があります。

先調子は、シャフトの先端側にキックポイントが設定されているシャフトです。しなるポイントがヘッドに近いため、ヘッドが走りやすくボールがつかまりやすい。ボールをつかまえたい、打ち出し角を高くしたいというゴルファーには先調子がおすすめと言われます。
元調子は、キックポイントがシャフトの手元側に設定されているシャフトです。切り返しで手元側がしなることでタメが作りやすいが、その分ボールはつかまりにくいと言われます。ボールを叩くパワーのあるゴルファーには元調子がおすすめと言われます。
中調子は、キックポイントがシャフトのちょうど中央付近に設定されているシャフトです。先調子と元調子の中間的な性能です。タメも作りやすく、ヘッドもある程度走ります。中調子は安定感があり、万人向けと言われます。

先中調子は、先端側よりやや中央寄りにキックポイントを設定していて、先調子と中調子の中間的性能を持ったシャフトです。
中元調子は、手元側よりやや中央寄りにキックポイントを設定していて、中調子と元調子の中間的性能を持つシャフトです。

バランス

バランスは違いがあります。

「ベレスNX」ドライバーはD1、TW757「Type-D」ドライバーはD2です。

ヘッドを重く感じるのは、TW757「Type-D」ドライバーの方と言えそうです。

バランスとは、スウィングウェートとも呼ばれます。スイングした時に感じるヘッドの重さを数値に表した指標です。クラブ全体の重さに対して、ヘッドの重さの比率を示すもので、A1が最もヘッドが軽く、E9が最もヘッドが重い。一般的なゴルフクラブでは、D0からD4までの設定になっています。感覚としてよく、D1は軽くD4は重いと表現されたりします。

まとめ ~「ベレスNX」ドライバーとTW757「Type-D」ドライバー~

「ベレスNX」ドライバーとTW757「Type-D」ドライバーの違いをまとめてみました。

私見ですが、カタログからわかるいくつか比較のポイントをまとめてみました。

・「ベレスNX」ドライバーは、高弾道・低スピンで飛距離アップのテクノロジー「ソリッドカーボンクラウン」を採用。カーボンをオリジナルの格子状の凹凸構造にすることで、軽量化を図りながら剛性アップ。これにより、クラウン部の素早いたわみ戻りが、インパクト時のエネルギーロスを抑え、飛距離に大きく貢献。

・TW757「Type-D」ドライバーは新テクノロジー「カーボンスロット」を搭載。スリット(溝)をカーボン材で覆いインパクト時のたわみ戻りによる反発力の最大化。これにより高い初速性能を備える。

・ヘッド体積は、「ベレスNX」ドライバーは450cc、TW757「Type-D」ドライバーは460ccで、ベレスNXの方が少し小さい。

ライ角は「ベレスNX」ドライバーは、58.5度、TW757「Type-D」ドライバーは56.5度で「ベレスNX」ドライバーの方がフック軌道になりやすいセッティング。

・クラブの総重量は、「ベレスNX」ドライバーの方が17g軽い。シャフト重量は「ベレスNX」ドライバーの方が6g軽い。

・シャフトトルクは「ベレスNX」ドライバーは5.9で相対的に安定性が高い、TW757「Type-D」ドライバーは4.95で相対的に操作性が高い。

・バランスは「ベレスNX」ドライバーはD1、TW757「Type-D」ドライバーはD2で、TW757「Type-D」ドライバーの方がヘッドを重く感じる。

以上のような特徴です。

以上、「ベレスNX」ドライバーとTW757「Type-D」ドライバーの違いをまとめてみました。

やはりツアーワールド、TW757「Type-D」の方が難しめの特徴です。

ゴルフ女子が試打してきましたのでよかったらこちらの記事をどうぞ。

【ゴルフ女子】本間「BERES NX 」試打レビュー・比較

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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