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【ドライバー比較】タイトリスト「GT2」「GT3」「GT4」ドライバーをやさしく簡単に解説【2024年モデル】

ゴルフクラブ・ギア

タイトリスト「GT2」「GT3」「GT4」ドライバーとは

タイトリストのドライバー「GT2」「GT3」「GT4」が2024年8月23日に発売となりました

今作の大きな特徴は、独自の超軽量新素材ポリマーで構成された「シームレスサーモフォームクラウン」で、最適な場所に重量を配置を可能にしています。

GTドライバーのラインアップは、以下の3タイプです。

モデル 特徴
GT2 圧倒的なスピードとやさしさ
GT3 弾道の一貫性と操作性
GT4 ロースピン強弾道

今回は「GT2」「GT3」「GT4」の3種類のドライバーについてご紹介します。

それぞれのモデルはどのように違うのでしょうか?

「GT2」「GT3」「GT4」ドライバーの特徴をご紹介

「GT2」「GT3」「GT4」ドライバーの特徴まとめは以下の通りです。

テクノロジー GT2 GT3 GT4
シームレス サーモフォーム クラウン
スプリット マス コンストラクション
スピードリング VFTフェース
次世代のエアロダイナミクス
ベッド後方のSureFit®️ CGウェイトポート
精密に弾道調整できるSureFit®️システム
前後のSureFit®️ CGウェイト

次から順番に説明していきます

シームレス サーモフォーム クラウン

今回の大きな特徴の軽量クラウンです。

独自に開発された、これまで使用されたことのない新素材ポリマーから作られた超軽量クラウン。独自の美しいメタルサウンドと打感を維持しながら素材のメリットを活かし、ドライバー性能のあらゆる面を向上することに成功。素材の継ぎ目が目立たず、シームレスな外観、美しいフォルムを可能にしています。

スプリット マス コンストラクション

重量配分のテクノロジーです。

画期的なスプリット マス コンストラクションにより、最適な位置に重量配分をされたクラブヘッド。

・「GT2」は、重量をヘッド内部後方に移動して慣性モーメントを高めて安定性を向上させると同時に、重量を低く前方に移動しスピードアップさせ、スピンを最適化しています。圧倒的なスピードとやさしさが、スイングに自信をもたらしスコアアップへと導きます。
・「GT3」は、重心配分を前方配置し、より速いスピード、最適な打ち出し角とバックスピンを提供します。 GT3 ではツアーが認めたスピードと抜群の操作性を可能にし、より飛距離を伸ばしながも高い安定性が向上しています。
・「GT4」は、重心配分を前方配置し、より速いスピード、最適な打ち出し角とバックスピンを提供します。 GT4は、これまでで最もスピンを抑え、風にも負けない強弾道を実現しています。

スピードリング VFTフェース

飛距離ロスを最小限にするフェーステクノロジーです。

驚くべきスピードパフォーマンスを発揮するGTドライバーに搭載されるスピードリング VFTフェースは2つのテクノロジーが融合。アップグレードされたスピード リングは、クラブフェースの外周部を補強・安定させ、センターヒット時のボールスピードを最大化させると共に、可変フェース肉厚のVFTフェースが、オフセンターヒット時においても速いボールスピードを維持し、飛距離ロスを最小限にします。

次世代のエアロダイナミクス

空気抵抗を抑えるクラブ形状のテクノロジーです。

GT4は空気力学により空気の流れを最適化すると同時に、ヘッド内部の構造と重量配分の進化を実現。よりコンパクトな 430ccサイズのヘッドの形状が生み出すスピン量と、安定した飛距離の追及を可能にしています。

ベッド後方のSureFit®️ CGウェイトポート(GT2)

GT2に搭載されたウエイトです。安定性を実現します。

GT2はヘッド後方にSureFit®️ CGウェイトポートを搭載することにより、ヘッドウェイトとスイングウェイトを調整しながら、高い慣性モーメントによる卓越した弾道安定性を実現することで、幅広いプレーヤーに提供します。

精密に弾道調整できるSureFit®️システム(GT3)

「GT3」に搭載されている弾道調整機能です。

GT3 のSureFit®️ CGトラックにより、弾道の傾向に合わせた精密の高い調整が可能。あらたにフェースの近くに配置することで理想的な弾道に導くだけでなく、プレーヤー毎の打点に重心を近づけることで最大スピードの獲得にも貢献します。

前後のSureFit®️ CGウェイト(GT4)

「GT4」に搭載された低スピンのためのテクノロジーです。

GT4 のSureFit®️ CGウェイトは、ソールの前方と後方に設置。バックスピンを抑えた最適レベルを実現し、驚異的な安定性を発揮しながら、より速く、風に負けない強弾道を実現します。

出典:タイトリスト公式HP

「GT2」「GT3」「GT4」ドライバーのそれぞれの特徴

今回のタイトリストのドライバーは「GT2」「GT3」「GT4」の3種類があります。

タイトリストのドライバーは、モデル名の最後の数字が難易度で、1が最もやさしく、2、3、4と数字が上がるにつれて難易度が高まる傾向があります。

今回のタイトリストGTドライバーは、

・空気抵抗を減らす「ボートテール」形状によりヘッドスピード向上。
・フェーステクノロジー「VFT(部分肉厚設計)」を採用し、ボール初速を最大化

という共通の特徴を備えつつ、それぞれ以下のような特徴イメージのドライバーを用意しています。

モデル 特徴
GT2 圧倒的なスピードとやさしさ
GT3 弾道の一貫性と操作性
GT4 ロースピン強弾道

では次からカタログスペックを比較してみます。

「GT2」「GT3」「GT4」ドライバーのカタログスペック

カタログコンセプトの比較

HPに掲載されている、それぞれのドライバーのコンセプトの違いを表すフレーズは以下の様になっています。

「GT2」ドライバー

スコアアップに導く圧倒的なスピードとやさしさ
あらゆる打点で驚異的な飛距離を実現するタイトリスト GT2 ドライバーは、ミスヒットに対するさらなる許容性を発揮して最大のスピードパフォーマンスを引き出します。卓越したボールスピードと高慣性モーメント設計による一貫性がドライバーショットに大きな自信と安心感を与えます。

スピード性能とやさしさ特徴です。

「GT3」ドライバー

ツアーが認めたスピードと抜群の操作性
GT3はツアープレーヤーが認めた美しいフォルムと手応えのある打感・打音はそのままに、進化したSureFit®️ CGトラックによって弾道の一貫性と操作性を飛躍的に向上させることに成功しています。打点の集中するエリアにヘッド重心を近づけることで、最大飛距離を一貫して発揮させることが可能です。

弾道の一貫性と操作性が特徴です。

「GT4」ドライバー

スピンを抑えて風に負けない強弾道
GT4は、タイトリスト史上最もロースピン性能を追求したドライバーです。普段バックスピンが多く飛距離をロスしているプレーヤーに対し、ソールに前後に配置したSureFit®️ CGウェイトを調整することで、バックスピンを最適化。風に負けない安定弾道を生み出すとともに、ややコンパクトなヘッドにすることでプレーヤーに自信と抜群の操作性をもたらします。

強弾道、ロースピンモデルです。

カタログスペックサマリー

カタログのスペックの主要項目は以下のようになっています。

 以下のシャフトのものを記載しています。

「GT2」:TENSEI 1K BLUE(S)
「GT3」:TENSEI 1K BLUE(S)
「GT4」:TENSEI 1K BLACK(S)

項目  GT2ドライバー GT3ドライバー GT4ドライバー
ロフト角(°) 8.0,9.0,10.0,11.0 8.0,9.0,10.0 8.0,9.0,10.0
ライ角(°) 58.5 58.5 58.5
ヘッド体積(cc) 460 460 430
クラブ長さ(インチ) 45.5 45.5 45.5
シャフト重さ(g) 59(S) 59(S) 67(S)
シャフトトルク 4.7 4.7 3.6

次から順番にカタログスペックなど詳しく見ていきます。

ロフト角

項目  GT2ドライバー GT3ドライバー GT4ドライバー
ロフト角(°) 8.0,9.0,10.0,11.0 8.0,9.0,10.0 8.0,9.0,10.0

ロフト角は、8度、9度、10度が共通のラインナップです。他社メーカーでよく設定される10.5度はありません。

それらに加えて、「GT2」「GT3」は11度がラインナップされています。

調整機能も付いています。

ライ角

項目  GT2ドライバー GT3ドライバー GT4ドライバー
ライ角(°) 58.5 58.5 58.5

ライ角は、58.5度で共通です。

58.5度は他社メーカーと比較しても標準的なライ角と言えます。

こちらも調整機能がついています。

ライ角とは、クラブのソールが水平になるように置いた時に、シャフトの中心線と水平な地面とが成す角のことです。この角度が大きくシャフトが立っている状態のことを「アップライト」、角度が小さくシャフトが寝た状態のことを「フラット」といいます。ライ角がアップライト(角度が大きい)であると一般的にボールがフック軌道になりやすい。また、フラットライト(角度が小さい)であるとボールがスライス軌道になりやすいという特性があります。

ヘッド体積

項目  GT2ドライバー GT3ドライバー GT4ドライバー
ヘッド体積(cc) 460 460 430

「GT2」GT3」は460cc、「GT4」は430ccです。

「GT4」は少し小さめです。

クラブの長さ

項目  GT2ドライバー GT3ドライバー GT4ドライバー
クラブ長さ(インチ) 45.5 45.5 45.5

クラブの長さは、45.5インチで共通です。

シャフト重量

項目  GT2ドライバー GT3ドライバー GT4ドライバー
シャフト重さ(g) 59(S) 59(S) 67(S)

以下のシャフトで比較しています。

「GT4」はハードスペックなシャフトです。

「GT2」:TENSEI 1K BLUE(S)
「GT3」:TENSEI 1K BLUE(S)
「GT4」:TENSEI 1K BLACK(S)

フレックスSからのラインナップになります。

他にも、「GT2」GT3」にはDENALI RED、TOUR ADなどのシャフトラインナップがあります。

シャフトトルク

項目  GT2ドライバー GT3ドライバー GT4ドライバー
シャフトトルク 4.7 4.7 3.6

シャフトトルクは、「GT2」「GT3」は4.7、「GT4」は3.6です。

前作「TSR」と比較するとシャフトトルクの数値は低くなりました。

「GT2」「GT3」の方が、手を動かしてもヘッドはブレにくいため安定性が高くミスに強い。

GT4の方が、少し手を動かすとヘッドが敏感に反応するため操作性が高い、ということになります。

シャフトトルクとは、一言でいえば手の動きとの連動性の度合いです。このトルクが小さいほど、手の動きに対してヘッドが敏感に反応します。逆にトルクが大きいほど、手の動きに対してヘッドの動きが鈍感になります。よく、トルクとはクルマのハンドルの遊びのようなものと言われます。要するに、自分の手がちょっと動いたらヘッドも敏感に反応するのか、ちょっとぐらい動いてもヘッドが反応しないのかということです。

「GT2」「GT3」「GT4」まとめ

以上、タイトリストドライバー「GT2」「GT3」「GT4」をご紹介しました。

今作の大きな特徴は、独自の超軽量新素材ポリマーで構成された「シームレスサーモフォームクラウン」で、最適な場所に重量を配置を可能にしています。

モデル 特徴
GT2 圧倒的なスピードとやさしさ
GT3 弾道の一貫性と操作性
GT4 ロースピン強弾道

まずはスタンダードモデルの「GT2」から試打してみてはいかがでしょうか。

以上、タイトリストドライバー「GT2」「GT3」「GT4」をご紹介しました。

ドライバー選びの参考となれば幸いです。

タイトリスト「TSR2」「TSR3」「TSR4」ドライバーをやさしく簡単に解説【2022年モデル】