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【ウェッジ編】キャロウェイ OPUSウェッジの4種類を比較解説【T・C・S・Wの選び方】

ウェッジ

キャロウェイは「OPUS(オーパス)」ウェッジを2024年9月13日発売に発売しました。

「OPUSウェッジ」の名前は、カリフォルニアの最高級ワインをつくるワイナリー名に由来しているそうです。

17刃でピタリ

フェース面では、従来よりも本数が2本増加し17刃。スピン性能とコントロール性が大幅にアップ。

ツアープレーヤーとの入念なコミュニケーションをもとに、何度も改良を重ねて完成しました。

グラインドには、ソールグラインドの形状が違う4タイプ(T・C・S・W)をラインナップしています。

ウェッジは一概には言えませんが傾向として、Wが最も易しく、W→S→C→Tと難しくなっていくイメージです。

今回は「OPUS(オーパス)」ウェッジT・C・S・Wの違いを比較します。

クラブを購入される際に参考になれば幸いです。

「OPUS」ウェッジのコンセプト

「OPUS」ウェッジは以下のようなコンセプトとなっています。

約19カ月をかけて熟成された、
極上のフォルムとスピンパフォーマンス

ティアドロップ型がより強調されているシェイプは、ツアープレーヤーとの入念なコミュニケーションをもとに、何度も改良を重ねて完成。

フェース面では、鋭い37Vグルーブの角をキープしながら溝の幅を小さくして間隔を狭めることで、従来よりも本数が2本増加し、とくにラフやウェットなライでのスピン性能とコントロール性が大幅にアップしました。

「OPUS」ウェッジの特徴

「OPUS」ウェッジの売りとなるテクノロジーをご紹介します。

プロのフィードバックで改良を重ね、6番目に試作された形状を採用

「OPUS」ウェッジは、やや丸みを帯びた形状が特徴です。

「OPUSウェッジ」の開発にあたり、力が入れられたのがシェイプです。約19カ月前にプロトタイプの製作が着手され、数多くのフィードバックをツアープレーヤーから受けながら、何度も改良。最終的に、6番目に試作されたシェイプ6と呼ばれる形状が採用されることとなりました。大きな特徴の1つがリーディングエッジで、ツアープロのフィードバックを反映し、JAWS RAWウェッジとJAWS FORGEDウェッジの中間的な丸みがあるものになっています。全体的には、トップブレードのヒール側が低すぎず高すぎないティアドロップ型で、ホーゼルからフェース面、とくにトップブレードに繋がる部分の造形は、従来の窪みがあるように見えるものではなく、非常に滑らかな曲面になっています。

37Vの鋭さを維持しつつ、溝の本数が増えたことで性能が大幅アップ

溝が2本増加しました。

「OPUSウェッジ」では、溝にも大きな変化があります。2010年の新溝ルールでは、溝の体積と溝のピッチ(溝の幅と、溝と溝の間の幅を足したもの)が関係する規定も存在し、溝の体積を大きくすれば、自ずとピッチも大きくすることになります。「OPUSウェッジ」では、従来の37Vという鋭い角をキープしながら、溝の幅を狭くして溝の体積を削減。それに伴い、より狭いピッチにすることで、従来よりも溝が2本増えることとなりました。この結果、とくにラフや濡れた芝のライにおいて、スピン量が大幅に増加。同時に打ち出し角も低くなり、ターゲットを狙っていく際のコントロール性が大きく向上することとなりました。

JAWS FORGEDウェッジのブラスト処理を継承し、マイクロフィーチャーも設置

フェース面のスピン量を増やすテクノロジーも継承しています。

「OPUSウェッジ」のフェース面には、ツアープレーヤーからも好評だったJAWS FORGEDウェッジのブラスト処理が引き継がれています。粗さがグレードアップしたもので、よりしっかりとボールを捉えてくれます。また、溝と溝の間にはマイクロフィーチャーも設置。斜めに小さな凸部が形成されているものですが、フェースを開いたときにはターゲットに正対し、スピン量の増加に貢献します。

従来のS、W、Cにプラスして、新たにTグラインドもラインアップ

グラインドタイプはT・C・S・Wの4種類です。

ソールグラインドには、4種類のものがラインアップされています。スタンダードなS、前作よりもよりラウンドが強調されたワイドなソールのW、トレーリングエッジ側を削ることでソールがアルファベットのCのような半円状をしているCは、従来から存在しているものですが、今回は新たにTグラインドも加わりました。TグラインドはCグラインドにも似ていますが、トレーリングエッジ側をより幅広く削った形となっており、さらにバウンス角が抑えられています。これにより、薄く硬い地面であっても、ボールに対して正確にコンタクトしていくことが可能となっています。

仕上げはクロムとブラックの2種類で、ロフトには7種類を用意

仕上げはクロムとブラックの2種類、ロフトは48~60度の7種類です。

仕上げには、クロムとブラックの2種類が用意されています。ロフトは48度から60度まで、2度刻みで7種類となっており、48度にはSグラインド、50、52、54、56度にはSとWグラインド、58、60度にはS、W、T、Cグラインドをラインアップ。シャフトは、3種類のスチールモデルからチョイスすることができます。

(出典:キャロウェイ公式HPより)

「OPUS」ウェッジのデザイン

「OPUS」ウェッジはこのようなデザインです。

ヘッド仕上げは、クロムメッキに加えて、マットな風合いのブラック仕上げもでるもあります。

出典:キャロウェイ公式HP

やや丸みを帯びたすっきりしたデザインです。

キャロウェイ公式限定モデルのネイビーブルーなどもあります。

特典多数!キャロウェイ公式HPはこちら

「OPUS」ウェッジのタイプ別のスペックを比較

「OPUS」ウェッジの4タイプを比較してみましょう。

4タイプのラインナップ

「OPUS」ウェッジはT・C・S・Wの4タイプのGRINDがラインナップされています。

大まかなイメージとして、Wが最もやさしく、X・S・Zと難しくなっていくイメージです。

タイプ 特徴
T ツアープロも好む繊細なショットに対応する新ソール
C フェースを開きやすく自由なショットの打ち分けを可能にするソール
S フルショットもしやすくさまざまな状況に対応する万能スタンダートソール
W 最もやさしいタイプ。丸みのあるワイドソールでやさしくボールを拾える。バンカーショットが苦手な人におすすめのワイドソール

ツアーからの要望でZグラインドが新登場
従来からあるSグラインド、Wグラインド、Xグラインドに加えて、新たにZグラインド(ロフト58、60度)が登場です。ソールはワイドで、トレーリングエッジ側だけでなく、リーディングエッジ側もわずかに面取りされた、いわば2段構えのバンスとなっているところが特徴です。

それぞれの用途に合わせてグラインドが用意されています。やさしさを求めるなら「W」、フェースを開いて球を操作するなら「T」という選び方もできそうです。

バウンスとは、ヘッドの下のソール部分の膨らみことです。
バウンス角は、シャフトを水平にした時にリーディングエッジからソールの膨らみ部分がどのくらい出ているかを表しています(下図参照)。

一般的に、バウンス角12度以上をハイバウンス、8度以下をローバウンスと言ったりします。ハイバウンスは、出っ張っているので、ヘッドが少し手前から入ってもソールが滑ってくれます。また、クラブがボールの下を潜ってボールが飛ばなくなるというミスが起こりにくいです。ローバウンスは、ソールが滑り度合いは弱くなりますが、ボールが沈んでる場合など、ボールに直接を打つ必要がある時に適しています。

次から詳しくスペックを比較していきます。

ロフト角とバウンス角

まずはウェッジにおいて注目されるロフト角とバウンス角のラインナップをまとめてみます。

ラインナップのサマリー

グラインド T C S W
ロフト角(°) 58,60 58,60 48~60 50~60
バウンス角(°) 6 8 10/12 12/14

ロフトは7種類、仕上げは2種類での展開

「OPUS」ウェッジのロフトラインアップは、48度から60度まで、2度刻みの計7種類。グラインドは、48度がSのみ、50~56度がSとW、58度と60度はT、C、S、Wとなっています。

細かいラインナップは以下のとおりです。

各グラインドの数値はバウンス角です。

ロフト角(°) T C S W
48 10
50 10 12
52 10 12
54 12 14
56 12 14
58 6 8 10 12
60 6 8 10 12

「S」「W」はハイバウンス、「T」「C」はローバウンスのウェッジです。

次に、すべてのグラインドタイプのラインナップがある58度のスペックを比較してみます。

58度のスペック比較

58度のウェッジのスペックを比較してみたいと思います。

シャフトについては、以下3種類あります。

・「Dynamic Gold S200」

・「N.S.PRO MODUS³ TOUR 115 (S)」

・「N.S.PRO 950GH neo (S)」 

今回は「N.S.PRO MODUS³ TOUR 115 (S)」で比較します。

項目  T C S W
ロフト角(°) 58 58 58 58
バウンス角(°) 6 8 10 12
ライ角(°) 64 64 64 64
クラブ長さ(インチ) 35 35 35 35
クラブ重さ(g) 約468 約468 約468 約468
バランス D4 D4 D4 D4

バウンス角

「T」は6度
「C」は8度
「S」は10度
「W」は12度です。

「S」「W」はハイバウンス、「T」「C」はローバウンスです。

ライ角

ライ角は64度で4タイプ共通です。

ライ角とは、クラブのソールが水平になるように置いた時に、シャフトの中心線と水平な地面とが成す角のことです。この角度が大きくシャフトが立っている状態のことを「アップライト」、角度が小さくシャフトが寝た状態のことを「フラット」といいます。ライ角がアップライト(角度が大きい)であると一般的にボールがフック軌道になりやすい。また、フラットライト(角度が小さい)であるとボールがスライス軌道になりやすいという特性があります。

クラブの重さ

クラブの重量は約468gで共通です。

以下のシャフトです。

・「N.S.PRO MODUS³ TOUR 115 (S)」

バランス

バランスはD4で共通です。

ウエッジは一般的にヘッドを重く感じる傾向の設定です。

バランスとは、スウィングウェートとも呼ばれます。スイングした時に感じるヘッドの重さを数値に表した指標です。クラブ全体の重さに対して、ヘッドの重さの比率を示すもので、A1が最もヘッドが軽く、E9が最もヘッドが重い。一般的なゴルフクラブでは、D0からD4までの設定になっています。感覚としてよく、D1は軽くD4は重いと表現されたりします

まとめ ~キャロウェイ「OPUS」ウェッジ~

今回は、キャロウェイ「OPUS」ウェッジの4タイプを比較してみました。

私見ですが、カタログからわかるいくつか比較のポイントをまとめてみました。

・キャロウェイ「OPUS」ウェッジはT・C・S・Wの4タイプのGRINDを用意。

・ライ角は64度、バランスはD4で共通。

・ロフトラインアップは、48度から60度まで、2度刻みの計7種類。グラインドは、48度がSのみ、50~56度がSとW、58度と60度はT、C、S、W

・「S」「W」はハイバウンス、「T」「C」はローバウンス傾向。滑ってくれる高いバウンス効果を求めるなら「W」、フェースを開いて球を操作するなら「T」「C」。「S」はスタンダード

以上のような特徴ですが、実際に打ってみて自分に合っているかどうか、クラブを気に入るかどうかということが最も大切ですね。

17枚刃でピタリ。ぜひ体験してみたいですね。

以上、キャロウェイ「OPUS」ウェッジについてまとめてみました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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