本サイトのコンテンツには広告及び商品プロモーションが含まれています。

【ドライバー比較】コブラ「DS-ADAPT」(DSアダプト)ドライバーをやさしく簡単に解説【X、LS、MAX-K、MAX-Dの違いとは?】

ゴルフクラブ・ギア

プーマジャパンはコブラゴルフの2024年最新モデルドライバーDS-ADAPT(DSアダプト)シリーズの4モデルを2025年3月8日に発売すると発表しました。

前作のLS/X/MAXの3タイプに、10Kを超える高慣性モーメントのMAX-Kを新たに追加し、合計4タイプ。

特徴としては、革新的な新機能の弾道調整システム「FUTURE FIT 33(フューチャーフィットサーティースリー)」を搭載。

33通りの弾道調整を可能にした新システムで、ライ角とロフト角を独立して最大プラスマイナス2度まで調整可能となりました。

ヘッドのラインナップは以下の4種類です

DSアダプト X 飛距離性能と高い許容性の標準モデル
DSアダプト LS 最速ボールスピード、低スピン、低弾道の上級者向けモデル
DSアダプト MAX-K 10Kを超える高慣性モーメントの最大寛容性モデル
DSアダプト MAX-D ドローバイアスモデル

今回は「DSアダプト X」「DSアダプト LS」「DSアダプト MAX-K」「DSアダプト MAX-K」「DSアダプト MAX-D」の4種類のドライバーについてご紹介します。

どのように違うのでしょうか?

「DSアダプト」ドライバーの特徴をご紹介

「DS-ADAPT」(DSアダプト)ドライバーの主な特徴をご紹介します。

主な特徴は以下の4つです。

・フューチャーフィット33
・アドバンストエアロ
・H.O.T.フェース
・ウェイトシステム

フューチャーフィット33

33通りの弾道調整ができます。

FutureFit33™は、ロフト角とライ角を独立して調整することで、33通りの弾道調整を可能にしました。ボールの弾道を最適化し、ミスを最小限に抑えることで、飛距離を最大化します。ロフトとライ角は任意の方向に±2度まで調整可能で、あなたのコンディションにあったクラブセッティングを実現します。また、革新的なSMARTPAD®テクノロジーにより、構えたときにどの設定でもフェース角を常にスクエアに保つことができます。​

アドバンストエアロ

スイングを変えずに空気抵抗を軽減し、より速いスピードを生み出す形状です。

DSアダプト X 空気抵抗を軽減し、より速いスピードを生み出す形状
DSアダプト LS 小型でコンパクトな445cc、空力性能がさらに進化。
DSアダプト MAX-K 最大限の安定性を確保、高速なスイングを可能にする設計
DSアダプト MAX-D ドロー軌道と寛容性、飛距離を実現する形状

大型のH.O.T.フェース

より高いボールスピードを実現するフェースです。

H.O.T.フェーステクノロジーを採用した大型の鍛造フェースにより、フェース中央およびその周辺でのたわみ性能が向上。これにより、より力強い飛距離とボールスピードを実現します。

ウェイトシステム

各モデル最適なウェイト調整ができます。

バックウェイトとフロントウェイトを調整することで、打ち出し角とスピン量の細かい設定・調整が可能です。

出典:コブラゴルフ公式HP

「DSアダプト」ドライバー4種類

「DS-ADAPT」(DSアダプト)ドライバーは3種類あります。

それぞれの特性のイメージは以下のようになります。

DSアダプト X 飛距離性能と高い許容性の標準モデル
DSアダプト LS 最速ボールスピード、低スピン、低弾道の上級者向けモデル
DSアダプト MAX-K 10Kを超える高慣性モーメントの最大寛容性モデル
DSアダプト MAX-D ドローバイアスモデル

では次からカタログスペックを比較してみましょう。

「DSアダプト」ドライバーのカタログスペック

各モデルのコンセプト

カタログに掲載してあるドライバーのコンセプトは以下の様になっています。

「DSアダプト X」ドライバー

DS-ADAPT Xドライバーは、高速なボールスピードと低スピンを求めるゴルファーのために設計されており、飛距離性能と高い許容性を兼ね備えています。

高い直進性と飛距離のスタンダードモデルです。

「DSアダプト LS」ドライバー

スピン量を抑える低スピン設計による飛距離性能と、COBRA史上最大級の慣性モーメントにより、高い寛容性を実現しました。後方のウェイトポジションは、直進性と高弾道をもたらし、ヒール部分のウェイトポジションは、ドロー軌道を可能にします。

やさしさとつかまり性能のMAXです。

「DSアダプト LS」ドライバー

DS-ADAPT LS ドライバーは、コンパクトな445ccのヘッド形状で、前方に配置された重心設計が特徴です。高い操作性を有し、最速のボールスピード、低スピン、低弾道を求める上級者向けモデルです。各種シャフトやロフトのカスタマイズが可能です。

上級者向け低スピンモデルです。

「DSアダプト MAX-K」ドライバー

DS-ADAPT MAX-Kドライバーは、4つのラインナップで最も寛容性の高いドライバーヘッドとして設計されています。合計10,000の慣性モーメントを実現し、オフセンターヒット時の安定性を最大化することで、まっすぐな弾道と高い打ち出し、飛距離を提供します。

シリーズの中で最も寛容性の高いドライバーです。

「DSアダプト MAX-D」ドライバー

DS-ADAPT MAX-D ドライバーは、最大限のドローバイアスでスライスを軽減するよう設計されています。低中スピンのデザインと高い安定性が特徴で、飛距離の最大化とスライス軽減をサポートします。

ドローバイアス設計のドライバーです。

カタログスペックサマリー

カタログのスペックの主要項目を比較します。

ロフト角、フレックス、シャフトは以下のもので比較します

ロフト角10.5度、フレックスSR

SPEEDER NX for COBRA(SR)

シャフトは以下のものが用意されています。

DSアダプト X ・SPEEDER NX for COBRA
・LIN-Q for COBRA
・TOUR-AD GC 5
・SPEEDER NX VIOLET 50
・24VENTUS BLACK 5
DSアダプト LS ・SPEEDER NX for COBRA
・ LIN-Q for COBRA
・TOUR-AD GC 6
・SPEEDER NX VIOLET 60
・24VENTUS BLACK 6
DSアダプト MAX-K ・SPEEDER NX for COBRA
・ LIN-Q for COBRA
・TOUR-AD GC 5
・SPEEDER NX VIOLET 50
DSアダプト MAX-D ・SPEEDER NX for COBRA

各モデル、ロフト角・ライ角・フェース角の調整が可能となっています。

項目  DSアダプト X DSアダプト LS DSアダプト MAX-K DSアダプト MAX-D
ロフト角(°) 9.0,10.5 9.0,10.5 9.0,10.5,12.0 10.5,12.0
ライ角(°) 不明  不明 不明 不明
ヘッド体積(cc) 460 445 460 460
クラブ長さ(インチ) 45.5 45.5 45.5 45.5
クラブ重さ(g) 不明 不明 不明 不明
シャフト重さ(g) 53 53 53  53
シャフトトルク 5.6 5.6 5.6  5.6
シャフト調子 先中調子 先中調子 先中調子 先中調子
バランス D4 D3.5 D4 D4

次から順番にカタログスペックなど詳しく見ていきます。

ロフト角

項目  DSアダプト X DSアダプト LS DSアダプト MAX-K DSアダプト MAX-D
ロフト角(°) 9.0,10.5 9.0,10.5 9.0,10.5,12.0 10.5,12.0

「DSアダプト X」「DSアダプト LS」は9度、10.5度、「DSアダプト MAX-K」は9度、10.5度、12.0度、「DSアダプト MAX-D」は10.5度、12.0度が用意されています。

各モデル調整機能があります。

ライ角

ライ角は不明ですが、「フューチャーフィット33」により±2度の調整が可能です。

ライ角は、角度を大きくするとフック軌道になりやすく、小さくするとスライス軌道になりやすいです。

ライ角とは、クラブのソールが水平になるように置いた時に、シャフトの中心線と水平な地面とが成す角のことです。この角度が大きくシャフトが立っている状態のことを「アップライト」、角度が小さくシャフトが寝た状態のことを「フラット」といいます。ライ角がアップライト(角度が大きい)であると一般的にボールがフック軌道になりやすい。また、フラットライト(角度が小さい)であるとボールがスライス軌道になりやすいという特性があります。

ヘッド体積

項目  DSアダプト X DSアダプト LS DSアダプト MAX-K DSアダプト MAX-D
ヘッド体積(cc) 460 445 460 460
「DSアダプト X」は「DSアダプト MAX-K」「DSアダプト MAX-D」は460cc、「DSアダプト LS」は445ccです。

共通するスペック

シャフト関係は共通のスペックです。

以下のシャフトで比較しています。

SPEEDER NX for COBRA(SR)

項目  DSアダプト X DSアダプト LS DSアダプト MAX-K DSアダプト MAX-D
クラブ長さ(インチ) 45.5 45.5 45.5 45.5
シャフト重さ(g) 53 53 53  53
シャフトトルク 5.6 5.6 5.6  5.6
シャフト調子 先中調子 先中調子 先中調子 先中調子

ヘッド体積は、各モデル460ccで共通です。

クラブ長さは45.5インチです。

クラブの重さは不明です。

シャフト関連のスペックは同じシャフトで比較しています。

シャフト:SPEEDER NX for COBRA(SR)

・シャフト重量:53g
・シャフトトルク:5.6
・シャフト調子:先中調子

シャフトトルクは、安定性(ブレにくさ)と操作性の指標です。

他社のドライバーと比較すると中間くらいの印象です。

シャフトトルクとは、一言でいえば手の動きとの連動性の度合いです。このトルクが小さいほど、手の動きに対してヘッドが敏感に反応します。逆にトルクが大きいほど、手の動きに対してヘッドの動きが鈍感になります。よく、トルクとはクルマのハンドルの遊びのようなものと言われます。要するに、自分の手がちょっと動いたらヘッドも敏感に反応するのか、ちょっとぐらい動いてもヘッドが反応しないのかということです。

先中調子は、中調子よりもヘッドが走りやすいセッティングです。

先調子は、シャフトの先端側にキックポイントが設定されているシャフトです。しなるポイントがヘッドに近いため、ヘッドが走りやすくボールがつかまりやすい。ボールをつかまえたい、打ち出し角を高くしたいというゴルファーには先調子がおすすめと言われます。
元調子は、キックポイントがシャフトの手元側に設定されているシャフトです。切り返しで手元側がしなることでタメが作りやすいが、その分ボールはつかまりにくいと言われます。ボールを叩くパワーのあるゴルファーには元調子がおすすめと言われます。
中調子は、キックポイントがシャフトのちょうど中央付近に設定されているシャフトです。先調子と元調子の中間的な性能です。タメも作りやすく、ヘッドもある程度走ります。中調子は安定感があり、万人向けと言われます。
先中調子は、先端側よりやや中央寄りにキックポイントを設定していて、先調子と中調子の中間的性能を持ったシャフトです。
中元調子は、手元側よりやや中央寄りにキックポイントを設定していて、中調子と元調子の中間的性能を持つシャフトです。

バランス

項目  DSアダプト X DSアダプト LS DSアダプト MAX-K DSアダプト MAX-D
バランス D4 D3.5 D4 D4

「DSアダプト X」「DSアダプト MAX-K」「DSアダプト MAX-D」はD4、「DSアダプト LS」はD3.5です

「DSアダプト LS」は少しヘッドは軽く感じる傾向です。

バランスとは、スウィングウェートとも呼ばれます。スイングした時に感じるヘッドの重さを数値に表した指標です。クラブ全体の重さに対して、ヘッドの重さの比率を示すもので、A1が最もヘッドが軽く、E9が最もヘッドが重い。一般的なゴルフクラブでは、D0からD4までの設定になっています。感覚としてよく、D1は軽くD4は重いと表現されたりします。

「DSアダプト」ドライバー4種類どれを使う?

以上、「DSアダプト X」「DSアダプト LS」「DSアダプト MAX-K」「DSアダプト MAX-K」「DSアダプト MAX-D」の4種類をご紹介しました。

DSアダプト X 飛距離性能と高い許容性の標準モデル
DSアダプト LS 最速ボールスピード、低スピン、低弾道の上級者向けモデル
DSアダプト MAX-K 10Kを超える高慣性モーメントの最大寛容性モデル
DSアダプト MAX-D ドローバイアスモデル

前作「ダークスピード」も大変人気がありました。

今回も1年周期での最新モデルの発売です。

コブラ今はとても人気があります。

今回はコブラ「DSアダプト」ドライバーをご紹介しました。

ドライバー選びの参考になれば幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。