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【ミニドライバー編】「ELYTE MINI」ドライバーと「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバーの違いを比較解説【新旧キャロウェイ】

ゴルフクラブ・ギア

キャロウェイは「ELYTE(エリート)ミニドライバー」を、2025年4月18日に発売しました。

昨年人気を博した「パラダイム Aiスモーク Ti 340 ミニドライバー」がさらに進化。

最新の「Ai10x FACE」を搭載し、弾道を最適に補正する「コントロールポイント」を大幅に増加。

ミスヒットへの寛容性が向上しています。

一方、キャロウェイは「AI SMOKE 340MINI」ドライバーは、2024年7月17日発売です。

幅広いレベルのプレーヤーに向けて、戦略的なプレーをサポートするユニークな立ち位置のミニサイズモデルのドライバーです。

大きなサイズのドライバーに振りにくさを感じているゴルファーから戦略性を求めるゴルファーまで幅広くゴルファーを対象としています。

今回は、キャロウェイ「ELYTE MINI」ドライバーとキャロウェイ「AI SMOKE 340MINI」ドライバーの2モデルを比較してみます。

クラブを購入される際に参考になれば幸いです。

「ELYTE MINI」ドライバーの特徴をご紹介

「ELYTE MINI」ドライバーの主な特徴をご紹介します。

今回の特徴は以下の4つです。

・大幅に増加したコントロールポイント
・空気抵抗の少ない形状で、スイングスピードがアップ
・打球音の良さにも貢献したサーモフォージドカーボン
・弾道調整が可能なウェイトポート

・ロフトは11.5度と13.5度で、クラブ長さは43.5インチ

大幅に増加したコントロールポイント

ヘッド体積が340㎤、フェースのコントロールポイントが大幅に増大しています。

「ELYTE MINIドライバー」は、前作のPARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINIドライバーと同じく、ヘッド体積が340㎤というコンパクトサイズのヘッドを持つドライバーです。もちろん、さまざまな部分で進化も果たしています。フェースには、コントロールポイントが大幅に増加したAi 10x FACEを採用。また、「ELYTE MINIドライバー」のAi 10x FACEには、ELYTEドライバーと同じプレーヤーのリアルなスイングデータがAIにインプットされて、開発に活用されました。

空気抵抗の少ない形状で、スイングスピードがアップ

空気抵抗が改善されています。

「ELYTE MINIドライバー」においても、新たな投資により導入された、チタンを扱うことのできる3Dプリンターが活用されました。これにより、従来の1/90のリードタイムでプロトタイプが製作できるようになったため、多くのヘッド形状の試作とテストを実施。最終的に採用されたシェイプは、前作よりもややシャローで、かつ空気抵抗が大きく減少したものとなっており、スイングスピードの向上に大きく貢献しています。

打球音の良さにも貢献したサーモフォージドカーボン

クラウンに使用するカーボン素材が新しくなっています。

「ELYTE」シリーズのドライバーでは、クラウンに使用するカーボン素材が新しくなり、航空宇宙分野でも使用されるサーモフォージドカーボンとなりましたが、この素材は、「ELYTE MINIドライバー」においても同じく採用されています。軽くて強度が高いことに加え、従来のトライアクシャル・カーボンより成型もしやすく、より高い精度で設計どおりに製造することが可能という特徴を持ち合わせているものです。この新素材を採用したことで重量配分が最適化され、より理想的なスピン量や打ち出し角も実現。さらに、このカーボンの使用で、「ELYTE MINIドライバー」は、前作以上に心地良い打球音までも実現しております。

弾道調整が可能なウェイトポート

ヘッド後端にウェイトポートが3カ所あります。

「ELYTE MINIドライバー」では、ELYTEドライバー同様、ヘッド後端に新しいスタイルのウェイトポートを3カ所、設置しています。それぞれ、ドロー、ニュートラル、フェードというポジションとなっており、約13gのウェイトの装着場所を変更することで、弾道調整が可能です。さらに、地面により近い位置に搭載でき、かつ、クラウンのカーボン素材をヘッドの外周部分にまで到達させることも可能にしており、低重心化に大きく貢献しています。なお、「ELYTE MINIドライバー」のソール前方には、約5gのスクリューウェイトも搭載されています。

ロフトは11.5度と13.5度で、クラブ長さは43.5インチ

通常のドライバーは45インチほどですが、43.5インチの長さです。
「ELYTE MINIドライバー」は、ロフト11.5度と13.5度の2種類のラインアップとなっており、ロフト角とライ角を調整できるアジャスタブルホーゼルも採用されています。クラブ長さは、前作と同じく43.5インチの設定です。

「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバーの特徴をご紹介

「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバーの主な特徴をご紹介します。

今回の特徴は以下の4つです。

・体積340㎤というコンパクトサイズのヘッド
・シャローな形状と短いシャフト
・トライアクシャル・カーボンクラウンとチタン製のソール
・ロフトは11.5度と13.5度、アジャスタブルホーゼル

体積340㎤というコンパクトサイズのヘッド

通常のドライバーは460㎤が多いですが、このミニドライバーは340㎤、扱いやすさが特徴です。

大きなサイズのドライバーに振りにくさを感じているゴルファーから戦略性を求めるゴルファーまで
「PARADYM Ai SMOKE 340 MINIドライバー」は、名前のとおり、体積が340㎤というコンパクトサイズのヘッドを持つドライバーです。このような小さなモデルと言えば、通常のドライバーを必要としない試合でプロや上級者が投入するような、ツアーからの要望などによりつくられたもののようにも思われるかもしれません。しかし、一般的に大きく見えるヘッドは多くのゴルファーに安心感を与える一方で、その大きさによって重そうに見えたりして難しさを覚えるプレーヤーも、レベルを問わず多く存在しています。そういった、現代の460㎤のサイズを苦手としているあらゆるゴルファーをはじめ、狭いコースなどで確実に狙ったところへボールを運びたいと考えるゴルファーに、気持ち良く打っていけるモデルを提供しようと開発されたのが、「PARADYM Ai SMOKE 340 MINIドライバー」です。

シャローな形状と短いシャフト

通常のドライバーは45インチちょっとですが、43.5インチの長さです。

シャローな形状と短いシャフトで、大きな安心感と高いミート率
前述のように、「PARADYM Ai SMOKE 340 MINIドライバー」のヘッド体積は340㎤となっていますが、あまりに小さく見えると、やはり構えたときの安心感が大きく損なわれるという問題も出てきます。そこで、「PARADYM Ai SMOKE 340 MINIドライバー」ではシャローな形状を採用し、上から見たときの投影面積を可能な範囲で大きく設定。340㎤とはいえ、極端に小さく見えないようなヘッドに仕上げました。また、43.5インチというシャフト長さも、操作性や振りやすさとともに、安心感をもたらす要因にもなっています。加えて、短さによりミート率が向上することで、安定してしっかりと飛ばしていける効果も期待できます。

トライアクシャル・カーボンクラウンとチタン製のソール

PARADYM Ai SMOKEドライバーと異なり、トライアクシャル・カーボンクラウンとチタン製のソールです。

トライアクシャル・カーボンクラウンにチタン製のソールを採用
「PARADYM Ai SMOKE 340 MINIドライバー」のヘッド構造は、PARADYM Ai SMOKEシリーズの他のドライバーとは異なります。ヘッド体積が小さいということで、極端な軽量化をあまり必要としないため、360°カーボンシャーシは使用せず、トライアクシャル・カーボンクラウンとチタン製のソールという組み合わせです。また、Aiスマートフェースの搭載により、「PARADYM Ai SMOKE 340 MINIドライバー」においても、JAILBREAK テクノロジーは採用されていません。

ロフトは11.5度と13.5度、アジャスタブルホーゼル

ロフト角は11.5度と13.5度の2種類、ロフト角とライ角調整も可能です。

ロフトは11.5度と13.5度で、アジャスタブルホーゼルも装備
「PARADYM Ai SMOKE 340 MINIドライバー」では、ラインアップにロフト11.5度と13.5度のモデルを用意し、ロフト角とライ角を調整できるアジャスタブルホーゼルも採用しています。ソールウェイトは、前に約4g、後ろに約12g のものを搭載。前後を入れ替えることで、重心位置やスピン量などを調整することができます。

「ELYTE MINI」ドライバーと「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバーの比較

クラブのコンセプト

「ELYTE MINI」ドライバー

大ブレイクの340㎤ドライバーが、大幅進化のELYTEバージョンに

「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバー

幅広いレベルのプレーヤーに向けて、ユニークな立ち位置のミニサイズモデル

「ELYTE MINI」ドライバーは前作からの大幅進化を特徴としています。

一方、「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバーは幅広いレベルのプレーヤーに向けたモデルです。

デザイン比較

ソール側のデザイン比較

「ELYTE MINI」ドライバーはこのようなデザインです。

通常のエリートドライバーを小さくしたデザインです。

「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバーはこのようなデザインです。

シンプルかつシャープなデザインです。

今回の特徴であるウエイトが見えます。

上から見たヘッドの形状

「ELYTE MINI」ドライバーです。

「ELYTE」のロゴが見えます。

「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバーです。

「Ai SMOKE」のロゴが見えます。

光沢感はあまりなさそうです。

「ELYTE MINI」ドライバーと「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバーのスペックを比較

「ELYTE MINI」ドライバーと「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバーのスペックを比較してみましょう。

項目  「ELYTE MINI」ドライバー 「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバー
ロフト角(°) 11.5,13.5 11.5,13.5
ライ角(°) 57 57
ヘッド体積(cc) 340 340
クラブ長さ(インチ) 43.5 43.5
クラブ重さ(g) 328(S) 324(S)
シャフト重さ(g) 64(S) 64(S)
シャフトトルク 4.4 4.4
シャフト調子 中調子 中調子
バランス D2 D3

ロフト角

ロフト角は、「ELYTE MINI」ドライバーは11.5度、13.5度、「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバーも11.5度、13.5度が用意されています。

両方とも調整機能があります。

ライ角

ライ角は同じです。

「ELYTE MINI」ドライバーは57度です。

「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバーは57度です。

両者とも調整機能があります。

ライ角とは、クラブのソールが水平になるように置いた時に、シャフトの中心線と水平な地面とが成す角のことです。この角度が大きくシャフトが立っている状態のことを「アップライト」、角度が小さくシャフトが寝た状態のことを「フラット」といいます。ライ角がアップライト(角度が大きい)であると一般的にボールがフック軌道になりやすい。また、フラットライト(角度が小さい)であるとボールがスライス軌道になりやすいという特性があります。

ヘッド体積

ヘッド体積は同じです。

「ELYTE MINI」ドライバーは340ccです。

「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバーは340ccです。

「ELYTE」の3Wは168ccです。

クラブ長さ

クラブ長さは同じです。

「ELYTE MINI」ドライバーは43.5インチです。

「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバーも43.5インチです。

なお「ELYTE」の3Wは43.00インチ(VENTUS GREEN 50 for Callaway(S))です。

クラブの重さ

クラブの重量は「ELYTE MINI」ドライバーは328g、「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバーは324gです。

クラブ重量は「ELYTE MINI」ドライバーの方が4g重いです。

シャフトの重量は「ELYTE MINI」ドライバーが64g、「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバーが64gで同じです。

「ELYTE」の3W(VENTUS GREEN 50 for Callaway(S))は320gです。

シャフトは以下のもので比較しています。

キャロウェイ「ELYTE MINI」ドライバー:TENSEI GREEN 60 for Callaway(S)

キャロウェイ「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバー:TENSEI RED TM50 (’22)(S)

シャフトトルク

シャフトトルクは同じです。

「ELYTE MINI」ドライバーは4.4、「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバーは4.4となっています。

シャフトトルクとは、一言でいえば手の動きとの連動性の度合いです。このトルクが小さいほど、手の動きに対してヘッドが敏感に反応します。逆にトルクが大きいほど、手の動きに対してヘッドの動きが鈍感になります。よく、トルクとはクルマのハンドルの遊びのようなものと言われます。要するに、自分の手がちょっと動いたらヘッドも敏感に反応するのか、ちょっとぐらい動いてもヘッドが反応しないのかということです。

シャフト調子

シャフト調子は「ELYTE MINI」ドライバーは中調子、「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバーも中調子となっています。

中調子は、タメも作りやすく、ヘッドもある程度走る万人向けのセッティングといえます。

シャフトの調子は、キックポイントとも呼ばれます。大きく分けて3種類あり「先調子(ロー)」、「中調子(ミドル)」、「元調子(ハイ)」があります。

先調子は、シャフトの先端側にキックポイントが設定されているシャフトです。しなるポイントがヘッドに近いため、ヘッドが走りやすくボールがつかまりやすい。ボールをつかまえたい、打ち出し角を高くしたいというゴルファーには先調子がおすすめと言われます。
元調子は、キックポイントがシャフトの手元側に設定されているシャフトです。切り返しで手元側がしなることでタメが作りやすいが、その分ボールはつかまりにくいと言われます。ボールを叩くパワーのあるゴルファーには元調子がおすすめと言われます。
中調子は、キックポイントがシャフトのちょうど中央付近に設定されているシャフトです。先調子と元調子の中間的な性能です。タメも作りやすく、ヘッドもある程度走ります。中調子は安定感があり、万人向けと言われます。

先中調子は、先端側よりやや中央寄りにキックポイントを設定していて、先調子と中調子の中間的性能を持ったシャフトです。
中元調子は、手元側よりやや中央寄りにキックポイントを設定していて、中調子と元調子の中間的性能を持つシャフトです。

バランス

バランスは少し違います。

「ELYTE MINI」ドライバーはD2、「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバーはD3です。

ヘッドを重く感じるのは、「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバーの方と言えそうです。

バランスとは、スウィングウェートとも呼ばれます。スイングした時に感じるヘッドの重さを数値に表した指標です。クラブ全体の重さに対して、ヘッドの重さの比率を示すもので、A1が最もヘッドが軽く、E9が最もヘッドが重い。一般的なゴルフクラブでは、D0からD4までの設定になっています。感覚としてよく、D1は軽くD4は重いと表現されたりします。

まとめ ~「「ELYTE MINI」ドライバーと「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバー~

「ELYTE MINI」ドライバーと「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバーの違いをまとめてみました。

私見ですが、カタログからわかるいくつか比較のポイントをまとめてみました。

「ELYTE MINI」ドライバー 「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバー
特徴

最新の「Ai10x FACE」を搭載し、弾道を最適に補正する「コントロールポイント」を大幅に増加。ミスヒットへの寛容性が向上しています。

幅広いレベルのプレーヤーに向けて、戦略的なプレーをサポートするユニークな立ち位置のミニサイズモデルのドライバー。

ライ角 57度で同じ 57度で同じ
クラブ重量 328gで4g重い 324gで4g軽い
シャフトトルク 4.4で同じ 4.4で同じ
バランス D2で相対的にヘッドを軽く感じる D3で相対的にヘッドを重く感じる

以上のような特徴です。

以上、「ELYTE MINI」ドライバーと「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI」ドライバーの違いをまとめてみました。

似通ったカタログスペックですが、「ELYTE MINI」ドライバーの方が見た目は少し小ぶりになります。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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