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【ドライバー編】オノフ「AKA(アカ)」と2021年「KURO(クロ)」の違いを比較解説【ONOFF】

ゴルフクラブ・ギア

「オノフ ドライバー AKA」は、2022年3月25日発売です。

AKAシリーズはやさしさ重視のモデルです。今回の特徴はどこで打ってもまっすぐ飛ばせる「全芯主義」。「全芯ヘッド」×「クロス バランス テクノロジー」が生み出す最速ボールスピードで自由自在にまっすぐ飛ばせるドライバーです。

一方で、オノフは2021年9月4日にKUROシリーズを発売しています。

オノフの中では、KUROシリーズはアスリートモデルとなります。「KURO」最大の特徴は、「重ヘッド」×「クロス バランス テクノロジー」が生み出す最速ボールスピードで飛距離アップを可能とします。

今回は、オノフ「AKA(アカ)」と「KURO(クロ)」を比較してみたいと思います。

クラブを購入される際に参考になれば幸いです。

「AKA」と「KURO」ドライバーの特徴をご紹介

オノフ「AKA」の売りとなる特徴とは

「AKA」の主な特徴をご紹介します。

今回の「AKA」ドライバーの大きな特徴は以下の2つです。

・全てが芯の高慣性モーメントヘッド
・クロスバランステクノロジー

全てが芯の高慣性モーメントヘッド

どこで打ってもまっすぐ飛ばせる「全芯主義。」が今回の大きな特徴です。

オノフAKA史上最大飛距離と寛容性を実現するために開発された全芯ヘッドです。

オノフ「AKA」ドライバーの「クロスバランステクノロジー」

もう一つの特徴は「クロスバランステクノロジー」です

ヘッドとグリップエンドに3つ交換式ウェイトが搭載されておりウェイトが共用できます。それぞれのウェイトを付け替えることができる構造になっています。

「KURO」にも搭載されていますが少し違います。「AKA」は初期設定でヘッドウェイトに8g、グリップエンドに3gの計11gのウエイトが配置されています。「KURO」は合計19gが配置されています。

ヘッドとグリップ共通のウエイトスクリューを専用レンチで、交換することでヘッド重量だけでなく、グリップ側重量も調整できる独自のクロス バランス テクノロジー。バランスを簡単にカスタムできる今までにない調整システム。別売のウエイトスクリューでよりそれぞれのゴルファーに最適なパフォーマンスをもたらすカスタムが可能となりました。

(出典:オノフ公式HPより)

オノフ「KURO」の売りとなる特徴とは

次に「KURO」の主な特徴をご紹介します。

大きな特徴は以下の2つです。

・ボールスピードを追求した重ヘッド
・クロスバランステクノロジー

ボールスピードを追求した重ヘッド

重いヘッドとクロスバランステクノロジーの組み合わせで、振りにくさを軽減し、ヘッドスピードをアップを実現します。

インパクト時の衝突エネルギー効率を高め、ボールスピードをアップする重ヘッド設計を採用。さらに、スイングバランスを調整できる独自のクロスバランステクノロジーで、重ヘッドにありがちな振りにくさを軽減。振りやすさを最適化したクラブでヘッドスピードもアップ。飛ばすための2つのスピードアップが生み出す、最速ボールスピードで新次元の飛距離性能を実現しました。

オノフ「KURO」ドライバーの「クロスバランステクノロジー」

オノフ「KURO」にも「クロスバランステクノロジー」が搭載されています。

「AKA」同様、ヘッドとグリップエンドに3つ交換式ウェイトが搭載されており、ウェイトが共用でき、それぞれのウェイトを付け替えることができる構造になっているものです。

「AKA」よりも使用するウエイトが重く、初期設定で「AKA」が計11gに対し「KURO」は計19gとなっています。

(出典:オノフ公式HPより)

オノフ「AKA」ドライバーと「KURO」ドライバーの比較

クラブのコンセプト

オノフ「AKA」ドライバーと「KURO」ドライバーは以下のようなコンセプトとなっています。

オノフ「AKA」ドライバー

全芯主義。自由自裁、やさしさを究めたAKA。

オノフ「KURO」ドライバー

重量初速重視主義。飛びを極め、振りやすさを究めたKURO。

オノフ「AKA」ドライバーはやさしさ重視、「KURO」ドライバーは最速ボールスピードを追求しています。

デザイン比較

ソール側のデザイン比較

まずオノフ「AKA」ドライバーはこのようなデザインです。

出典:オノフ公式HP

赤を基調としたデザインです。基本デザインは先発の「KURO」と似ています。

「AKA」の前作からさらに洗練された印象です。

そして、次にオノフ「KURO」ドライバーです。

出典:オノフ公式HP

黄色と黒を基調としたデザインです。

次に上から見たヘッドの形状を見てみましょう。

上から見たヘッドの形状

まずはオノフ「AKA」ドライバーから、

出典:オノフ公式HP

「AKA」ということで赤いラインが入っています。

そしてオノフ「KURO」ドライバーです。

出典:オノフ公式HP

こちらは真っ黒です。クラシックな雰囲気があります。

オノフ「AKA」ドライバーと「KURO」ドライバーのスペックを比較

さて次にオノフ「AKA」ドライバーと「KURO」ドライバーのスペックを比較してみます。

単純化するためにロフト角「10.5」もの同士で比較します。

項目  「AKA」ドライバー 「KURO」ドライバー
ロフト角(°) 10.5,11.5 9.5,10.5
ライ角(°) 61 57
ヘッド体積(cc) 460 460
クラブ長さ(インチ) 45.5 45.5
クラブ重さ(g) 296(SR) 302(S)
シャフト重さ(g) 49(SR) 49(S)
シャフトトルク 5.2  4.2
シャフト調子  先中調子  中調子
バランス  D0.5  D1

ロフト角

ロフト角は、オノフ「AKA」ドライバーは10.5と11.5度とオノフ「KURO」ドライバーは9.5度と10.5度が用意されています。

両者ともライ角、ロフト角、フェース角の調整ができます。

ライ角

ライ角は違いがあります。

オノフ「AKA」ドライバーが61度でアップライト、「KURO」ドライバーが57度なのでフラットライトです。

ライ角の基本に従うとオノフ「AKA」ドライバーはフック軌道になりやすい。「KURO」ドライバーはスライス軌道になりやすいということになります。

アスリートモデルのKUROは相対的にスライス軌道になりやすい設定です。

ライ角とは、クラブのソールが水平になるように置いた時に、シャフトの中心線と水平な地面とが成す角のことです。この角度が大きくシャフトが立っている状態のことを「アップライト」、角度が小さくシャフトが寝た状態のことを「フラット」といいます。ライ角がアップライト(角度が大きい)であると一般的にボールがフック軌道になりやすい。また、フラットライト(角度が小さい)であるとボールがスライス軌道になりやすいという特性があります。

クラブの重さ

クラブの重量はオノフ「AKA」ドライバーは296g、オノフ「KURO」ドライバーは302gです。

オノフ「AKA」の方が6g軽いです。

シャフトの重量を見てみますとオノフ「AKA」ドライバーは49g、オノフ「KURO」ドライバーも49gとなっています。シャフト重量は同じですが、総重量は「KURO」の方が重く、重ヘッドのオノフ「KURO」の特徴がわかります。

シャフトは以下のもので比較しています。

オノフ「AKA」:MP-522D(SR)

オノフ「KURO」:622D(S)

オノフ「KURO」はフレックス(S)の設定のみです。

ヘッドとシャフトの重さはバランスにも関係してきます。バランスの部分でご紹介しますが、オノフ「AKA」ドライバーはD0.5、「KURO」ドライバーがD1となっています。

シャフトトルク

シャフトトルクは違いがあります。

オノフ「AKA」ドライバーは5.2、「KURO」ドライバーは4.2となっています。

オノフ「AKA」は安定性が高く、「KURO」ドライバーは操作性が高い、ということが言えそうです。

シャフトトルクとは、一言でいえば手の動きとの連動性の度合いです。このトルクが小さいほど、手の動きに対してヘッドが敏感に反応します。逆にトルクが大きいほど、手の動きに対してヘッドの動きが鈍感になります。よく、トルクとはクルマのハンドルの遊びのようなものと言われます。要するに、自分の手がちょっと動いたらヘッドも敏感に反応するのか、ちょっとぐらい動いてもヘッドが反応しないのかということです。

シャフト調子

シャフト調子はオノフ「AKA」ドライバーは先中調子、「KURO」ドライバーは中調子となっています。

オノフ「AKA」ドライバーは先中調子です。万人向けの中調子からややヘッドが走りやすくボールがつかまりやすいセッティングです。

オノフ「KURO」ドライバーは中調子です。タメが作りやすく、ヘッドも走るという万人向けのセッティングです。

シャフトの調子は、キックポイントとも呼ばれます。大きく分けて3種類あり「先調子(ロー)」、「中調子(ミドル)」、「元調子(ハイ)」があります。

先調子は、シャフトの先端側にキックポイントが設定されているシャフトです。しなるポイントがヘッドに近いため、ヘッドが走りやすくボールがつかまりやすい。ボールをつかまえたい、打ち出し角を高くしたいというゴルファーには先調子がおすすめと言われます。
元調子は、キックポイントがシャフトの手元側に設定されているシャフトです。切り返しで手元側がしなることでタメが作りやすいが、その分ボールはつかまりにくいと言われます。ボールを叩くパワーのあるゴルファーには元調子がおすすめと言われます。
中調子は、キックポイントがシャフトのちょうど中央付近に設定されているシャフトです。先調子と元調子の中間的な性能です。タメも作りやすく、ヘッドもある程度走ります。中調子は安定感があり、万人向けと言われます。

先中調子は、先端側よりやや中央寄りにキックポイントを設定していて、先調子と中調子の中間的性能を持ったシャフトです。
中元調子は、手元側よりやや中央寄りにキックポイントを設定していて、中調子と元調子の中間的性能を持つシャフトです。

バランス

バランスはオノフ「AKA」ドライバーはD0.5、「KURO」ドライバーはD1となっています。

オノフ「KURO」ドライバーの方がややヘッドを重く感じるということになります。

振ったときにヘッドを重く感じる、ヘッドが効いている感じがするのはオノフ「KURO」ドライバーの方と言えそうです。

バランスとは、スウィングウェートとも呼ばれます。スイングした時に感じるヘッドの重さを数値に表した指標です。クラブ全体の重さに対して、ヘッドの重さの比率を示すもので、A1が最もヘッドが軽く、E9が最もヘッドが重い。一般的なゴルフクラブでは、D0からD4までの設定になっています。感覚としてよく、D1は軽くD4は重いと表現されたりします。一般的にヘッドが重い方が飛距離が出るが振り切りにくい。

まとめ ~オノフ「AKA」ドライバーと「KURO」ドライバー~

オノフ「AKA」ドライバーと「KURO」ドライバーの違いをまとめてみます。

私見ですが、カタログからわかるいくつか比較のポイントをまとめてみました。

・オノフ「AKA」ドライバーは「全芯ヘッド」×「クロス バランス テクノロジー」で飛距離とやさしさを両立

・オノフ「KURO」ドライバーは「重ヘッド」×「クロス バランス テクノロジー」が生み出す最速ボールスピードで飛距離アップ

ライ角はオノフ「AKA」は61度でアップライトフック軌道になりやすい、一方「KURO」ドライバーは57度でフラットライトであり、スライス軌道になりやすいセッティング。

・シャフト重量は49gで同じだが、クラブの重量はオノフ「AKA」ドライバーの方が6g軽い。

操作性、安定性の指標であるシャフトトルクは「AKA」ドライバーは5.2で安定性重視。オノフ「KURO」ドライバーは4.2で操作性が高い。

以上のような特徴ですが、実際に打ってみて自分に合っているかどうか、クラブを気に入るかどうかということが最も大切ですね。

以上、オノフ「AKA」ドライバーと「KURO」ドライバーの違いをまとめてみました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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