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【ドライバー編】「B3 DD」と「ST-X 220」の違いを比較解説【ブリヂストンvsミズノ】

ゴルフクラブ・ギア

ブリヂストンは、「一人ひとりに最適なインパクト」と「一人ひとりに最高の飛び」を追求したゴルフクラブBシリーズから『B3 DRIVER』を2022年7月29日に発売します。

第三の「B」。コンセプトは「軽さで飛ばす」。

「B3」は新設計カーボンモノコックボディにより軽量化と高機能化を両立したモデルとです。

今回の「B3」は、『SD』と『DD』の2種類です。

・『SD』(ストレートドライブ)。軽いのにブレない。慣性モーメント を最大化しながらも軽量で振りきれる。
・『DD』(ドロードライブ)。軽いのにつかまる。重心アングルを最大化し、しっかりつかまりながら軽量で振りきれる。

また、3種類のシャフトもラインアップし、フィッティングの幅を拡大しています。

「B」シリーズ先行の「B1」「B2」は、2021年9月17日に発売です。ブリヂストンは「Bシリーズ」の発売によりブランドを一新しています。

一方で、ミズノは、2022年3月11日に新しいSTシリーズ「ST-X 220ドライバー」と「ST-Z 220ドライバー」を発売しています。

今回も前作と同じく、ST-Xドライバーはつかまり、ST-Zドライバーは直進性が特徴のモデルとなっています。

【ドライバー比較】ミズノ「ST-X 220」と「ST-Z 220」ドライバーの違いをやさしく簡単に解説

高初速×低スピンのSTシリーズ、さらに安定性が向上したとの情報ですが、どのようなテクノロジーが使われているのでしょうか。

今回は、「B3 DD」ドライバーと「ST-X 220」ドライバーの2モデルを比較してみます。

クラブを購入される際に参考になれば幸いです。

「B3 DD」ドライバーの特徴をご紹介

「B3 DD」ドライバーの特徴をご紹介します。

大きな特徴は以下の2つです。

・カーボンモノコックボディ(カーボン一体構造)
・パワースリット
他にも以下のような多くの特徴を備えています。「B1」「B2」と共通のものもあります。
・ニューサスペンションコア
・ブーストパワーテクノロジー
・パワーミーリング

カーボンモノコックボディ(カーボン一体構造)

「B3」独自設計です。

今回の最大の特徴「カーボンモノコックボディ(カーボン一体構造)」です。

フルカーボンボディ構造にすることで、従来品対比で約2倍となる約40gの余剰重量を生み出すことに成功

その余剰重量を最適配置してます。

「DD」はヒール側に配置してつかまりによさを向上させています。
一方、「SD」は後方へ配置しています。

パワースリット

こちらも「B3」独自の特徴となります。

専用のフェース構造となります。

ニューサスペンションコア

ニューサスペンションコアは「B1」と「B2」にも搭載されています。

要約すると以下のとおりです。

①構造が進化…衝撃吸収と強度保持のための部品を内部にいれました。

②素材が進化…アルミからチタンへ変更になりました。

③フェースが進化…フェースのに薄肉化により軽量化しました。

ブーストパワーテクノロジー

ブーストパワーテクノロジーは高初速・高打出しを実現します。

「B1」「B2」にも搭載されています。

パワーミーリング

オフセンターヒット(芯を外して打った場合)のミスに強い構造です。

「B1」「B2」にも搭載されています。

(出典:ブリヂストンゴルフ公式HPより)

「ST-X 220」ドライバーの特徴をご紹介

「ST-X 220」ドライバーの主な特徴をご紹介します。

今回の特徴は以下の5つです。

・高初速素材 フォージドβチタンを採用
・反発性能をより高めた コアテックフェース

・つかまりの良さを追求した スクエアストライクデザイン
・ウエーブテクノロジーソール
・ハーモニックインパクトテクノロジー

高初速素材 フォージドβチタンを採用。

フェース素材は特殊なチタン合金です。

反発性能をより高めた コアテックフェース

反発性能アップのテクノロジーです。

つかまりの良さを追求した スクエアストライクデザイン

「スイートエリアの拡大」と「ヘッドの返しやすさ」の両立です。

ウエーブテクノロジーソール&ハーモニックインパクトテクノロジー

「ウエーブテクノロジーソール」はたわみ量を増大させて初速をアップさせます。「ハーモニックインパクトテクノロジー」でウッドにも心地よい打球音・打感を追求しています。

(出典:ミズノ公式HPより)

「B3 DD」ドライバーと「ST-X 220」ドライバーの比較

クラブのコンセプト

「B3 DD」ドライバーと「ST-X 220」ドライバーは以下のようなコンセプトとなっています。

「B3 DD」ドライバー

軽量設計でスピードUP
ドローで大きく飛ばせる

「ST-X 220」ドライバー

高初速×低スピンのSTシリーズ、
さらに安定性が向上しました。

「B3 DD」ドライバーは、つかまりのよい設計と今回の特徴である軽さを強調しています。

一方、「ST-X 220」ドライバーは、高初速と低スピンのコンセプトを受け継いでいます。

デザイン比較

ソール側のデザイン比較

まず「B3 DD」ドライバーはこのようなデザインです。

出典:ブリヂストンゴルフ公式HP

黒を基調としたデザインに「B」、赤のラインがあります。カーボンモノコックで全体的に少し丸みを帯びたデザインになったように見えます。

そして、「ST-X 220」ドライバーはこのようなデザインです。

出典:ミズノ公式HP

黒をベースに青のライン。ミズノらしいドライバーのデザインです。

次に上から見たヘッドの形状を見てみましょう。

上から見たヘッドの形状

まずは「B3 DD」ドライバーから、

出典:ブリヂストンゴルフ公式HP

黒に赤のラインがあります。シンプルなデザインです。

そして「ST-X 220」ドライバーです。

出典:ミズノ公式HP

黒を基調とした、スッキリしたデザインです。ミズノのマークがポイントです。

「B3 DD」ドライバーと「ST-X 220」ドライバーのスペックを比較

「B3 DD」ドライバーと「ST-X 220」ドライバーのスペックを比較してみましょう。

複数数値がある場合は、ロフト角「10.5」、シャフトの硬さは「SR」のもの同士で比較します。

項目  「B3 DD」ドライバー 「ST-X 220」ドライバー
ロフト角(°) 9.5,10.5 10.5±2
ライ角(°) 59 59
ヘッド体積(cc) 460 460
クラブ長さ(インチ) 45.75 45.5
クラブ重さ(g) 280(SR) 298(SR)
シャフト重さ(g) 43(SR) 53(SR)
シャフトトルク 8.1 5.4
シャフト調子 中調子 中調子
バランス D2 D3

ロフト角

ロフト角は、「B3 DD」ドライバーは9.5度、10.5度、「ST-X 220」ドライバーは10.5度が用意されています。両者とも調整機能があります。

ライ角

ライ角は同じです。

「B3 DD」ドライバーは59度、「ST-X 220」ドライバーも59度です。

両者とも近年のドライバーで多く採用されているライ角です。

ライ角とは、クラブのソールが水平になるように置いた時に、シャフトの中心線と水平な地面とが成す角のことです。この角度が大きくシャフトが立っている状態のことを「アップライト」、角度が小さくシャフトが寝た状態のことを「フラット」といいます。ライ角がアップライト(角度が大きい)であると一般的にボールがフック軌道になりやすい。また、フラットライト(角度が小さい)であるとボールがスライス軌道になりやすいという特性があります。

クラブの重さ

クラブの重量は「B3 DD」ドライバーは280g、「ST-X 220」ドライバーは298gです。

「B3 DD」ドライバーの方が18g軽いです。

シャフトの重量を見てみますと、「B3 DD」ドライバーが43g、「ST-X 220」ドライバーは53gとなっており、シャフトは「B3 DD」ドライバーが10g軽いです。

ご参考に軽量モデルの重量は以下の通りです。
・ゼクシオ12(R)282g 
・ローグST MAX FAST(SR)277g
・タイトリストTSi1(SR)271g

シャフトは以下のもので比較しています。

ブリヂストン「B3 DD」ドライバー:TENSEI BS Red 40 (SR)

ミズノ「ST-X 220」ドライバー:TOUR AD GM D(SR)

ヘッドとシャフトの重さはバランスにも関係してきます。バランスの部分でご紹介しますが、「B3 DD」ドライバーがD2、「ST-X 220」ドライバーはD3となっています。

シャフトトルク

シャフトトルクは違いがあります。

「B3 DD」ドライバーは8.1、「ST-X 220」ドライバーは5.4となっています。

「B3 DD」ドライバーの方が大きな値です。

つまり、相対的に「B3 DD」ドライバーの方が、手を動かしてもヘッドはブレにくいため安定性が高くミスに強い、「ST-X 220」ドライバーの方が、少し手を動かすとヘッドが敏感に反応するため操作性が高い、ということになります。

8.1というのはかなり大きな数値です。安定性高めのゼクシオ12(R)でも6.6です。

シャフトトルクとは、一言でいえば手の動きとの連動性の度合いです。このトルクが小さいほど、手の動きに対してヘッドが敏感に反応します。逆にトルクが大きいほど、手の動きに対してヘッドの動きが鈍感になります。よく、トルクとはクルマのハンドルの遊びのようなものと言われます。要するに、自分の手がちょっと動いたらヘッドも敏感に反応するのか、ちょっとぐらい動いてもヘッドが反応しないのかということです。

シャフト調子

シャフト調子は「B3 DD」ドライバー、「ST-X 220」ドライバーともに中調子となっています。タメも作りやすく、ヘッドもある程度走る万人向けのセッティングといえます。

シャフトの調子は、キックポイントとも呼ばれます。大きく分けて3種類あり「先調子(ロー)」、「中調子(ミドル)」、「元調子(ハイ)」があります。

先調子は、シャフトの先端側にキックポイントが設定されているシャフトです。しなるポイントがヘッドに近いため、ヘッドが走りやすくボールがつかまりやすい。ボールをつかまえたい、打ち出し角を高くしたいというゴルファーには先調子がおすすめと言われます。
元調子は、キックポイントがシャフトの手元側に設定されているシャフトです。切り返しで手元側がしなることでタメが作りやすいが、その分ボールはつかまりにくいと言われます。ボールを叩くパワーのあるゴルファーには元調子がおすすめと言われます。
中調子は、キックポイントがシャフトのちょうど中央付近に設定されているシャフトです。先調子と元調子の中間的な性能です。タメも作りやすく、ヘッドもある程度走ります。中調子は安定感があり、万人向けと言われます。

先中調子は、先端側よりやや中央寄りにキックポイントを設定していて、先調子と中調子の中間的性能を持ったシャフトです。
中元調子は、手元側よりやや中央寄りにキックポイントを設定していて、中調子と元調子の中間的性能を持つシャフトです。

バランス

バランスは違いがあります。

「B3 DD」ドライバーはD2、「ST-X 220」ドライバーはD3となっています。

「ST-X 220」ドライバーの方がヘッドを重く感じるということになります。ヘッドが効いている感じがするのは「ST-X 220ドライバーの方と言えそうです。

バランスとは、スウィングウェートとも呼ばれます。スイングした時に感じるヘッドの重さを数値に表した指標です。クラブ全体の重さに対して、ヘッドの重さの比率を示すもので、A1が最もヘッドが軽く、E9が最もヘッドが重い。一般的なゴルフクラブでは、D0からD4までの設定になっています。感覚としてよく、D1は軽くD4は重いと表現されたりします。

まとめ ~「B3 DD」ドライバーと「ST-X 220」ドライバー~

「B3 DD」ドライバーと「ST-X 220」ドライバーの違いをまとめてみました。

私見ですが、カタログからわかるいくつか比較のポイントをまとめてみました。

・「B3 DD」ドライバーは独自設計カーボンモノコックで重量配分を最適化。軽量設計とドローで大きく飛ばす。

・「ST-X 220」ドライバーは「フォージドβチタン」、「コアテックフェース」、「スクエアストライクデザイン」などのテクノロジーを採用し、初速アップと安定性を向上。

ライ角は「B3 DD」ドライバーは59度、「ST-X 220」ドライバーも59度で同じ。

・クラブの総重量は、「B3 DD」ドライバーの方が18g軽い。シャフト重量は「B3 DD」ドライバーの方が10g軽い。

シャフトトルクは「B3 DD」ドライバーは8.1で相対的に安定性が高い傾向、「ST-X 220」ドライバーは5.4で相対的に操作性が高い傾向。

・バランスは、「B3 DD」ドライバーはD2、「ST-X 220」ドライバーはD3で、「ST-X 220」の方がヘッドを重く感じる。

以上のような特徴です。

実際に試打して違いを確かめてみたいですね。

以上、「B3 DD」ドライバーと「ST-X 220」ドライバーの違いをまとめてみました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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