キャロウェイから三角ネックのパター「オデッセイTRI-BEAMパター」が発売しました。
発売日は2023年4月28日です。
(2023年9月22日発売の追加4モデルはこちらで紹介しています。)
プロツアーなどで使用されていて目にしている方も多いはず。
今回はオデッセイ「TRI-BEAMパター」6種類をご紹介します。
「TRI-BEAMパター」の最大の特徴は、トライアングル形のホーゼル。
従来よりもヘッドの広い範囲に繋がって支えるスタイルにより、芯を外した時のヘッドのブレに強いモデルとなっています。
TRI-BEAMパターは6種類がラインナップされています。
2023年9月22日発売の追加4モデルはこちらで紹介しています。
ヘッドの種類 | 形状 | 特徴 |
#1 | ![]() |
コンベンショナル(伝統的)なブレード |
#2 | ![]() |
フランジ(ヘッド背面の張り出し)部分が直線的な造形 |
6M | ![]() |
ブレードヘッドの後端を丸く延長 |
#7 | ![]() |
ツノ型のブレード |
DOUBLE WIDE | ![]() |
幅広いブレード |
DOUBLE WIDE CS | ![]() |
センターシャフトの幅広いブレード |
それぞれの形状の特徴をご紹介します。
パターを購入される際に参考になれば幸いです。
TRI-BEAMパターの種類
6種類のブレードについて紹介します。
カタログスペック
カタログスペックは以下のとおりです。
モデル | #1 | #2 | 6M | #7 | DOUBLE WIDE | DOUBLE WIDE CS |
---|---|---|---|---|---|---|
ロフト角(°) | 3.0 | |||||
ライ角(°) | 70.0 | |||||
長さ (インチ) | 33,34 | |||||
グリップ(重さ) | ODYSSEY Pistol ブルー/ブラック グリップ (約76g) | |||||
ヘッド素材 | ステンレススチール | ステンレススチール/ アルミニウムソールプレート | ||||
インサート | ホワイト・ホットインサート | |||||
ソールウェイト | 約15g×2 | 約10g×2 | 約15g×2 | 約10g×2 |
出典:キャロウェイ公式HP
ブレードの形状
#1
コンベンショナル(伝統的)なブレード
#2
フランジ(ヘッド背面の張り出し)部分が直線的な造形
ヘッドの後ろの部分が#1よりも少しシャープです。
6M
ブレードヘッドの後端を丸く延長
いわゆるかまぼこ型のブレードです。
#7
ツノ型のブレード
DOUBLE WIDE
幅広いブレード
DOUBLE WIDE CS
センターシャフトの幅広いブレード
センターシャフトといっても真ん中から少し端に寄っています。
TRI-BEAMパターの特徴
TRI-BEAMパターの特徴を紹介します。
ヘッドをより広い範囲で支える新形状、ラケットホーゼル
トライアングル形状のホーゼルにより、ミスヒットに強いモデルとなっています。
「TRI-BEAMパター」の最大の特徴は、新しい形状のホーゼルです。名前にあるBEAMとは、建物において上からの荷重を支えている梁(はり)のこと。「TRI-BEAMパター」では、ホーゼルがトライアングル形状となり、ラケットホーゼルと名づけられました。従来よりもヘッドの広い範囲に繋がって支えるスタイルにより、「TRI-BEAMパター」はオフセンターヒット時のヘッドのブレに強いモデルとなっています。これは、テニスラケットを例にするとわかりやすく、フェース部分とグリップ部分の間のシャフトが、シングルのものよりも2本に分かれているもののほうが、スイートスポットを外したときもフェース面のねじれが少なく、ボールをコントロールしやすいと言われています。
従来のクランクホーゼルと変わらない重量
ネックを太くすると重くなりそうなイメージですが重量は従来モデルと変わりません。
ラケットホーゼルは、ヘッドの重心位置が上がることのないよう、通常のクランクホーゼルと変わらない重量でつくられています。また、トライアングルのヒール側は垂直でストレートに立ち上げられているため、違和感なく構えられることができます。
ソールのウェイトで高慣性モーメント&低・浅重心
ソール側にウエイトを搭載しています。ヘッドタイプにより重さが違います。
ソールでは、フェース寄りのトウ・ヒール部に約15g(6M,DOUBLE WIDE,DOUBLE WIDE CSは約10g)のウェイトを配置しているため、「TRI-BEAMパター」のヘッドは高い慣性モーメントを実現。安定したストロークを可能にするだけでなく、ラケットホーゼルとともにオフセンターヒット時のヘッドのブレも軽減します。加えて、低重心+浅重心化も図られていることで、ボールスピードのコントロールと、スクエアインパクトをしやすいヘッドになっています。
フェースにはホワイト・ホット インサートを搭載
フェースはオデッセイのホワイト・ホット インサートです。
「TRI-BEAMパター」には、オデッセイの象徴的存在、ホワイト・ホット インサートを搭載しました。ボールのカバーと同じ素材を使用していることで、インパクトでのボールとの相性が良く、ソフトでありながらしっかりと反発する性能を実現。心地良い打球感、打球音、安定したボールの打ち出しと転がりで、登場以来、20年以上のときを超えても、ツアーにおける信頼度や人気は変わっていません。これまで世界中で多くの勝利を積み重ね、現在もその記録を伸ばしつづけています。
すべてにSTROKE LABシャフト
途中まで赤いシャフトが標準装備です。
「TRI-BEAMパター」は、6つのヘッドラインアップとなっています。いずれも、STROKE LABシャフトが装着されています。
まとめ~TRI-BEAMパター~
TRI-BEAMパターの特徴は以下のとおりです。
・ヘッドは6種類
・トライアングル形状のホーゼルでミスヒットに強い
・高慣性モーメント+浅重心
・重量は従来品と同等
高慣性モーメントかつミスヒットに強いモデルです。
以上、三角ネックのオデッセイ「TRI-BEAMパター」をご紹介しました。
パター選びの参考になれば幸いです。
【2023】「TPトラスパター(TP TRUSS 23)」の選び方!7種類を比較
【クリーブランド】「HB ソフト ミルド」パター5種類の選び方・特徴を比較