本サイトのコンテンツには広告及び商品プロモーションが含まれています。

【ゴルフコラム】ゼクシオはなぜ売れているのか?その理由とは?【人気の秘密はこれか!】

ゴルフコラム

日本で最も売れているクラブは?と聞かれれば「ゼクシオ」と答えるゴルファーは多いでしょう。

また、日本を代表するゴルフクラブはと聞かれれば、やはり「ゼクシオ」と答えるゴルファーも多数です。

今回は、ゼクシオはなぜそんなにも売れているのかについてご紹介します。

日本一売れるゴルフクラブ「ゼクシオ」

「ゼクシオは日本で最も売れているクラブ」は果たして事実でしょうか?

ここでダンロップを展開する住友ゴム工業のプレスをご紹介します。

 

2018年9月26日
ゼクシオシリーズ、メーカー出荷累計2000万本を達成

ダンロップの住友ゴム工業(株)が展開するゴルフクラブ「ゼクシオシリーズ」は、メーカー出荷本数で累計2000万本を達成しました。

XXIO 2000万本突破 ゼクシオ フォージド ゼクシオ ゼクシオ プライム
 当社は2000年に初代「ゼクシオ」発売して以来18年にわたり、「ゼクシオ」、「ゼクシオ プライム」、「ゼクシオ フォージド」などのゼクシオシリーズを展開してきました。シリーズ累計のメーカー出荷本数は2018年7月末に2,021万本に上り、時間で表すと30秒あたり1本売れた計算になります。現在では韓国、米国をはじめ世界中のゴルファーに愛されて、日本を含む世界44か国と地域で展開しており、海外での売り上げは5割近くに上ります。

ちょっと古いですが、2018年9月の時点で累2,000万本の売上を達成しています。30秒あたり1本売れた計算というのも、どんな意味があるか深く考えず、何かとてつもなくすごそうです。

別のプレスを見てみます。

2019年03月07日

ゼクシオ テン」ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド、アイアンが 2018年国内年間店頭販売数量・金額シェアNo.1! ~平成で最も売れたクラブが、平成最後の年間シェアNo.1を獲得~

住友ゴム工業(株)が展開する「ゼクシオ テン」ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド、アイアンが、2018年国内年間店頭販売数量・金額でシェアNo.1を獲得しました。またあわせて「ゼクシオ」シリーズとしてもウッド・アイアンの合計販売金額でシェアNo.1となり、初代モデル発売の2000年以来、19年連続No.1となりました。

2000年の発売以来、19年間連続NO.1です。

ゼクシオは、日本一売れているクラブと言って間違いないです。

では、なぜNo.1になれたのか、その人気の理由を調べてみます。

ゼクシオが人気の理由

理由1 日本のメーカー

ゼクシオを展開するのは住友ゴム工業の「ダンロップ」です。

日本のメーカーです。

ダンロップと言えば、タイヤのイメージが強いかもしれません。

ダンロップは初めからゴルフクラブを製造していたわけではありません。

最初は、キャロウェイの販売代理店をしていました。

しかし、それが突如契約終了となりダンロップは窮地に立たされ、自社でゴルフクラブを開発するに至りました。

窮地からの大逆転。それが「ゼクシオ」なのです。

このあたりの経緯を深く知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

【ゴルフコラム】日本人のためのクラブ「ゼクシオ」の歴史【No.1になれた理由とは】

当時の住友ゴム工業のリリースを見ますと会社の覚悟、力の入れ方が読み取れます。

ちなみにゼクシオの名前の由来は、21世紀を切り開く革新的なゴルフギアの新ブランド誕生を訴求して、「XXIO」の意味は「XXI」:ローマ数字読みで21=21世紀、「O」:ONのOで突き進むの意味で、合わせて21世紀に突き進むブランドであることを表しているそうです。

理由2 徹底した日本人向け設計

膨大な日本人ゴルファーのデータに基づいた設計です。

徹底して日本のアベレージゴルファーのデータを取り、彼らに合う性質を追求しているのです。

そのため、クラブの形状、スイートエリア、シャフトのキックポイントなど、すべてにおいて、多くの日本人ゴルファーが「打ちやすい」と感じるような設計となっています。

日本においても人気がある海外ブランドのテーラーメイド、キャロウェイなどは、基本設計やコンセプトは海外のゴルファーに合わせています。

シャフトの長さなどは日本仕様に変更して販売されていますが、そもそものベース設計が日本人向けにはなっていないのです。

理由3 開発リソースの投入

昔、車がカローラ全盛の時代に、「トヨタのカローラはどんな高級車よりも高級だ」という人がいました。

この意味するところは、全世界で売れているカローラは莫大な開発費を投入して製造されている。だから、莫大な開発リソースを投入しているという意味で、カローラはどんな高級車よりも高級だという意味です。

ですから、「カローラは本来、価格以上にいい車ですが、それが割安に買えてしまうのだ」ということです。

売れている物にはさらに多くのリソースが投入され、どんどん性能が良くなっていく。

このような法則は確かにあると思います。

ゼクシオも同じことが言えます。

NO.1売れているクラブには相応の開発リソースが投入されています。

ですから、本来の価格以上の性能を持つクラブを割安に使えているということが言えます。

ゼクシオが人気の理由まとめ

ゼクシオの人気の理由は、一言でいえば、

日本のメーカーが莫大な開発費を投入して作成した日本人向けのクラブであることです。

そのため、世間一般で言われるような「打ちやすさ」があるわけです。

ゼクシオは「飛び」、「打ちやすさ」、「爽快な打球音」という初代から継承される特長に加えて、MADE IN JAPANの安定した高品質、自社シャフト生産によるクラブトータルでの完成度の高さにより、長年にわたって多くのユーザーの支持をいただいてきました。

ダンロップもこう自負しています。

多くの日本人が使いやすいと感じるわけですから、ある意味売れて当然であったわけです。

以上、今回はゼクシオが人気である理由をご紹介しました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

【ドライバー編】ダンロップ ゼクシオ12(トゥエルブ)とゼクシオ11(イレブン)との違いを比較解説【飛びの翼とは?】

【アイアン編】ゼクシオ12(トゥエロブ)とゼクシオ11(イレブン)アイアンの違いを比較解説【たわみで初速アップ】

【ドライバー編】新ゼクシオエックス(2021年モデル)と前作(2019年モデル)との違いを比較解説【エックスも飛びの翼】

【ダンロップ2021年モデル】ゼクシオエックスとゼクシオ12の違いを比較解説【ドライバー・アイアン】

【ゴルフクラブ】ゼクシオとスリクソンの違い【ゼクシオイレブン(11)とスリクソンZ785で比較】