ゴルフショップで試打を続けてわかったメリット4つ
今回は、下手ながらも、ゴルフショップで試打を続けてわかったメリットについて紹介します。
自分としても、スイングに全く自信はありません。
スライス傾向で右に曲がって大変です。
公の場で披露するのもはばかられます。
しかし、新しいクラブを打ってみたいという興味で、たくさん試打をしてきました。
ゴルフショップに行けば、最新クラブをタダで試せる、スイングデータがわかる。
こんなにお得なサービスはないと思っています。
そして、ゴルフ上達の近道と言えます。
数々のゴルフショップへ足を運び、試打をしてきた経験から「スイングに自信がない人ほどゴルフクラブ試打をすべき」という結論に至りました。
今回は、その根拠や試打のメリット・デメリットについて考えます
試打へ行くべき理由(メリット)
試打には以下のメリットがあることに気づきました。
・スイングのデータがとれる
・店員さんのスイングのアドバイスが聞ける
・人前で打つプレッシャーに慣れる
では、具体的に説明します。
クラブの違いがわかるようになる
ゴルフクラブの違いが分かるようになります。
これは試打の一番のメリットだと思います。
普段自分のクラブしか打ってませんから他のクラブとの比較できません。
試打に行けばそれが可能です。
例えばドライバー試打に行くと
「今日は自分のクラブを持ってきていますか?」
と聞かれます。
自分のクラブとの比較もできます。
ゴルフクラブなんて結局どれも同じじゃない?結局は腕前でしょう?と思う方ほど試打をして打ち比べてみることをおすすめします。
ゴルフクラブはどれも同じようですが、全然違います。
重さ、バランス、シャフトの硬さ、打感。
全然違うことがわかります。
あなたも違いのわかるゴルファーになれます。
スイングのデータがとれる
自分のスイングのデータが取れることもメリットです。
自分のスイングがどうなってるか客観的に見れます。
そしてスイングの課題が見えてきます。
上達へのよい機会です。
普段打ちっぱなしで打球を見ていても実際スイングがどうなっているのか知る機会は少ないです。
試打であれば、最新の弾道測定機によるデータ計測ができます。
データ項目が何を意味してるのか事前に知っておきたい方は基本用語まとめましたのでこちらの記事をどうぞ。画面付きで解説しています。
2、3球打って何がわかるのかという意見もあるかもしれませんが、今の弾道測定器の力を侮ってはいけません。
数球であなたのスイングは解析済みです。
現にミズノでは、3球ですべてがわかるフィッテングを実施しています。
無料で受けられます。
店員さんのスイングのアドバイスが聞ける
店員さんの方のアドバイスが聞けるというのもメリットだと考えています。
スイングのデータからあなたに合ったクラブを選んでくれます。
またベテランのフィッターの方だとスイングのアドバイスもしてくれます。
店員さんはティーチングプロでもなんでもないでしょう?アドバイスはあてにならない。
と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、何人ものスイングを見ている。そしてゴルフクラブを知り尽くしているという意味ではプロです。
実際、1球見ただけで「スライスがでるでしょう?」と見破られることはしばしばです。
そして、「右ひじを体に近づける」とか、「右に打ち出すつもり」でと具体的にアドバイスをしてくれます。
その通り打つとデータが明らかに改善することもありました。
もちろん店員さんやフィッターの方の言われることは十人十色、人により違います。
反面、いろんな人のいろんな意見が聞けるというのは面白いです。
その道のプロですから、傾聴に値するものだと思います。
ある試打では、熱心なフィッターの方と、ゴルフクラブでスライスを矯正するということを試したことがありました。
その記事も良かったらどうぞ。
人前で打つプレッシャーに慣れる
試打をすると人前で打つというプレッシャーに慣れます。
ゴルフは心のスポーツでもあります。
試打は数球でデータを取るため、できるだけうまく打とうという意識が強く働きます。
そして、フィッターの方も近くで見ています。時にはギャラリーがいることもあります。
そのため人が見ている場面でのプレッシャーに強くなることができます。
しかし、ゴルフのラウンドと試打は全然場面が違うという意見もあると思います。
確かに前は壁ですし、ゴルフ場でもなくラウンドとも全く状況は違います。失敗したところでどうということもないです。
ただ、試打でうまく打てないようなら、おそらくラウンドでもうまく打てないです。
人前で打つプレッシャーに弱くて、うまく打てないという方は、それを乗り越える良い訓練の機会としてみてはいかがでしょう。
プレッシャーに強くなれます。
買わないのに試打をしてもいいのか
最後に「買わないのに試打に行ってもいいのか」ということを思う方も時々いらっしゃるのでこの点について触れておきたいと思います。
結論として全然問題ないです。
お店側としても、試打をしてほしいのです。
それが商売です。
突然、10万もするクラブを「買いませんか?」と言っても売れません。
まずは試打をしてもらって「どうですか?」と。
そして感触がよいようなら「見積もり出しましょうか?」と。
高価な商品はいきなりは売れないで段階的に進めていって売る、そういう営業テクニックなのです。
安心して試打をしましょう。
もちろん気に入ったら購入もありです。
私も試打の末にアイアンを購入しました。
試打のメリットまとめ
試打のメリットと、スイングに自信がない人ほどクラブの試打へ行くべきということについて書いてみました。
メリットのまとめは以下のとおりです。
・クラブの違いがわかるようになる
・スイングのデータがとれる
・店員さんのスイングのアドバイスが聞ける
・人前で打つプレッシャーに慣れる
下手なスイングで固まってしまう「下手固め」にならないためにも人の話に耳を傾けることは大切です。
試打をしてみて、いろいろな人の意見に耳を傾けてみませんか。
そうすればいろいろな情報に触れて「どうやらこっちが正しそうだ」と正しい上達の道へ進むことができると思います。
練習場の試打会にいってみるのもおすすめです。こちらの記事では試打会の流れなどを説明してます。
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