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【ドライバー編】「マジェスティロイヤル」と「ゼクシオ13」の違いを比較解説【マジェスティとダンロップ】

ゴルフクラブ・ギア

マジェスティゴルフは、飛ばしの絶頂期へ「MAJESTY Royale(マジェスティロイヤル)」を2025 年 3 月 7 日に発売しました。

NEWマジェスティ ロイヤルは目標に対して構えやすいスクエアフェースでありながらも、ショットパフォーマンスはドロー弾道を実現する「スクエアドローシェイプ」を採用。さらに、フェースには「ハイペリオン チタン」を使用。よりフェースを薄く軽量化することが可能になり、更なる飛距離アップを実現しました。

今までマジェスティを手にしたことがないゴルファーの方々にもゴルフ人生で最も飛ばせる快感を提供します。

一方で、ダンロップ「ゼクシオ13」ドライバーは、2023年12月9日に発売です。

今回の特徴は、ボールを大きく跳ね返す新テクノロジー「BiFLEX FACE(バイフレックスフェース)」。従来モデル比較で高初速エリアが25%拡大し大きな飛びを実現。

また、ヘッド挙動を安定させて打点のバラつきを抑えるテクノロジー「アクティブウィング」が進化。突起部分は2段式の形状となり、空力性能が向上しています。

アイアン比較はこちらで紹介しています。

【アイアン編】「ゼクシオ13」と「ゼクシオ12」の違いを比較解説

兄弟モデルの「ゼクシオエックス」の比較はこちら。

【ドライバー編】「ゼクシオエックス」2023年モデルと2021年モデル比較

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【ドライバー試打】「ゼクシオ13」「ゼクシオエックス」ドライバーの試打レビュー・感想

【ゴルフ女子】「ゼクシオ13」「ゼクシオエックス」ドライバーの試打レビュー・感想

今回は、「マジェスティロイヤル」ドライバーと「ゼクシオ13」ドライバーの2モデルを比較してみます。

クラブを購入される際に参考になれば幸いです。

「マジェスティロイヤル」ドライバーの特徴

「マジェスティロイヤル」ドライバーの主な特徴は以下の4つで

・スクエアドローシェイプ
・ハイペリオン チタンフェース
・マルチレイヤーハイドロークラッチウェイト
・360 度 パワーフレーム

スクエアドローシェイプ

目標に対して構えやすいスクエアフェースでありながらも、ショットパフォーマンスはドロー弾道を実現しています。

ハイペリオン チタンフェース

ゴルフクラブのために開発された高級希少素材である「ハイペリオン チタン」をフェース面に採用。素材自体の反発性能が高いため、有効反発エリアを拡大することが可能になりました。また、高強度のため、薄肉化できて軽量化も実現しています。

マルチレイヤーハイドロークラッチウェイト

つかまりの良さと安定性を高めるクラッチウェイトを高弾道ドローバイアスのポジションに配置したことで、低重心化に加えて重心角も大幅に改善しました。それにより、スクエアフェースにしても今まで以上のつかまりの良さを実現しています。

360 度 パワーフレーム

フェースインサートの周囲にもフェース同様に偏肉厚(リブ構造)にすることで、軽量ヘッドの難点である本体の剛性を保ちつつ、打音・打感の改善と軽量化を実現しました。また、フェース外周部の加工は反発エリアを広げるカップフェースのような効果があります。

(出典:マジェスティゴルフ公式HPより)

「ゼクシオ13」ドライバーの特徴

「ゼクシオ13」ドライバーの主な特徴は以下の4つです。

BiFLEX FACE(バイフレックス フェース)
New ActivWing(ニューアクティブウィング)
サウンドリブ設計
リバウンドフレーム

順番にご紹介します。

BiFLEX FACE(バイフレックス フェース)

芯を広げる技術。従来比ゼクシオ13は125%、エックスは143%拡大しています。

打点位置によるインパクトを徹底科学。
フェースのトウサイドからヒールサイドにかけて、外周部の剛性を最適化。
センターからオフセンターショット時のたわみを大きくすることで
高初速エリアを拡大させる新開発テクノロジー。

New ActivWing(ニューアクティブウィング)

空力性能をさらに向上させています。

ダウンスイング前半の空力をコントロールすることでヘッド挙動を安定させるテクノロジーがパワーアップ。2段式の新たな翼がヘッドのさらなる安定化を実現。

サウンドリブ設計

気持ちよく飛ばすための良い打球音です。

デジタルシミュレーションによりサウンドを徹底追求。
サウンドリブ設計により、どこに当たってもゼクシオならではの心地良い打球音を実現。

リバウンドフレーム

たわみによりボールスピードが大きく向上します。

たわむエリアをより軟らかく、支点となるエリアをより硬く、交互に配置した4層構造。
「BiFLEX FACE」との相乗効果によりボールスピードが大きく向上。

(出典:ダンロップ公式HPより)

「マジェスティロイヤル」ドライバーと「ゼクシオ13」ドライバーの比較

クラブのコンセプト比較

「マジェスティロイヤル」ドライバー

飛ばしの絶頂期へ

「ゼクシオ13」ドライバー

“新”技術「BiFLEX FACE」と
“進”化技術 New「ActivWing」が
“芯”を捉える驚異の飛びを実現したゼクシオ 13 ドライバー。

「マジェスティロイヤル」ドライバーは、飛ばしを強調しています。

「ゼクシオ13」ドライバーは、“芯”の拡大と空力性の向上による飛びが特徴です。

デザイン比較

ソール側のデザイン比較

「マジェスティロイヤル」ドライバーはこのようなデザインです。

マジェスティというと金色のイメージですが、今回のロイヤルは黒の引き締まったデザインです。

「ゼクシオ13」ドライバーはこのようなデザインです。

前作と比べてシャープなデザインで少し落ちついた色合いです。

上から見たヘッドの形状

「マジェスティロイヤル」ドライバーです。

高級感のある青のグラデーションと黒のデザインです。

「ゼクシオ13」ドライバーです。

大きな特徴として、アクティブウイングが2段形状になりました。

「マジェスティロイヤル」ドライバーと「ゼクシオ13」ドライバーのスペックを比較

「マジェスティロイヤル」ドライバーと「ゼクシオ13」ドライバーのスペックを比較してみましょう。

複数数値がある場合は、ロフト角「10.5」、シャフトの硬さは「R」のもの同士で比較します。

項目  「マジェスティロイヤル」ドライバー 「ゼクシオ13」ドライバー
ロフト角(°) 9.5,10.5,11.5 9.5,10.5,11.5
ライ角(°) 60 59
ヘッド体積(cc) 460 460
クラブ長さ(インチ) 45.75 45.5
クラブ重さ(g) 276(R) 281(R)
シャフト重さ(g) 42(R) 35(R)
シャフトトルク 5.1 6.7
シャフト調子 全体しなり 中調子
バランス D1 D3

ロフト角

ロフト角は、「マジェスティロイヤル」ドライバーは9.5度、10.5度、11.5度、「ゼクシオ13」ドライバーも9.5度、10.5度、11.5度が用意されています。

ライ角

ライ角は少し違います。

「マジェスティロイヤル」ドライバーは60度、「ゼクシオ13」ドライバーは59度です。

「マジェスティロイヤル」ドライバーは相対的にフック軌道になりやすく、「ゼクシオ13」ドライバーは相対的にスライス軌道になりやすいと言えます。

ライ角とは、クラブのソールが水平になるように置いた時に、シャフトの中心線と水平な地面とが成す角のことです。この角度が大きくシャフトが立っている状態のことを「アップライト」、角度が小さくシャフトが寝た状態のことを「フラット」といいます。ライ角がアップライト(角度が大きい)であると一般的にボールがフック軌道になりやすい。また、フラットライト(角度が小さい)であるとボールがスライス軌道になりやすいという特性があります。

クラブの重さ

クラブの重量は「マジェスティロイヤル」ドライバーは276g、「ゼクシオ13」ドライバーは281gです。

クラブ重量は「マジェスティロイヤル」ドライバーの方が5g軽いです。

シャフトの重さは、「マジェスティロイヤル」ドライバーは42g、「ゼクシオ13」ドライバーは35gで、マジェスティロイヤル」ドライバーの方が7g重いです

シャフトは以下のもので比較しています。

マジェスティロイヤル」:MJ Royale LV560B (R)

ダンロップ「ゼクシオ13」:MP1300 カーボンシャフト(R)

シャフトトルク

シャフトトルクは少し違います。

「マジェスティロイヤル」ドライバーは5.1、「ゼクシオ13」ドライバーは6.7です。

相対的に「マジェスティロイヤル」ドライバーの方が操作性が高い、「ゼクシオ13」ドライバーの方が安定性が高い、ということになります。

シャフトトルクとは、一言でいえば手の動きとの連動性の度合いです。このトルクが小さいほど、手の動きに対してヘッドが敏感に反応します。逆にトルクが大きいほど、手の動きに対してヘッドの動きが鈍感になります。よく、トルクとはクルマのハンドルの遊びのようなものと言われます。要するに、自分の手がちょっと動いたらヘッドも敏感に反応するのか、ちょっとぐらい動いてもヘッドが反応しないのかということです。

シャフト調子

シャフト調子は「ゼクシオ13」ドライバーは「全体しなり」、「ゼクシオ13」ドライバーは中調子となっています。

「マジェスティロイヤル」は全体しなりと記載があります。

中調子は、タメも作りやすくヘッドもある程度走る万人向けのセッティングといえます。

シャフトの調子は、キックポイントとも呼ばれます。大きく分けて3種類あり「先調子(ロー)」、「中調子(ミドル)」、「元調子(ハイ)」があります。

先調子は、シャフトの先端側にキックポイントが設定されているシャフトです。しなるポイントがヘッドに近いため、ヘッドが走りやすくボールがつかまりやすい。ボールをつかまえたい、打ち出し角を高くしたいというゴルファーには先調子がおすすめと言われます。
元調子は、キックポイントがシャフトの手元側に設定されているシャフトです。切り返しで手元側がしなることでタメが作りやすいが、その分ボールはつかまりにくいと言われます。ボールを叩くパワーのあるゴルファーには元調子がおすすめと言われます。
中調子は、キックポイントがシャフトのちょうど中央付近に設定されているシャフトです。先調子と元調子の中間的な性能です。タメも作りやすく、ヘッドもある程度走ります。中調子は安定感があり、万人向けと言われます。

先中調子は、先端側よりやや中央寄りにキックポイントを設定していて、先調子と中調子の中間的性能を持ったシャフトです。
中元調子は、手元側よりやや中央寄りにキックポイントを設定していて、中調子と元調子の中間的性能を持つシャフトです。

バランス

バランスは違いがあります。

「マジェスティロイヤル」ドライバーはD1、「ゼクシオ13」ドライバーはD3です。

ヘッドを重く感じるのは、「ゼクシオ13」ドライバーの方と言えそうです。

バランスとは、スウィングウェートとも呼ばれます。スイングした時に感じるヘッドの重さを数値に表した指標です。クラブ全体の重さに対して、ヘッドの重さの比率を示すもので、A1が最もヘッドが軽く、E9が最もヘッドが重い。一般的なゴルフクラブでは、D0からD4までの設定になっています。感覚としてよく、D1は軽くD4は重いと表現されたりします。

まとめ ~「マジェスティロイヤル」ドライバーと「ゼクシオ13」ドライバー~

「マジェスティロイヤル」ドライバーと「ゼクシオ13」ドライバーの違いをまとめてみました。

私見ですが、カタログからわかるいくつか比較のポイントをまとめてみました。

「マジェスティロイヤル」ドライバー 「ゼクシオ13」ドライバー
特徴

スクエアフェースでありながらも、ショットパフォーマンスはドロー弾道を実現する「スクエアドローシェイプ」。「ハイペリオン チタン」でよりフェースを薄く軽量化することが可能になり、更なる飛距離アップを実現。

「BiFLEX FACE(バイフレックスフェース)」で高初速エリアが125%拡大し大きな飛びを実現。2段式の形状に「アクティブウィング」が進化し空力性能が向上。

ライ角 60度で相対的にフック軌道 59度で相対的にスライス軌道
クラブ重量 276gで5g重い 281gで5g重い
シャフトトルク 5.1で操作性が高い 6.7で安定性が高い
バランス D1でヘッドを軽く感じる D3でヘッドを重く感じる

以上のような特徴です。

以上、「マジェスティロイヤル」ドライバーと「ゼクシオ13」ドライバーの違いをまとめてみました。

飛ばしの絶頂期の性能、ぜひ試してみたいですね

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ここまでお読みいただきありがとうございました。

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